2021「植村直己冒険賞」受賞者は阿部雅龍さん!
2021「植村直己冒険賞」の受賞者を発表しました!
白瀬ルートによる南極点単独徒歩到達に挑戦
2022年4月22日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で、2021「植村直己冒険賞」の記者発表を行いました。今回は2021年に日本人が挑んだ109件の冒険行の中から、明治時代の探検家白瀬矗(しらせのぶ)が目指したルートでの南極点単独徒歩到達に挑戦している阿部雅龍(あべまさたつ)さんが受賞されました。
東京での会見の様子は、豊岡市立府中小学校にも中継され、地元報道関係者からの取材にも応じました。
本賞の授賞式は2022年6月4日(土曜日)に日高文化体育館で行う予定です。冒険賞の授与の他、阿部さんの記念講演も行います。
阿部雅龍さんプロフィール
1982年生まれ。人力車阿部屋を営む。秋田県出身。秋田大学在校中の21歳から冒険活動を開始。単独・人力をテーマに世界を冒険する。人力での冒険距離は20,000km以上。南米自転車縦断(11,000km)、北米大陸ロッキー山脈縦貫トレイル踏破(5,400km)、乾季アマゾン川いかだ下り (2,000km)、カナダ北極圏徒歩(500km)、カナダ北極圏徒歩(750km)、グリーンランド北極圏歩行(1,200km)等々。全て人力単独行。2019年日本初メスナールートによる南極点単独徒歩到達(918km)を達成。同年3月板橋区民栄誉賞受賞。
著書 学校推薦図書『次の夢への一歩』角川書店
冒険概要
計画
「しらせルート」への挑戦は、2021年10月23日に羽田空港より出国し、アメリカを経由し、チリへ滞在後、2021年11月12日より大和雪原(やまとゆきはら)から約1,300kmに及ぶルートを、単独かつ人力で食料などを積んだソリを引き、飛行機投下による道中の食料補給を受けない形式(単独無補給徒歩)で、2022年1月16日に南極点到達を目指す計画。
- 期間
2021年10月23日(出国)から 2022年2月1日(チリ経由含む) - 行程
約1,300km - 手段
単独無補給徒歩(単独かつ人力で食料などを積んだソリを引き、飛行機投下による道中の食料補給を受けないこと) - 南極スケジュール
2021年11月12日 から 2022年1月16日 - しらせルート行程詳細
- 2021年11月12日
大和雪原スタート580km 35日間
注:16.5km/日 棚氷歩き(クレバス地帯) - 2021年12月17日
南極横断山脈超え 取り付き 100km10日間
注:10km/日 標高100mから鞍部の高度3200mまで上げる
注:クレバス多数 別名:デビルズボールフロア(悪魔の舞踏場) - 2021年12月27日
南極横断山脈越え終了
最終行程530km20日間徒歩再開
注:26.5km/日 - 2022年1月16日
南極点到達
総行程66日間 直線距離1,210km
人類未踏白瀬ルートによる南極点単独徒歩達成
- 2021年11月12日
実績
- 2021年11月18日 11時09分
大和雪原をスタート - 2022年1月11日
約780km、高度1027m地点にて、一時撤退
南緯85度26分、西経165度50分 - 2022年2月14日
2022年11月、撤退地点からの再チャレンジを発表
注:いずれも日本時間
豊岡市立府中小学校より
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