市長臨時記者会見(平成21年9月28日)
日時
平成21年9月28日(月曜日) 午後4時~4時42分
場所
市政記者クラブ室
会見事項
- e通勤プロジェクトについて(資料1)
- 新庁舎建設に係る現本庁舎の活用方法について(資料2-1、2-2、2-3、2-4)
質問・回答(発言記録要旨)
(1)e通勤プロジェクトについて
Q1 民間にも補助する位置付けはどのようになっていますか。
A1 位置付けは、まず公共機関を守る、利用して守るということです。現在は、利用が減ってきたものに補助金を出して守るということをしています。行政が同じお金を掛けるにしても、利用促進する方にお金を掛けてはどうかという発想の転換です。それ以外にも、二酸化炭素を減らすとか、職員の健康管理とか、いくつかありますが、1番のポイントは公共交通機関を守り抜くということです。
Q2 徒歩や自転車通勤もe通勤に入るのですか。
A2 公共交通機関を守るということからすると、徒歩や自転車通勤は関係ないのですが、e通勤は地球温暖化対策にも貢献するという要素もありますので、e通勤に入ります。
Q3 路線バスは、全但バス、イナカーなどですか。e通勤の予算はどれくらいになりますか。
A3 路線バスは全但バスとイナカーです。定期券は9月30日にならないと買えませんが、職員の通勤手当は、定期の領収書を添付した書類で対応しますので、10月5日以降にならないと金額がいくらになるかは分かりません。
Q4 職員の通勤手当の予算措置は、12月議会でするのですか。民間のe通勤の補助の予算はどうですか。
A4 職員の通勤手当の予算は当初からあるので、必要であれば補正予算で措置をします。民間の事業所の分は、6月の補正予算で組んであります。
Q5 民間の事業所の補助の予算はいくらでしたか。財源はどうなっていますか。
A5 375万円です。財源は、地域活力基盤創造交付金です。
Q6 市内事業所の補助は、バスの定期券のみですか。また、新たに10月から始めた人だけが対象ですか。
A6 銀行などでは、すでにe通勤をしている人がいますが、今後増えた人のバス定期券代の3分の1を補助します。
Q7 e通勤に7割の職員が参加することになっていますが、これが限界ですか。
A7 職員の216人がe通勤をしていません。まだ良く理解できていないという人もいるでしょうから、これからさらに働きかけていきます。学校に通っている子どもがいて、「行ってらっしゃい」と見送ってやりたいという職員もいるし、来年3月になったら子どもが卒業しますから4月から参加しますと言う職員もいますので、絶対にe通勤はしないということではなく、千差万別なので、そこを働きかけていきます。
Q8 4月からの職員モニターによるe通勤はフルとミニがありましたが、今回はフルですか。
A8 定期券ですので、すべてフルです。
Q9 これから増えてくるのでしょうが、市役所の辺りを通るバスは、現在はガラガラに空いているのでしょうか。
A9 但東町奥藤発の出石方面から来る市役所前に午前8時3分着のバスと出石発で市役所前に8時10分着のバスの利用者が、一番多いと思います。試行期間は、10分着のバスに市職員が5~6人乗っていましたが、今後は10人以上に増えると思います。
Q10 市役所前に8時10分に着くバスには、市職員以外の方は乗っておられないのですか。
A10 アイティ前で降りられたり、豊岡病院で降りられる一般の方も乗っておられます。
Q11 e通勤のeの意味は何ですか。
A11 ecological(エコロジカル・自然環境保護の)、everyone(エブリーワン・誰もが)、everyday(エブリーディ・毎日)を意味しています。
Q12 今回のe通勤にかかる予算は、地域活力基盤創造交付金ですべてまかなうのですか。今回政権が変わりましたが、問題なく交付されるのですか。
A12 60%補助で、残りは市費になります。地域活力基盤創造交付金は、今年から始まった制度で、県の段階で交付金を交付する旨の内示を受けています。
(2)新庁舎建設に係る現本庁舎の活用方法について
Q1 現在の本庁舎の曳家(ひきや)は何メートルくらいするのですか。
A1 20数メートルくらい前にひきます。
Q2 現在の本庁舎の3階は何になっていますか。新庁舎建設に当たっては、現本庁舎の3階部分はどうするのですか。
A2 今は議場になっています。新庁舎建設時には、議場は、現在の本庁舎の2階に持っていきますので、3階は非常に広いスペースが残ります。
しかし、建築基準法で3階は執務室には使えないということですので、用途は今後考えます。
