Vol.6 陳 正岩さん(中国出身)

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ページ番号1023632  更新日 令和4年8月25日

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陳 正岩さん

スイカを持つ陳さん

思わぬ事態で日本での生活がスタート

 実は私は日本に住むとは思っていませんでした。私は食品関係や車、パソコンなどを販売する会社を友達と共同経営し、日本人の妻と息子の3人で、中国で暮らしていました。
 妻は中国の日本企業で働いていて、年に数回、日本へ出張がありました。ある時、妻が出張で日本に行きました。息子が母親のことを思い出し、泣き出すので、母親に会わせるため、2〜3日の滞在予定で訪日しました。息子は母親に会えて、とても幸せそうでした。しかし、新型コロナウイルスの影響で私たち家族は中国への帰国が困難になりました。しばらくしたら帰国できると思い、妻の実家で過ごすことにしました。1カ月が過ぎ、いつのまにか、半年、1年が過ぎてしまい、私の日本での生活がスタートすることになりました。
 妻は鞄関係の仕事をしていて、以前から日本に会社を作ったらという話がありました。豊岡市に妻の会社の取引先があったため、豊岡に会社を立ち上げることになり、私たち家族も昨年4月に移住しました。

イメージどおりの日本

 日本や豊岡に来て驚いていることは、まずは水道の水がおいしいこと、車が止まれのところできちんと止まることです。また、日役で草刈りなどがあれば、地域の人が率先して参加していることも感動しました。おそらく豊岡の皆さんは自分が住んでいる地域を自分の家のように思われているのだと思います。
 さらには、大人も子どもも挨拶することです。ある時、知らない人が「こんにちは」と言いました。私は自分に言われているのだとは思わなかったので、あたりを見回しました。でも、誰もいないので、私に言われているのだと気づき、慌てて挨拶をしました。
 全体を通して、日本はまちがきれいで、人はやさしく、礼儀正しく、私のイメージどおりの国です。思ってもみなかった日本での生活が始まっているので、将来どうなるかわかりませんが、日本での生活を毎日楽しんでいます。

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