豊岡のここに注目じゃ！ 番外編「世界ジオパークがユネスコの正式事業に」
玄武岩の玄さんが堅いテーマも柔らかーく解説
〔市広報 平成28年1月号（12月25日発行号）から〕
11月17日（現地時間）、ユネスコ本部（フランス）で開催された第38回ユネスコ総会で、世界ジオパークネットワークの活動が、世界遺産と同じユネスコの正式事業になりました。世界ジオパークネットワークに加盟認定されていた33カ国120地域がユネスコ世界ジオパークになります。山陰海岸ジオパークは、国内で加盟認定されている8地域のうちの一つです。
玄さん、今月号で2回目の登場だね（笑）世界ジオパークのユネスコ正式事業決定おめでとう！ ジオパークのこと詳しく知りたいな。
豊岡市は岩使いが荒いのぉ。じゃが、ジオパークと聞いては黙っておれん！ ええか、ジオパークとは、自然を保護・保全しながら、教育・研究や観光資源として活用しとる地域なんじゃ。豊岡市内の見どころは、わしの顔の形である六角形の玄武岩で有名な玄武洞公園や、近畿地方で最も新しい火山である神鍋山、竹野のはさかり岩など、さまざまな場所があるぞ。
豊岡市ではそれらのジオパークの資源をどのように活用しているの？
例えば、玄武洞公園の青龍洞ライトアップや竹野海岸の美しさを体感できるカヌーなどで、観光につなげとるんじゃ。神鍋溶岩流の体験学習もあるぞ。
へぇー、何なんだかジオパークって身近に感んじるね！
そうじゃろ。豊岡市は全域がジオパークじゃ。だしけぇ、みんなが住んでいる場所をそれぞれが大切にせんとあっきゃぁへん。地域の自然や歴史、文化もジオパークの概念に含まれとるからのぉ。
歴史や文化もなんだね。もっと地域の伝統的な行事にも参加しなきゃね。
そう思ってもらえるとありがたいのぉ。これからより一層、ジオパークをみんなで盛り上げるぞ！
注：子どもさん用に、振り仮名を振ってある広報版もあるぞ！
下部からダウンロードして読んでくんねぇな！
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