市長定例記者会見(平成22年3月1日)
日時
平成22年3月1日(月曜日) 午前11時15分~11時40分
場所
市政記者クラブ室
会見事項
- 「豊岡市水道お客さまセンター」開設
上下水道料金関連業務包括民間委託(資料1) - 信頼されるライフラインを目指して
第5次拡張事業 佐野浄水場竣工式(資料2、2-1) - 総合健康ゾーン健康増進施設完成
「ウェルストーク豊岡」の竣工式・オープニングイベント(資料3、3-1、3-2) - 「国際生物多様性年」の市の取組み
平成22年生物多様性関連事業予定(資料4)
質問・回答(発言記録要旨)
(1)「豊岡市水道お客さまセンター」開設 上下水道料金関連業務包括民間委託
Q1 コストの削減内容は、どのようなものですか。
A1 人件費の削減が一番大きいです。
Q2 何人の職員でしていた仕事が、民間委託されるのですか。
A2 現在は11人体制で業務を行っていますが、委託することによって、市職員6人減員になります。
(3)総合健康ゾーン健康増進施設完成 「ウェルストーク豊岡」の竣工式・オープニングイベント
Q1 「ウェルストーク豊岡」は、運営管理をする業者にすべて任せることになりますか。
A1 基本的に市の施設の運営をお任せするということですので、施設利用申込みや手続きなどは業者が担当します。市は、区長会の会議で利用を呼び掛けるなどのPRを行います。
Q2 「ウェルストーク豊岡」の運営管理業者は、PRをしていますか。
A2 新聞折込チラシを入れるなどのPRをしています。
(4)「国際生物多様性年」の市の取組み 平成22年生物多様性関連事業予定
Q1 今日、生物多様性条約(CBD)事務局のアフメッド・ジョグラフ事務局長が来訪されているということですが、豊岡市への関心はいかがですか。
A1 非常にびっくりされています。
過日、生物多様性条約(CBD)事務局長のジョグラフさんが国際会合で神戸に来られた時に会いに行き、豊岡市の概略を簡単に説明しましたところ、本市に大変関心を抱いていただきました。
今回は、東京大学が招かれたのですが、そこからわざわざ本市に来ていただくことになりました。
ジョグラフさんは、「経済との両立、環境経済戦略の具体例を知って、非常に参考になる」と話しておられました。それから、いろいろな人たち・機関が力を合わせてコウノトリの野生復帰に取り組んでいる姿にも、大変深い感銘を受けておられました。
「日本の代表的な事例として、COP10(コップテン:生物多様性条約第10回締約国会議)の中で大いにPRをしてほしい」と言われました。また、「CBD機関紙の中に、ぜひ豊岡の紹介の原稿を書いてほしい」というお話もいただきました。
Q2 参考になると言われていた環境経済戦略は、特にコウノトリ米などですか。
A2 京都大学大学院教授の大沼さんたちの研究成果なのですが、観光客増によるダイレクトな経済効果が毎年8億円、それから誘発効果がありますので、それを含めた経済波及効果が年間約10億円と評価されています。
ジョグラフさんは、コウノトリ米とこの経済効果にも大変関心を示しておられました。
ジョグラフさんは「今世界中で、環境と経済の激しい対立がある。それが一般的な姿である。そういった中で、環境を良くすることによって、経済が活性化するという環境経済の実例が現に豊岡にあるということを大変心強く思った」と話しておられました。
Q3 プログラムの4月26日の三井住友銀行生物多様性セミナーは、市の方から申し込まれたのですか。
A3 三井住友銀行の担当者が来られた時に、「市の情報発信がなかなか難しい」という話をしたところ、「名古屋市でCOP10がありますから、一緒に情報発信をしましょう」という申し出を受けました。テーマは何がいいだろうかと考えましたが、名古屋市では生物多様性に関する会議はいっぱい開かれますから、経済との関係をアピールしようと、環境経済をテーマにすることにしました。三井住友銀行も、そのテーマなら、セミナーへの参加を呼び掛けやすいということでした。
セミナーの第1回目は「豊岡市の紹介」です。その後は、建設業や観光分野の人たちが、生物多様性と経済活動は具体的にどのような関連があるか、実例を交えて発表することなどを考えています。
- (資料1)水道賦課徴収民間委託 (PDF 11.2KB)
- (資料2)佐野浄水場竣工式 (PDF 11.5KB)
- (資料2-1)佐野浄水場(浸せき式膜ろ過施設) (PDF 211.4KB)
- (資料3)ウェルストーク豊岡オープン (PDF 13.8KB)
- (資料3-1)ウェルストーク豊岡チラシ1 (PDF 351.2KB)
- (資料3-2)ウェルストーク豊岡チラシ2 (PDF 1.6MB)
- (資料4)生物多様性事業 (PDF 15.9KB)
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