市長定例記者会見(平成21年8月3日)

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ページ番号1003697  更新日 平成30年5月23日

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日時

平成21年8月3日(月曜日)午後2時15分~3時

場所

市政記者クラブ室

会見事項

  1. 第10回 日・韓・中環境創造型稲作技術国際会議について(資料1)
  2. 第30回兵庫神鍋高原マラソン全国大会の開催について(資料2)

依頼事項

豊岡市副市長候補者公募にかかる2次選考(面接)の取材に関するお願い

質問・回答(発言記録要旨)

〈依頼事項〉豊岡市副市長候補者公募にかかる2次選考(面接)の取材に関するお願い

Q1 応募者1,371人の論文を読まれていかがでしたか。
A1 論文は、1人2,000字、全部で270万字になり、大変申し訳なかったのですが、私が全部見ることはできませんでした。1,371人の論文を全部読んだのは、豊岡市副市長と教育長です。
 私は、全部の論文を読んでいないので、すべてについて講評することはできませんが、少なくとも自分で見た論文からは、かなりの意欲を感じました。論文はどうしても堅苦しい所が出てきますから、それに自分はこんなことをやってきたとか、こんな思いを持っているというのを入れると全体像が想像できます。
 豊岡市のまちづくりに対する共鳴・共感、そういったものは、皆さん全面に出ていたように思います。全体から伝わってくる感じは、豊岡市にかけてみたいという思いが溢れている方が多かったと思いました。
 本市に縁のある方もありますけれど、縁のない方の方が圧倒的に多く、人生の中の4年間の貴重な時間を、場合によっては今の職を捨ててでもということですから、相当な熱意を感じました。
 選考は、最初に副市長と教育長が誰の論文か分からない形ですべての論文を読んで、点数を付けました。それから、一定点以上の方々について、その論文と別途提出されている業績調書、履歴書、アピールポイント、参考文献、自著論文などを合わせて、まず私が読みました。約300人の方の分です。
 それをさらに3人でもう一度全部見て、それぞれが10人ずつ絞り込み、絞り込んだ10人ずつの中で8人を選びました。
 また、論文は点数が悪かったけれど、それ以外のアピールポイントや業績を見るとなかなかの人ではないかという方がありましたので、その方々も20人程度もう一度土俵に上げて、3人でそれぞれ10人ずつ選び、10人の中から8人を選ぶという作業をしたところです。
 最初は4~5人を選び、面接は1人1時間くらいかけてやるつもりだったのですが、やはり直接会って話をしてみたいという気持があって、5人が6人になり、6人が7人になり、最後は8人になりました。それでも、惜しいなと思う方が結構ありました。

Q2 論文には、副市長になって、具体的に何をしたいと書いてあったのですか。
A2 いろいろな方がありました。論文のテーマは、「コーチとしてあなたはどう鍛えるか」でしたが、それはとても良いテーマだ、豊岡のまちをこんなふうにアピールしますという方がありました。そういう方たちは、豊岡市は素材はとてもいい、ある程度の実績も出てきている。それをいかに一気に世界に売り出すか、私ならそれができる。そういったことを書いた方がありました。
 本来のテーマの「いかに組織と職員を鍛えるか」ということには、いろいろな意見がありました。要はコミュニケーションだと指摘している方が結構ありました。対話であったり、やり取り、職員のコミュニケーション能力を鍛えることが大切だと。説明するということからさらに進んで、市民とか関係者とのコミュニケーションをきちんとやることができる能力を鍛えることが、組織を強くすることだというような声が盛んにありました。

Q3 第2次選考の対象となる8人の方の年代や地域、職業などを教えてください。
A3 年代は、40代が1人、50代が4人、60代が3人です。男女の別は、男性が6人、女性が2人です。都道府県別では、兵庫県が3人、東京都が3人、千葉県1人、福島県1人です。職業は、会社員、会社役員、会社顧問、大学の教員です。

Q4 皆さん現職ですか。
A4 退職された方もあります。

Q5 アメリカの方は、選考で残らなかったのですか。
A5 アメリカの方は、2次選考の対象に入っていないです。

Q6 この面接が、豊岡市副市長候補者の最終選考になりますか。
A6 はい、最終選考になります。

Q7 豊岡市副市長候補者の決定はいつになりますか。
A7 豊岡市副市長候補者の決定は、できるだけ早くしたいのですが、公表の時期は本人との相談が必要です。8月8日に面接をすれば、できるだけ早く決定をして、本人に、いつオープンにしてよいかお聞きした上で公表させていただきたいと思っています。

Q8 副市長候補者に1,371人が応募され、かつ47都道府県すべてから応募が来たということで、それを生かして今後も何かつながりを持つようなことはできないのですか。
A8 副市長候補者に応募いただいた方々の名簿をそういうことに使っていいのかということもありますが、これだけ一生懸命に論文を書いていただいて、それが今では、豊岡市への提言になっているわけです。何度か豊岡に来たという方や豊岡市のいろいろな資料をしっかり読んだとか、説明会に来たとか、そのような深い縁もありますので、何かそういうことができればという可能性は探りたいと思います。本人の意向次第です。

