2011年（平成23年） 豊岡市政10大ニュース

10大ニュースで見る　豊岡市の1年

コウノトリをモチーフにしたJR豊岡新駅舎が完成。宇宙や鉄道にも「こうのとり」（1月22日、2月13日、3月12日）

　豊岡駅前広場整備に伴い、JR西日本が建設を進めていた豊岡駅の新駅舎が2月に完成しました。1月には宇宙ステーション補給機（HTV）「こうのとり」2号機の打ち上げが成功し、3月には特急「こうのとり」が運行を開始しました。

東日本大震災被災地と豪雨被災地にさまざまな支援（3月11日～）

　3月11日に発生した東日本大震災被災地に、当日から職員を派遣するなど、迅速な支援を行ってきました。また、市民の皆さんからの物資や義援金などを被災地へ届け、ボランティアの派遣も行いました。さらに、11月、市内14小学校児童が収穫したお米を、市内11中学校の生徒が作ったメッセージとともに送りました。豪雨の被災地にも、物資支援や職員派遣を行いました。

懸案の鳥居橋、中郷築堤が完成（3月30日、10月7日）

　平成16年台風23号災害後の懸案の鳥居橋が3月に完成しました。また、地域の方々の念願の中郷築堤工事が10月に完成し、それまで無堤防であった地域の安全・安心が飛躍的に向上しました。　

市新庁舎建設工事に着手（4月20日）

　豊岡固有の自然・歴史・伝統・文化を大切にするまちづくりの基本理念のもと、新庁舎建設工事に着手しました。今後、平成25年3月の完成に向けて工事を進めていきます。

第53次南極地域観測隊員に市職員が決定 (6月15日)

　第53次南極地域観測隊越冬隊員に本市職員が決定しました。県内の自治体からは初めての派遣になります。12月に南極へ到着し、廃棄物処理や浄化槽の維持管理など環境保全業務を担当します。

市の情報発信を多彩に展開（6月24日～10月31日）

　6月、観光PR用短編映画が完成しました。7月には、首都圏での豊岡の知名度アップを図るため、豊岡市アンテナショップ「コウノトリの恵み 豊岡」をオープンし、ウェブサイト「美人時計」で城崎温泉をPRしました。9月、豊岡市観光プロモーションビデオ「ひとっ旅。豊岡」を「大阪マルチビジョン48」で放映し、10月には、三省堂書店の文庫本ブックカバーとしおりに本市イメージ広告を掲出、JR大阪環状線の鉄道車両1編成まるごと、本市のイメージ広告で埋め尽くしました。

市の農業関係者が名誉ある賞を続々受賞（7月14日～12月2日）

　コウノトリと共生する環境に優しい農法に取り組む中谷農事組合法人が、全国農業コンクール全国大会で名誉賞（農林水産大臣賞）を受賞しました。また、ピーマンの生産性向上の技術を確立した松本春雄さんが、平成23年度農事功績表彰において、県内では大正5年以来となる紫白綬(しはくじゅ)有功章を受賞しました。さらに、高品質の卵生産と地域に根ざした6次産業を展開した株式会社西垣養鶏場が、農林水産祭・畜産部門で最高賞の天皇杯を受賞し「コウノトリ育む農法」の確立と環境創造型農業を推進した畷　悦喜さんが、兵庫県農業賞を受賞しました。

木質バイオマスの利活用に新たな展開（9月1日）

　木質ペレット製造施設が完成しました。ペレットの製造・販売が開始され、豊岡型地域資源循環システムが整いました。また、ペレットストーブを設置する市民への補助制度を設けました。さらに、12月、市が削減した二酸化炭素排出量の売却取引が県内自治体で初めて認められ、市の収入になります。　　

 

神鍋線「上限200円バス」スタート（10月1日） 。「チクタク」も拡大

　利用者の増加により路線収支の改善を図る「神鍋線『上限200円バス』社会実験」を始めました。また、4月に、地域主体の公共交通「チクタク奥山」が本格運行を開始し、5月には「チクタク資母」が、7月には「チクタクひぼこ」が運行を開始しました。

水道事業会計において支払利息の算定誤りが判明（11月18日）

　4月1日からの水道料金改定に際し、支払利息の算定を誤り、誤りが分かった後も、間違った金額で予算を計上していました。不適切な事務処理を反省し、再発防止を約束しました。