【2022年5月2日】豊岡市出身の画家・造形作家の稲葉 猛さんに紺綬褒章伝達

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ページ番号1021552  更新日 令和4年5月6日

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写真:受章した稲葉猛さん
受章した稲葉猛さん(写真左)

 2022年5月2日、豊岡市但東町出身の画家・造形作家の稲葉 猛(いなば たけし)さんに、紺綬褒章をお渡ししました。稲葉さんはフランス在住で、パリの空き缶を使った作品で注目されています。
 

受賞の経緯

 2018年に、稲葉さんがヨーロッパに滞在して50年を迎えたことをきっかけに、豊岡市立美術館で個展を開催しました。稲葉さんは2018年7月、出品作の中から14点を豊岡市に寄贈され、公益のために私財を寄付した人に授与される紺綬褒章の対象となりました。2020年に国から預かった褒章を、市からお渡しする予定でしたが、新型コロナの感染拡大のため、日本への帰国が叶わず延期に。2022年5月2日、受賞から3年越しの伝達式となりました。

 

写真:稲葉 猛さんと関貫市長
稲葉 猛さん(左)と関貫市長(右)

稲葉さんプロフィール

 1943 年、兵庫県出石郡合橋村唐川(現:兵庫県豊岡市但東町)に生まれる。 
 兵庫県立出石高等学校を卒業後、美術を学ぶため上京し、武蔵野美術大学でデッサンと油彩画を学ぶ。1968年、デンマークに移住して住み込みの仕事をしながら油彩の制作に励む。後にフランスの地方やノルウェーを経てパリへ移住し、現在はパリの西郊外ピュトー市に在住している。住む場所や環境が変化する中で自然と作風や使用材料が変化していき、現在のアルミ缶を用いた作品へと繋がる。

 

 

写真:寄贈された作品の一つ
寄贈された作品の一つ「souvenir d'été」

受賞歴

  • 1988年 パリ 第4回 日本人会アーティストクラブ ビエンナーレ ジュンク賞
  • 1990年 パリ 第5回 日本人会アーティストクラブ ビエンナーレ リューシュ賞
  • 1992年 ダマリ・レ・リス 現代芸術展 審査委員特別賞
  • 1993年 パリ 第6回 日本人会アーティストクラブ ビエンナーレ 日本航空賞
  • 1996年 ダマリ・レ・リス 現代芸術展 A.E.R.A.T.賞
  • 2000年 パリ 第8回 日本人会アーティストクラブ ビエンナーレ 大賞
  • 2010年 ピュトー サロン・ドートンヌ・ド・ラ・シャルプ ピュト―市賞

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