2025年（令和7年） 豊岡市政10大ニュース

10大ニュースで見る　豊岡市の1年【日付順】

　2025年1月から12月まで豊岡市の1年間のできごとを振り返ります。
　皆さんにとっての10大ニュースは何でしたか？
　2026年も、良いニュースをお届けできるよう願っています。

1市5町が合併した豊岡市が新市制20周年を迎えた、ロゴマークも策定

　2005年4月1日に1市5町(豊岡市、城崎町、竹野町、日高町、出石町、但東町)が合併し、新市誕生20周年の節目を迎えました。
　11月16日に市民会館で豊岡市制20周年記念式典を開催しました。市制20周年を機に、市民一人一人が、自分たちのまち・豊岡への愛着がわき、誰もが「このまちが好き」と感じ、さらに誇りをもつきっかけになるようロゴマークを策定しました。

• 豊岡市市制20周年記念事業　豊岡市ロゴマークを決定しました

本市で初めての義務教育学校「竹野学園」が開校

　初めての義務教育学校となる「市立竹野学園」の開校式を開催しました。式典には、新8・9年生と、地区の代表者などが竹野学園(旧竹野中学校)体育館で、新2年生から新6年生は竹野学園前期課程の校舎(旧竹野小学校)からリモートで参加し、新しい学校の門出を祝いました。「全校生で地域に愛される竹野学園を作っていきたい」と児童・生徒の代表が述べました。

• 学校再編の動き

門間雄司市長が就任。3代目の豊岡市長に

　4月27日に行われた豊岡市長選挙で初当選した門間雄司新市長が5月1日に初登庁しました。門間市長が市役所前で公用車から降りると、市職員や市民に拍手で出迎えられました。初登庁式では「『創生』と『寄り添う姿勢』を軸に、市民の期待に応えるため、あらゆる手段を活用し、市民が変化を実感できる市政を目指し、職員と共に一つずつ政策実現に努めていきたい」と市職員に対して訓示を述べました。

• 【2025年5月1日】門間新市長が初登庁

映画「国宝」人気でロケ地「出石永楽館」が大注目、出石のまちも賑わう

　京都・東寺にて行われた映画「国宝」ジャパンプレミアでの舞台挨拶で、吉沢　亮さん・横浜流星さんのクランクインが「出石永楽館」だったことに触れられました。
　6月の映画公開後、出石永楽館では、小道具が展示してあり、20～50歳代の女性客を中心に来館者が増加。例年の同時期の約4倍にもおよびました。

• 【大ヒット上映中】映画「国宝」のロケ地　出石永楽館で映画小道具特別展示を開催中

記録的な猛暑と少雨で農業用水が不足
平年の1割程度の降雨量により緊急対策実施

　記録的な少雨により、但馬地域で農業用水の不足が広がりました。7月の降水量は、豊岡市で平年の1割程度にとどまり、統計が残る1918年以降で2番目に少ない数値を記録しました。豊岡市では、農業者などがポンプ取水などの緊急対策を講じるために必要な経費の一部を助成。生活用水への影響が懸念された地域もあり、城崎町と但東町、港地区の一部に対し、節水の呼びかけも行いました。

日本の野外で一度は絶滅したコウノトリ、初の放鳥から20年

　豊岡市で初の放鳥を行ってから20年を迎えました。今では、550羽を超えるコウノトリが野外で生息している。また、放鳥20周年を機に、記念イベントも開催しました。
　初放鳥の日、県立コウノトリの郷公園には約3,500人が集結。日本の野外から絶滅した1971年以来、保護増殖の試行錯誤を経て放たれたコウノトリが、白黒の翼を広げ、空を舞う姿を見守りました。
 

日本初！　バス型日本版ライドシェア 「たけの～る」運行開始

　「買い物に行きたいけれど交通手段がない」「バス停まで遠くて歩けない」といった声に応えて、竹野地域で新しい公共交通予約型乗合交通「たけの〜る」が10月1日からスタートしました。バス会社が運行を管理し、一般のドライバーが自家用車で送迎を行う「バス型日本版ライドシェア」を、全国で初めて導入。深刻なバス運転手不足とそれに伴う路線の運休に対応するための取組みです。

市議会議員選挙で市民の代表22人が決定

　任期満了に伴う豊岡市議会議員選挙が10月26日に投開票され、新議員22人(現職17人、新人5人)が決定しました。投票率は59.33パーセントでした。定数はこれまでの24から2減の22人となる中、29人が立候補し、1週間の選挙戦が繰り広げられました。任期は2025年11月1日から4年間です。

県内初！　ツキノワグマの緊急銃猟を 想定した訓練の実施

　11月21日、本市における緊急銃猟対応マニュアルを策定した上で、関係機関と合同で実地訓練(模擬訓練)を実施しました。訓練は、市街地の倉庫にクマ1頭が侵入し居座ったという想定で行いました。銃猟免許を持つ市職員(ガバメントハンター)3人が模擬銃を用いて対応。訓練には市や豊岡農林水産振興事務所、豊岡警察署などが参加し、通報から捕獲までの流れを確認しました。

中央公園（通称：SL公園）にスケートボード広場とボール広場がオープン

　"SL公園"の愛称で親しまれる中央公園に、スケートボード広場とボール広場を整備しました。スケートボード広場は、愛好者でつくる「トヨオカセントラルパーク実行委員会」の意見を取り入れ、新設したものです。市民体育館の跡地には、ボールが外に出ないようフェンスで囲まれた3X3(スリー・エックス・スリー)バスケットボールコートが2面完成しました。

• 中央公園（通称：SL公園）にスケートボード広場とボール広場がオープンしました