豊岡のここに注目じゃ!「海外に羽ばたく『コウノトリ育むお米』」
玄武岩の玄さんが堅いテーマも柔らかーく解説
〔市広報 2020年3月号(2月25日発行号)から〕
給食で食べている「コウノトリ育むお米」が、海外でも食べられているって本当?
そうじゃ。4年前から輸出が始まって、米国、シンガポール、香港、オーストラリア、アラブ首長国連邦のドバイ、それに台湾でも食たべられているんじゃ。
へぇ〜。どんな人が食べているの?
農薬を使わない『無農薬タイプ』のお米は安心できると言って買う人が多いのう。米国やオーストラリアの高級日本食レストランや、ドバイのリゾートホテルでは、シェフに気に入られて料理に使われておるぞ。
世界中のシェフが認めるくらいおいしいってことだね。
おいしさだけじゃあないぞ。「コウノトリ育くむお米」は「コウノトリも住める環境」をつくるお米じゃ。絶滅した野生動物を復活させるために米作りを変えるなんて、普通はしないようなコトを、豊岡ではやっておる。そこに感動してこのお米を気に入った人も多いんじゃよ。
じゃあ世界中にコウノトリのことが知られるようになったら、もっとこのお米が気に入ってもらえるね。
そうじゃな。コウノトリのためにも、いろんな人にお腹いっぱい食べてもらいたいのう。
日本ではいっぱい食べられているんでしょ?
そうなんじゃが、いま日本ではお米を食べる量が減っておる。50年程前には、一人が1年で100キログラムくらい食べておったんじゃが、今ではその半分じゃ。それに日本では、人口が減り続けておる。
そっか! だから海外の人にもお米を食べてもらいたいんだね。コウノトリも、もっと暮らせるようになるし。
おっ、いいところに気付いたのう。豊岡の風景を守もるためにも、豊岡の人にも海外の人にも「コウノトリ育くむお米」を食べてもらえたらうれしいのう。
注:子どもさん用に、振り仮名を振ってある広報版もあるぞ!
下部からダウンロードして読んでくんねぇな!
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