「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」 2022年度グッドデザイン賞を受賞
豊岡駅前の大開通りにあるシェア型図書館「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」(運営:一般社団法人ケアと暮らしの編集社/代表理事 守本陽一)が、グッドデザイン賞を受賞しました。
また、 2022年度グッドデザイン賞審査委員が選ぶ「私の選んだ一品」にも選出されました。「私の選んだ一品」は審査委員が選ぶ個人的なお気に入りや気になる受賞デザイン約90点を、 審査委員のコメントとともに紹介するグッドデザイン賞の人気企画です。
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。かたちのある無しに関わらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
だいかい文庫では、一箱本棚オーナーが月々定額料金で本棚をレンタルして地域の方に本の貸出しをする他、カフェの営業や福祉・ケア・医療などの相談も行っています。
図書館として気兼ねなく入ることができる空気を作りながら「人と地域福祉・医療との接点」にもなっている点が高く評価されました。
スタッフとして働く本田尚子さん(居場所の相談員)は「図書館としても相談の場としても、誰でも利用できるので気軽に立ち寄ってほしいです」と話しました。
本と暮らしのあるところ だいかい文庫
だいかい文庫は豊岡駅前の大開通りにある「シェア型の図書館/本屋」です。(入場無料)

だいかい文庫での過ごし方は自由で、人によってさまざまです。
食べ物の持ち込みOK、店内での会話OK、いい本がないか見て回るだけ・コーヒーを飲むだけでもOK。ゆっくり本を読むことができるスペースもあります。
店員は、だいかい文庫のスタッフや医者、アート関係者、新聞記者、学校の先生、学生など、さまざまな人がいます。


一杯ずつハンドドリップでいれるコーヒーなども販売

店内で出会った人と会話するのもOK

かかっている本は購入可能
一箱本棚オーナー
月額2,400円で、自分だけの本棚を持つことができる「一箱本棚オーナー」という制度があります。月々定額料金で本棚をレンタルし、地域の方に本を無料貸出しする仕組みです。地域の医療者・行政職員・アーティスト・学校の先生などのさまざまな人が一箱本棚オーナーになっています。
自分の好きな本や他の人に読んで欲しい本などを置くことがでます(パンフレットや作品など、本以外のものを置く場合は要相談)。
また、一箱本棚オーナーになった人は、だいかい文庫でお店番ができます。


居場所の相談所
「居場所」に関する相談や、この相談はどこにすればいいのだろう? こんな小さな悩みだけど聞いてくれるかな? などの疑問、暮らしの中のさまざまな悩みについて、相談員が話を聞いて一緒に考える相談所です。
本人の希望によって、他の医療福祉従事者に意見を聞いたり、連携機関を紹介することもできます。
- 日時
毎週土曜日 午後1時から午後2時(事前連絡で時間調整が可能) - 場所
だいかい文庫内の相談スペース - 相談員
守本陽一さん(医師/だいかい文庫館長)
本田尚子さん(メンタルケア心理士)

その他、だいかい文庫の利用方法や一箱本棚オーナー制度等の詳細、開館日などは、だいかい文庫のホームページを確認してください。
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このページに関する問合せ
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