豊岡のここに注目じゃ!「日本語教室って?」
玄武岩の玄さんが堅いテーマも柔らかーく解説
〔市広報 平成29年7月号(6月25日発行号)から〕
玄さん、外国からうちのクラスに転校生が来たんだけど、日本語がうまく話せないの。良い方法はないかな?
そんなら「日本語教室」はどうじゃ? 日本語が話せんもんも結構おるしけぇ、勉強の手伝いをするために、教室を開いとるんじゃ。
そうなんだー。どんな人が勉強に来るの?
外国から来て日本人男性と結婚した女性が多いのぉ。最近は、日本に住んどる親に呼ばれて外国から来た、いわゆる「呼び寄せ」の子どもも増えてきておる。国籍もさまざまじゃ。フィリピン人やベトナム人…日本人もおるぞ!
え!?外国人だけじゃないの?
片方の親が日本人なら、生まれた子は日本国籍を取得できるでのぉ。じゃが、家族の会話は外国語を使っておったりして、日本語が話せるかどうかは国籍では決まらん。だしけぇ、豊岡市では「外国にルーツを持つ人」も支援しとるんじゃ。「日本語教室」はその一つじゃな。
市役所の職員さんが日本語を教えているの?
いやー。それができたらええんじゃがな…。今は、国際交流協会やNPO法人の人たちが日本語の先生をしとるんじゃ。市は団体に補助金を出して活動を支えとる。いろんなレベルの教室があって年間で延べ約2千人が勉強しとる。この春からは、母親を対象にした教室もオープンしたんじゃ!
たくさんの人が勉強してるんだね! そういえば、何で「日本語教室」を支援してるの?
そうじゃ、その話を忘れとった! 市が取り組んどる「多文化共生」という考え方を知っとるか?
聞いたことはあるけど、どういう考え方なの?
地域に暮らすみんなが、民族、文化、言葉などの「違い」を認め合い、支え合う関係を持って暮らしていくという考え方じゃ。言葉が通じんと不便だしけぇ、最低限「言葉の壁」だけでも取り除く必要があるんじゃ。
「日本語教室」のこと転校生に教えてあげよう! もっとコミュニケーションができるようになるといいなぁ。
注:子どもさん用に、振り仮名を振ってある広報版もあるぞ!
下部からダウンロードして読んでくんねぇな!
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。
このページに関する問合せ
行政管理部 秘書広報課 広報戦略係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9035 ファクス:0796-24-1004
問合せは専用フォームを利用してください。