Q9 2次選考の取材をしてもよいという方の条件に、コメント可と書いてありますが、インタビュー・声を放映してもよろしいか。顔が映らず、首から下なら撮影してもよろしいか。
A9 資料に書いている4人の方は、コメントぐらいならよいとおっしゃっています。声までよいかどうかは、当日、本人に確認をお願いいたします。また、首から下の姿の撮影ならよいかどうかも本人と話をしてください。

Q10 面接会場の中の取材は駄目ですが、会場に入られる所を足元を撮って、「会場に入られました」という撮影をしてよろしいか。
A10 できれば会場から出て来られる時の方がよいです。撮影を気にされてしまうと面接の間残るかもしれません。

Q11 面接会場の取材は、午前10時から10時10分までの間のどなたもおられない所を撮らしていただき、コメントをいただいてよいと言われている4人の方の取材は、それぞれ面接が終わって出て来られた後にお話を聞く形でよろしいか。
A11 はいそうです。例えば面接に入られる前にカメラを構えておられるのが見えると、実際には映っていなくても、ひょっとして顔が映っているんじゃないかとそれだけでも気になってしまいます。
 取材できる方がどなたかも分からないでしょうし、当日は、市職員が整理し、案内させていただきます。

Q12 応募者の中に、リストラされたけれど、経験を豊岡市に生かしたいというような方はおられますか。
A12 1,371人の応募者の中にはあったかもしれませんが、私が論文を読んだ中には、リストラされた方はいらっしゃいませんでした。

Q13 2次選考の対象者8人には、何日に通知されたのですか。
A13 8人の方には、7月31日にまず電話でお知らせし、それからすべての方に速達で通知をしました。

Q14 8人の方全員に電話がつながりましたか。
A14 全員につながりました。

Q15 1次選考は、ギリギリの日時までされましたか。
A15 選考は、期限ギリギリまで行いました。7月の終わりには、2次選考の面接をする方を決めると言ってきましたから必死でした。

Q16 2次選考の面接は午前中に3人それとも4人されるのですか。午前中の面接が終わった後に市長の一言をいただけますか。面接が始まる前はいかがですか。
A16 午前中には、3人の面接を行います。面接が終わった後は、すぐ協議に入りますから、コメントは難しいです。面接が始まる前であればコメントさせていただきます。

Q17 2次選考の8月8日が過ぎてからでよいのですが、応募者の1,371人はどのような属性があるのか教えていただけませんか。
例えば現職の方が何人おられて、退職された方がどれくらいいらっしゃったかなどを教えてください。
A17 整理をして、分かるところまでお知らせします。

Q18 応募者の方の論文を読んで自信を持たれたことと、駄目だと思われたことは何ですか。
A18 論文を読んで自信を深めたことは、豊岡のまちづくりの姿勢です。これは自信を持っていいと強く感じました。コウノトリをシンボルとするまちですが、受け継いできたものを大切にするとか、コウノトリのように失われたものを取り戻す、継続性を重視する、連続性を重視するといったことです。日本が全く違うまちづくりを進めてきている中で、豊岡市は違う道を明確に打ち出しています。日本中、古い町並みをどんどん壊してまちを作ってきたのですが、豊岡市にもそういう面はありますけれども、市庁舎を残すという方針を出し、出石永楽館を復原し、城崎も大正14年の北但大震災でぺしゃんこになって、灰になったまちですが、「元に戻す」をコンセプトとし、木造3階建ての街並みを再現しています。出石も明治9年の大火で3分の2が焼失していますが、江戸時代の建築様式でまちを再現し、あたかも江戸時代のようなまちが残っています。それをこれからのまちづくりの理念としてそのまま受け継ぐと宣言していること自体が非常に評価されているという気がしました。
 反対に駄目な所は、コスト意識です。顧客優先主義というのは全くなっていないと。担当部署には悪いのですが、副市長公募説明会場にあまりに多くの人が来られたので、びっくりして、帰られる方に「ありがとうございました」と伝えることが十分ではなかった。民間企業から言うとそれは顧客を失うことになってしまいますと。例えばコスト意識が足りないと書いてあるのですが、そこにその人がやってきたことが書いてあると本当にそうだな、行政のするコストダウンだとか経営改善は、甘っちょろいものだと感じました。

Q19 副市長選考の日程は、これまで聞いていたとおりの流れで、遅れることはないですか。
A19 日程が遅れることはありません。8月8日に面接をして、その日のうちに協議をし、少し確認作業をして、8月の中旬には内内には決めます。本人にも伝えます。公表は、副市長候補者に選定された方がしかるべきところに仁義をきってからになります。選定された方が現職の場合は、辞職を最低1カ月前に言わないといけませんし、立つ鳥跡を濁さずで、今の仕事の収束をきちんとしてからでないと副市長になっていただけません。
 決定は、議会にどのタイミングで提案するかによって決まってきます。仕事がないので明日からでも行けるとなると臨時議会をお願いすることもあります。議会への提案がいつになるかは流動的ですが、就任は10月1日の予定です。

Q20 9月議会に提案される時は、冒頭からの提案になるのですか。
A20 議会の会期中のいつの時点で提案するかは、本人次第になります。

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