2015年（平成27年） 豊岡市政10大ニュース

10大ニュースで見る　豊岡市の1年

「城崎町湯島大火」発生(1月3日）

　午前5時50分、城崎温泉街で大火が発生しました(全焼8棟、半焼4棟、水損14棟、被災世帯20世帯、死者2人、焼損約2,200平方メートル)。市では5日、城崎町湯島大火災害対策本部を設置し、復興に取り組んでいます。木造3階建ての伝統的町並みは、城崎にとって大切な財産です。耐火・耐震などの防災対策をさらに充実させ、市民や観光客の安全・安心を確保するため、市歴史的建造物保存活用検討委員会を中心に具体的方策を検討しています。

ハイリスク出産に対応「但馬こうのとり周産期医療センター」オープン(1月12日）

　平成25年11月4日に整備工事に着手した「但馬こうのとり周産期医療センター」がオープンしました。低体重児などのハイリスク出産に対応するため、新生児集中治療室(NICU)や回復治療室(GCU)などを設置。公立豊岡病院組合では、但馬地域の産科を守り、周産期医療を充実させています。

市立森本中学校が閉校、市立竹野中学校に統合(3月24日、4月7日）

　3月24日に森本中学校の閉校式を、4月7日に竹野中学校との統合式を行いました。昭和22年の開校以来68年間、地域の教育の場として社会に大きく貢献してきた森本中学校が、その歴史に幕を下ろしました。

新豊岡市誕生10周年記念「式典・市民みんなのパレード」開催（4月18日）

　新市誕生10周年を記念し、市役所市民広場で記念式典を開催。表彰やステージイベント、市民みんなによる風船上げを行いました。市道大開一日市線では伝統芸能などを披露する「市民みんなのパレード」を開催。東京ディズニーリゾート・スペシャルパレードが華を添え、約2万3千人の市民らでお祝いしました。

「北近畿豊岡自動車道(豊岡北～南)都市計画」決定(6月23日)

　北近畿豊岡自動車道の豊岡北(新堂)・豊岡南(上佐野)間の約7kmの都市計画が決定しました。同道路は、本市と丹波市の約70kmを結ぶ高規格幹線道路で、日高(日高町祢布)までは平成28年度に供用開始の予定です。

 

ミラノ国際博覧会で豊岡をPR(7月16〜17日・イタリア)

　5〜10月に開催されたミラノ国際博覧会で、コウノトリ育むお米や豊岡の観光をPRしました。日本館ではコウノトリをメーン展示で紹介。フードコートのお米は全てコウノトリ育むお米が使われました。7月15日には、パリ外国人記者協会(フランス)で豊岡をPRしました。また、コウノトリ育むお米の海外市場での販路開拓の取組みを、ニューヨーク(米国)やミラノ、シンガポールでスタートさせました。

北但大震災90年メモリアル事業「市民総参加訓練(防災訓練)」初実施(8月30日）

　本市で初の市民総参加訓練を実施しました。港中学校では関係機関と共に震災総合防災訓練を実施。5月23日には「後世に伝えること」と題して、講演や戯曲朗読、写真の展示などを行いました。

「第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)山陰海岸シンポジウム」開催

　9月16～20日、日本で初開催となる「第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク山陰海岸シンポジウム」が、本市や鳥取市をメーン会場に開催されました。アジア各国のジオパーク関係者等が、ジオパークの現状や課題を共有し、今後のあるべき姿を探りました。11月17日には、世界ジオパークネットワークの活動が、ユネスコの正式事業になりました。

コウノトリ放鳥10周年(9月24日)

　日本の自然界でコウノトリが絶滅してから34年の月日を経て、平成17年9月、コウノトリは再び私たちの町の空を舞いました。この7月には、県外(千葉県野田市)で初のコウノトリ放鳥(10月・福井県越前市で放鳥)、9月には国外(韓国禮山郡)で初のコウノトリ放鳥。豊岡での放鳥から10年、コウノトリも住める環境づくりの輪が、日本中に、そして世界に広がっています。

人口減少対策「豊岡市人口ビジョン」「豊岡市地方創生総合戦略」策定(10月30日)

　人口の将来展望をまとめた「豊岡市人口ビジョン」を策定。また、人口減少のスピードを和らげる(量的緩和)とともに、その対策を通して自信と誇りに満ちた地域を創る(質的転換)ことで、将来、人口減少下にあっても地域活力を維持できるよう、5年間に取り組むべきことをまとめた「豊岡市地方創生総合戦略」を策定しました。移住・定住や結婚・多子出産を促進します。8月8日には、豊岡市移住戦略プロジェクトTOYOOCOM！」が始動しました。