豊岡のここに注目じゃ!「とよおかしはおかしのまち?」
玄武岩の玄さんが堅いテーマも柔らかーく解説
〔市広報 平成28年4月号(3月25日発行号)から〕
お菓子の神様が豊岡にいるって本当?
タジマモリノミコトのことじゃな。中嶋神社(豊岡市三宅)に祭られとるんじゃ。
タジマモリは何でお菓子の神様なの?
昔の書物によると、豊岡に住んでいたタジマモリは、ある時、垂仁天皇(すいにんてんのう)という偉い方の命令で、不老不死の果実「非時香果(ときじくのかぐのこのみ)」を常世の国(とこよのくに)と呼ばれる海の向こうにある国から持って帰って来たんじゃ。昔の人にとってのお菓子は果物(くだもの)のことだしけぇ、すごい果物を持って帰ったタジマモリはお菓子の神様になったんじゃ。
豊岡の人がすごい仕事をしたんだね。今でもその果物はあるのかな?
「非時香果」は今でいうミカンの親戚の「タチバナ」のことじゃ。冬でも枯れない葉っぱと、いい匂いがずっとするもんだで、むかしの人は不老不死になれると思ったんじゃな。ひな祭りの時にも人形の横に桜と一緒に飾られとるぞ。
中嶋神社に行ってみようかな?
毎年4月の第3日曜日に、中嶋神社で菓子祭が行われておるぞ。今年は4月17日(日曜日)じゃな。 全国の有名なお菓子屋さんがお参りに来るんじゃ。それに神美小学校の子たちがタジマモリの歌を奉納するんじゃ。
すごいね! 豊岡ってお菓子のまちなんだね。
お菓子の神様が祭られた神社があるのは全国でも貴重だで自慢できるぞ。タチバナを使ったり、テーマにしたお菓子を作っとるお菓子屋さんもおんなるしな。
菓子祭の前日の土曜日には豊岡駅通商店街を歩行者天国にして菓子祭前日祭が行われとる。市内外のお菓子屋さんが自慢のお菓子を販売したりするんじゃ。
豊岡青年会議所には、ゆるキャラ「たちばなくん」がおるし、タジマモリあげ隊は、高校生のスイーツコンテストを開催しとる。古い銀行を改装してできた豊岡1925は市内外のお菓子を宣伝しとるんじゃ。
豊岡市は「とよおかし」でお菓子のまちじゃな。
豊お菓子!?
ダジャレ!?
注:子どもさん用に、振り仮名を振ってある広報版もあるぞ!
下部からダウンロードして読んでくんねぇな!
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。
このページに関する問合せ
行政管理部 秘書広報課 広報戦略係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9035 ファクス:0796-24-1004
問合せは専用フォームを利用してください。