2012年（平成24年） 豊岡市政10大ニュース

10大ニュースで見る　豊岡市の1年

　北但ごみ処理施設進入道路・敷地造成工事に着手しました。1市2町の住民生活の安全・安心に資する施設として、平成28年度の新施設供用開始に向けて着実に事業を進めます。　　

豊岡駅前広場が完成（3月17日)

　交通結節点機能の強化を図り、JR豊岡駅およびその周辺の交通の円滑化や安全性を向上させるために整備を行っていた豊岡駅前広場が完成しました。駅東西連絡道の広場側壁面には玄さん温度計を設置。気温が30度を超えると「暑がり玄さん」のパネルが、気温が5度を下回ると「寒がり玄さん」のパネルが飛び出す仕掛けとなっています。

豊岡市総合計画 後期基本計画など、市の主要な計画や構想を策定（3月28日）

　市の今後のまちづくりや政策などの指針となる「豊岡市総合計画 後期基本計画」を策定しました。この計画の実現に向け、果敢に大胆に挑戦し続けます。また、豊岡の農業の持続性を高めるために、環境創造型農業に特化した「豊岡市農業振興戦略」（3月16日）や、豊岡らしい景観を守り、育て、さらに磨きをかけ、魅力と活力あるまちを実現するための「豊岡市景観計画」（8月31日）などを策定しました。

歩いて暮らすまちづくりを総合的に展開（4月1日～)

　歩いて暮らすまちづくり条例を施行し、構想を策定しました。「歩いて暮らす」ことは、健康づくりの基本です。日々の生活の中で「歩く」ことに象徴される、健康につながる行動を意識した「暮らし」を実践してほしい、そうした願いと決意を込めたものです。健康ポイント制度や健康づくり推進モデル事業、歩キング事業などをさらに進めていきます。

北近畿豊岡自動車道 八鹿‐豊岡南間工事に着手（5月26）、八鹿まで開通（11月24日）

　地域住民一丸となった要望活動が実り、北近畿豊岡自動車道八鹿日高道路・日高豊岡南道路工事が始まりました。また、和田山八鹿道路が開通しました。これを機会に「より身近な豊岡」をアピールしていきます。

 

NOMOベースボールクラブの本拠地を豊岡市に移転決定（5月31日）

　NOMOベースボールクラブの本拠地を本市に移転することが決定しました。10月20日に、豊岡こうのとりスタジアムでトライアウト（入団テスト）を実施しました。平成25年1月から市内で活動を開始します。

「豊岡市いのちへの共感に満ちたまちづくり条例」制定（6月27日）

　市民を中心とした条例案検討委員会により約1年半を掛けて検討してきた「豊岡市いのちへの共感に満ちたまちづくり条例」を制定しました。これまで市が進めてきた政策やまちづくりの根底に「いのちへの共感」の考え方が流れていることを再確認し「いのちへの共感」をさまざまな取組みへ広げていきます。

「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約湿地登録決定（7月3日）

　「円山川下流域・周辺水田」が、ラムサール条約湿地に登録され、ルーマニアで開催されたラムサール条約第11回締約国会議（COP11）での、登録認定証授与式などに参加しました。また、円山川は「象徴種の回復と地元経済の浮揚」がなされている優秀な保全例として「ウェットランド・グローブ賞」のブルーグローブ賞を受賞しました。この湿地登録を記念して、7月22～29日の期間をラムサールWEEKとして各種事業を展開しました。

 

市出身者として初めてのオリンピック選手 井上香織さんが銅メダル獲得（7月3日～9月2日）

　井上香織さん（出石町出身）が、市出身者として初めてオリンピック（ロンドンオリンピック女子バレーボール競技）に出場しました。市を挙げて大激励会を開催し、市内のさまざまな場所で大応援会（パブリックビューイング）が開催されました。また、見事、銅メダルを獲得した井上香織さんの報告会を開催。市は、コウノトリ賞を授与してその栄誉をたたえました。

豊岡エコバレー・山宮地場ソーラー（第1期事業）が完成（12月16日）

　環境都市「豊岡エコバレー」のシンボルであり、再生可能エネルギーの地産地消を進め、エネルギー利用の多様化を促進するために整備を進めていた、豊岡エコバレー・山宮地場ソーラー（第1期事業）が完成しました。市民見学会を開催し、普段は入ることのできない発電施設内を見ていただきました。