市長定例記者会見(平成21年12月2日)

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ページ番号1003689  更新日 平成30年5月23日

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日時

平成21年12月2日(水曜日)午後2時~2時30分

場所

市政記者クラブ室

会見事項

  1. 国の政権交代による本市関係事業への影響について(資料1-1、1-2)
  2. 豊岡市立総合健康ゾーン健康増進施設の愛称決定について(資料2)
  3. 公用車のかばんデザインラッピングについて(資料3-1、3-2)
  4. 兵庫県大型観光交流キャンペーン後の本市の観光入り込みの動向について(資料4)

質問・回答(発言記録要旨)

(1)国の政権交代による本市関係事業への影響について(北近畿豊岡自動車道の整備について)

Q1 政権交代前の北近畿豊岡自動車道整備の話では、平成22年度予算に八鹿と豊岡南間の用地買収費が計上される見通しだったのですか。それは、正式な通知があったのですか。
A1 正式な文書が来たのではなく、国から平成22年度から用地買収に入るという説明があり、市に対して協力依頼がありました。地権者に対する説明も国からしていただいており、まもなく現地調査に入る段取りをしていると聞いていました。

Q2 国から北近畿豊岡自動車道の八鹿から豊岡南までの用地買収の内定があったと言えるのですか。
A2 国から、来年度、北近畿豊岡自動車道の八鹿から豊岡南までの用地買収にかかるという方針を内々に伝えられていた。県や市もその準備を始めていた。地権者にも、来年用地買収に入りたいという方針が伝えられていた、ということです。

Q3 地権者というのは、沿線の地権者ですか。八鹿から豊岡南に至る北近畿豊岡自動車道のルートは、はっきり決まっていないのではないですか。
A3 ルートは決まっています。予定地の地権者です。

Q4 11月24日付けで国の近畿地方整備局長から県へ出された文書の「平成22年度概算要求 道路関係(直轄)兵庫県」の欄に、平成22年度事業進捗見込みが、0~1億円程度となっていますが、用地買収費ならば1億円では足りないのですか。
A4 金額もですが、引き続き調査の続行となっていることが問題です。国は、平成22年度に用地買収はしないと言っているのです。今までいろいろな準備をしてきて、都市計画決定もなされて、さまざまな調査も行われて、いよいよ来年は用地買収に入りますよと進んできたところに、用地買収に入らないということになったのです。
 国交省は、北近畿豊岡自動車道について、平成23年度までに八鹿まで整備し、平成28年度には豊岡南まで整備するとはっきり言われてきたのです。平成28年度に豊岡南まで完成させるということで逆算すると、平成22年度に八鹿から豊岡南までの用地買収に入らないとできないことになります。大打撃です。

Q5 事業を進めるという前提で調査をしているのではないですか。
A5 0~1億円ですから、0になれば、調査すらなくなる可能性もあります。

Q6 市がいろいろ準備していたということは、その準備が無駄になるということですか。
A6 まだ予算化していませんので、作業が無駄になるくらいで、金銭的にはたいしたことではありません。それよりも、北近畿豊岡自動車道が前に進まないことを危惧します。
 かねてから、北近畿豊岡自動車道の必要性を3つ上げています。
 1つは、大交流を支える基盤です。人口減少時代に入って、人口増による地域活性化は望めませんので、交流により、人が行き来して活性化するしかありません。それをしようとすると素敵なまちを創ることは私たちの仕事ですが、そこに行くアクセスをきちんと整備することは、国であったり、県であったり、行政の責任です。大交流が動かないとなると豊岡の活性化には非常にブレーキになります。
 2つ目は、命の道だということです。但馬地域は、東京都と同じくらいの面積がありながら、3次救急病院は豊岡病院1つです。3次救急というのは、心筋梗塞、脳梗塞、頭部裂傷です。命に関わる病気や怪我に対応する病院が豊岡病院1つです。この豊岡病院に、いかに重篤な患者を早く運ぶかが決定的に命の上では重要です。但馬地域だけでなく、京丹後市も豊岡病院を使います。患者を運ぶのにヘリコプターという方法もありますが、暴風雨の時や夜間は役に立ちません。また、病院に横付けすることもできません。したがって、道路を使って、いかに早く患者を運ぶかが重要です。道路整備が遅れると命の道の確保が遅れてしまうのです。
 3つ目は危機管理です。これは豊岡市のためや但馬地域のためではありません。南海、東南海、東海地震が必ず来ると言われていますが、もし大地震が来て、太平洋側の東西交通が遮断されたときに、何でもって交通を確保するのかと思います。そのことは、阪神淡路大震災で実証済みなのです。阪神淡路大震災では、東西交通が途切れてしまったことにより、単に阪神淡路が被害を受けただけでなく、大阪や東京も大きな打撃を受けました。何とか平常を保つことができたのは、国道9号や播但線などの代替手段があったからです。日本の平時を守るためには、あれが駄目でもこれがある、という多様性を確保しておく必要があります。北近畿豊岡自動車道だけのことではなく、日本全体の交通の多様性を確保する必要があるのに、それを止めるという判断をされたということです。したがって、日本全体の安全保障の上で大変困ったことだと思っています。

(3)公用車のかばんデザインラッピングについて

Q1 ダレスバックラッピングは、由利さんのダレスバックをデザインしたものですか。
A1 そうです。ただし、豊岡市が由利さんと話をしたのではありません。市が、ラッピング施工業者にかばんの良いデザインでラッピングをしてほしいと注文して、その施工業者が自分の判断で由利さんと話をし、デザインをしたものです。

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