Q3 現在の本庁舎の3階は残すのですか。屋根も残すのですか。
A3 3階建の風景は、市民がなじんでいますので残します。
Q4 現在の本庁舎の3階を増築した時に議場を上にあげたのですか。旧豊岡町役場として作られた時は議場は2階だったのですか。2階の議場は、市議会の議場としてもしばらくは使われたのですか。
A4 現在の本庁舎は昭和2年にできた建物ですが、昭和27年に3階を増築するまで2階を議場として使っていました。昭和25年に豊岡町が周辺の村と合併して豊岡市になりましたから、2年間くらいは市議会議場として使用していました。
Q5 基本的には、当初の内装に戻すことになるのですか。
A5 北但大震災からの復興建築としての歴史は重んじ、当初の内装を重視することになると思いますが、そのとおりになるかどうかこれから検討します。
Q6 現本庁舎の1階は、イベント会場にするスペースがあるのですが、区切って使うのですか、1つのホールにするのですか。
A6 区切って会議室にします。
Q7 駐車場も残るのですか。
A7 今の案では、駐車場を残します。ただし、今も夏祭りの時には広場に変わるように、広場兼駐車場として残します。
Q8 現本庁舎の1階に交流機能を持たせることで、合併特例債を使えるのですか。
A8 新庁舎の面積は、全体で14,000平方メートルくらい必要なのですが、今の案では12,000平方メートルくらいが合併特例債の対象になり、2,000平方メートルくらいは合併特例債の対象になりません。だから、交流機能などを新庁舎に入れても、その分はやはり対象外になります。ところが、現本庁舎は別の建物ですから、別の建物の1階に市民が使えるスペースがあれば、これは庁舎ではないという説明が可能になり、庁舎とは別枠の市民交流広場を作るための合併特例債が使えるようになります。そうすると、合併特例債なしに建設することに比べて、市の負担が減ることになります。議場は、広い意味の庁舎ですから、別の建物に作っても、12,000平方メートルの合併特例債の対象に入ってしまいます。
Q9 議場を現本庁舎に持っていくことは、市議会から提案があったのですか。独立した建物として使えることがその理由ですか。
A9 市議会からではなく、こちらからの提案です。建物が独立しているということは、他の部署とは連携があまり良くないということですから、機能としてもある程度独立したものを置く必要があります。ふさわしいものを考えたら3つあり、1つは議場です。議場として使ったのは、昨年と一昨年の実績で年間27日でした。議場は独立性があります。2つ目に考えたのは災害対策本部ですが、災害対策本部というのは各部署との連携がとても必要ですので、別の建物に置くのは具合が悪いです。3つ目は交流機能です。ところが、現本庁舎の1階・2階すべてを交流機能にする余裕はありません。2階すべてを交流機能にしてしまいますと、本来の庁舎として使う面積が減ってしまうので、それも具合が悪いです。そこで、議場にすることにしました。ただし、議長室や議会事務局、議会の控室などは、新庁舎に整備します。委員会室は、場合によったら、現本庁舎の1階の会議室を使っていただいたら良いかもしれません。
Q10 現本庁舎の曳家は、ちょっと持ち上げて、そのままひいていくのですか。20メートルひく分は、先に基礎工事をするのですか。
A10 免震工事をして、その後、下に板1枚置いてひきます。中の耐震工事もします。
Q11 現本庁舎の今の内装は、当時のものと全く変わっているのですか。
A11 現本庁舎の2階の天井は、現在4.2メートルくらいのところに貼ってあるのですが、その天井を取ると5.5メートルくらいになり、昔の部分が残っている所もあります。
Q12 資料の議場のイメージ図は何を参考にしたものですか。
A12 昔の議場のイメージです。
Q13 現本庁舎の2階部分は、500平方メートルすべてを議場にするのですか。
A13 これから検討します。仮に他のものを置くとしても議場関連にします。
- (資料1)e通勤 (PDF 8.0KB)
- (資料2-1)現本庁舎の活用 (PDF 6.8KB)
- (資料2-2)現本庁舎議場イメージ (PDF 227.5KB)
- (資料2-3)設計に関する主なスケジュール (PDF 4.2KB)
- (資料2-4)庁舎建設特別委員会調査報告書 (PDF 7.7KB)
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