Vol.1 マリア・サマノさん(フィリピン出身)

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ページ番号1018681  更新日 令和3年12月24日

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マリア・サマノさん

マリアさん

自分のルーツ探しの夫と共に来日

 主人が日系フィリピン人です。第2次世界大戦の混乱の中、主人の母はフィリピンに残された孤児でした。主人は自分のルーツを知るために来日しました。家族が一緒に住むことは大切なことなので、一緒に来日しました。

ダンスが得意

 13歳でフィリピンの民族舞踊であるアンパブリッシュフォークダンスを始めました。5カ月後のオーディションで1万人の中から最終選考5人に選ばれました。フィリピンで有名なダンスグループ「ラモン・オブサン・フォークロリック」に所属し、高校の4年間はダンスに明け暮れました。国賓やフィリピン文化を学ぶ学生や観光客の方々の前でパフォーマンスをしました。試験中でも依頼があれば、パフォーマンスをしました。世界ツアーのパフォーマンスに招待されましたが、私がまだ幼いという理由で母が許可せず、断念しました。

豊岡の人はおおらかで親切

 豊岡の印象は、人がおおらかで、親切であるということと、買い物したものを自転車のかごに置いたままにしていても、盗る人がいないということです。

家族仲よく暮らせて幸せ

 フィリピンでは仕事をしながら家事をしていました。両親が近くに住んでいなかったので、子どもが幼いときは本当に大変でした。来日して1年は、子どもたちはフィリピンで生活をしていました。病気だと聞いてもすぐにはフィリピンに帰ることができず、とても辛かったです。私の父は早くに亡くなり、母子家庭で金銭的な余裕がなく、とても苦労しました。贅沢はできませんが、今は家族全員で仲良く暮らしているので、とても幸せです。

(インタビュー:NPO法人にほんご豊岡あいうえお)

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このページに関する問合せ

くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 人権・多文化共生係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-0341 ファクス:0796-24-8114
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