【2022年6月27日】歩いて暮らすまちづくり「ワンデーワークショップ」を実施しました
一緒に歩いて地域に参加
2022年6月27日、中筋地区コミュニティセンターで「歩いて暮らすまちづくり・ワンデーワークショップ」が開催されました。
これは健康への関心を高め、地域での結びつきを強めることを目的として豊岡市が推進している「歩いて暮らすまちづくり」の一環です。
歩くことの効果・意義などの講話を受けた後、グループに分かれて地域を歩き、発見を地図に落とし込み発表します。
中筋地域の住民11人が参加しました。
歩くことで寿命がのびる
最初は、帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科の佐藤真治教授からの講話です。
- 1日に4千~5千歩を歩く人は、歩かない人に比べて死亡率が半分になるという研究結果がある。
- 歩き続けている人は社会参加の機会が増える。
- アプリ「とよおか歩子」のデータを分析すると、グループを作って歩いている人の方が、そうでない人より歩数が多い。
など、データを元に根拠を示しながらのお話でした。


中筋を歩く
参加者を三つのグループに分け、中筋地区をぶらぶらと歩きます。佐藤教授も一緒に参加です。特に目的地もルートも決めませんが、歩く中で次のような場所を見つけたら、地図に書き込んでいきます。
- 人と出会える
- 歴史と出会える
- 風景と出会える
- 水と出会える
グループのうち一つと一緒に歩きました。地域の郵便局の人に声を掛けたり、「昔はこの場所に小学校があったんだ」という話になったり。思いがけず、「砂防の父」赤木正雄さんの展示館を見せてもらったり。
ほんの1時間ほどでしたが、歩くうちに自然と話は弾み、いろいろな人や風景と出会うことができました。




歩いた仲間とグループワーク
見つけた場所は写真に撮りました。歩いた記憶をたどって地図に写真を貼り、紹介したいエピソードを付箋で貼っていきます。
写真にすると「きれいに見える」「普段見ている景色だけど、違う所みたい」と声があがりました。
グループ発表
写真やエピソードを入れて完成した地図を、順番に発表しました。
佐藤教授の講評
「日頃、住んでいるのに行ったことのない場所や新たな発見があったのではないでしょうか。
中筋は「水のまち」という印象を持ちました。例えば当たり前のように咲いている蓮の花は、水の流れがきれいなところでないと咲きません。
中筋を歩き、水の流れがきれい、人がいい、きれいなまち発見に感謝です。」
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