Vol.3 宮村スチャーニーさん(タイ出身)

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ページ番号1018759  更新日 令和3年12月27日

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宮村スチャーニーさん

宮村さん

日本語教師の彼との結婚がきっかけで来日

 大学を卒業して、タイの語学教室の受付で働いていました。その教室では、職員は無料で授業が受けられ、ずっと勉強したかった日本語を受講しました。練習をもっとするため、別のクラスの日本語教師だった男性と話すことがありました。彼は分からないことを親切に説明してくれました。今、私が豊岡にいるのはそんな彼と出会い、結婚したからです。

結婚式参列者の服の色に戸惑う

 それは私の結婚式のことです。幸せな気持ちでいっぱいでしたが、結婚式に来た人はみんな黒い服を着ていました。タイで黒い服を着て、結婚式に出席することは、その結婚を祝福していないということになります。理由を聞いて、ここは日本なのだからと自分に言い聞かせたのを覚えています。
 また、日本ではあまり食事の時間に他人の家を訪問したりしません。一方、タイではたまたま食事の時間に訪問しても、ご飯を一緒に食べようと招き入れます。招かれた方も断らず、ご飯を食べます。もし声を掛けなかったら、思いやりがないと思われます。

日本には譲り合いの精神がある

 日本には譲り合いの精神があります。歩行者や車に道を譲ります。タイではわれ先にと行きます。また、クラクションの使い方も違います。タイでクラクションを鳴らしたら、早く行けという意味でけんかになります。日本では道を譲ってもらったりしたら「ありがとう」の意味でプッとします。最初は驚きましたが、今は良いことだなと思います。

来春、子どもが入園、いろいろと教えてください

 今、息子は4歳です。来年から保育園へ行きます。日常生活の中でタイの文化も触れさせています。2つの文化の中で育っているので、いじめられたりしないか心配です。また、私自身も保育園の先生ときちんと話ができるか、ママ友とうまくやっていけるかなど心配です。でも、豊岡の人は優しいので大丈夫だと思います。保育園で会ったら、いろいろ教えてください。

(インタビュー:NPO法人にほんご豊岡あいうえお)

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