Vol.4 マンディラ・サプコタさん(ネパール出身)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1021138  更新日 令和4年3月24日

印刷大きな文字で印刷

マンディラ・サプコタさん(ネパール出身)

写真:子どもの誕生日を祝う家族

従妹の弟の誘いをきっかけに来日

  従姉がすでに日本で生活をしていました。その従姉の弟から「姉がいるから一緒に日本に行かない?」と誘われましたが、急に日本に行くと言われても準備があるので、その時は断りました。しかし、その後、ビザ申請をして2015年に来日しました。
  神奈川県にある日本語学校で勉強し、18年に卒業しました。卒業後は日本で働こうと思っていたので、従姉が紹介してくれた京都の「貴船茶屋」で働きました。夏季限定だったため次の就職先を探し、城崎温泉旅館で働くことになりました。

日本ではだれもがルールを守る

  日本ではだれもがどんな時でもどんな場所でもルールを守ります。時間、交通ルール、電車を待つ時もきちんと並んでいます。新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のためかもしれませんが、乗車中もとても静かですし、ソーシャルディスタンスで座るように自然になっていると感じます。

入浴に関する習慣の違いに戸惑い

  昨夏、ネパールへ家族で帰りました。子どもの入浴の時のことです。日本では子どもを毎日お風呂に入れていましたが、ネパールではそうしなくてもよいと言われ、戸惑いました。ネパールでは赤ちゃんは寒がりだと思われているからです。
  また、親子が一緒に入浴することも驚きました。ネパールでは親子であっても一緒に入りません。もう一つ驚いたことは、他人同士でも一緒に入浴することで、とても勇気のいることでした。入浴場の前まで行き、Uターンすることもありました。でも、ある日、勇気を振り絞り、仕事の後、温泉に入りました。とても気持ちがよく、リラックスできました。

子どものために家ではネパール語? 日本語?

  私には2歳になる子どもがいます。保育園に行くようになり、日本語の中で生活をしています。夫もネパール出身のため、家ではネパール語で話します。子どもが保育園で日本語を聞いているので、家でも日本語を話した方がいいのかなと思ったりしています。
 

[にほんご豊岡あいうえおから]
  昨今の研究では、母親(父親)の愛情が一番表現できる言葉で子育てするのが良いと言われています。

(インタビュー:NPO法人にほんご豊岡あいうえお)

より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。

質問:このページの情報は役にたちましたか?
質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するご質問やご意見は、「このページに記載されている情報の担当課」までお問い合わせください

このページに関する問合せ

くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 人権・多文化共生係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-0341 ファクス:0796-24-8114
問合せは専用フォームを利用してください。