2013年（平成25年） 豊岡市政10大ニュース

10大ニュースで見る　豊岡市の1年

NHK大河ドラマ「八重の桜」に出石藩出身「川崎尚之助」登場（1月6日～）

　出石藩出身の川崎尚之助は、大河ドラマ「八重の桜」の主人公　山本八重の最初の夫です。謎に包まれた人物でしたが、歴史研究家あさくらゆうさんの調査で、会津藩士として活躍したことが明らかになりました。尚之助の存在は、「川崎尚之助供養之碑」の建立や「出石藩出身『川崎尚之助』を学ぶ！講演会」の実施などを通して、市民の誇りとなりました。

豊岡市セールスを国内外で展開（1月16日～）

　豊岡の知名度アップにつなげ、交流人口を増やすことを目的に、国内外で豊岡市を売り込みました。国内では、日本の情報発信拠点・東京を主軸とし、「豊岡市特産品フェア」(千代田区)、「豊岡エキシビション2013」(渋谷区)、「JATA(ジャタ)旅博2013」(江東区)、「『豊岡・城崎温泉』の魅力を伝えるソワレ(夜会)」(新宿区)などを催しました。海外では、イギリス・ロンドンで「WTM(world travel market)2013」に出展し、フランス・パリのJNTO(日本政府観光局)などを訪問しました。

フランス語圏の旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に城崎温泉・出石などが掲載（2月18日）

　改訂「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」が、フランス語圏で発売されました。城崎温泉が二つ星の評価を得て、出石の街並みやコウノトリ野生復帰の取組みも掲載されています。7月10日には、ミシュランが制作に関わった全但バスのラッピングバス「ミシュラン・グリーンライナー」号が運行開始しました(城崎－大阪間)。

市立西気小学校が閉校し、市立清滝小学校に統合（3月24日、4月8日）)

　西気小学校の、清滝小学校への統合に向け、両地区で協議が進められてきました。3月24日に西気小学校の閉校式を、4月8日に清滝小学校との統合式を行いました。

農業の担い手養成施設(豊岡農業スクール)の開校(4月24日)

　新規就農者および農業後継者の確保・育成のために、就農意欲の高い若者が、円滑な就農に必要な生産技術力および環境創造型農業を習得できる「豊岡農業スクール」を開校しました。第1期研修生として3人が入校しました。

第3期中貝市政スタート、第4期市議会スタート(5月1日、11月1日)

　豊岡市長選挙には、現職と新人の2人が立候補。現職の中貝宗治市長が当選、中貝市政3期目がスタートしました。続いて、中川 茂副市長が退任し、齋藤哲也副市長が就任、9月には、真野 毅副市長が再任されました。
　市議会議員定数が2人減の24人となって執行された市議会議員選挙は、30人が立候補する激戦となりました。第4期市議会が11月にスタートしました。

豊岡市新しい地域コミュニティのあり方の検討を開始(7月8日)

　地域のコミュニティが徐々に崩壊しつつある現状を踏まえ、市民や学識経験者などで構成する「豊岡市新しい地域コミュニティのあり方検討委員会」を設置しました。今後の新しい地域コミュニティの仕組みづくりを進めるため、検討委員会を開催し、さまざまな協議を行っています。

新庁舎が開庁、新議場で市議会開会(8月13日、8月30日)

　豊岡の政治経済・防災・市民活動の拠点、新庁舎が開庁しました。旧本庁舎は、南に約25メートル曳家し、市議会議場(2階)および市民交流の場「豊岡稽古堂」(1・3階)として整備しました。新庁舎市民見学会を開催したほか、新旧本庁舎を美術館に見立て、「豊岡市夏の美術館」、「豊岡市秋の美術館」を開催しました。8月30日には、新議場のオープニングセレモニーを開催し、初の市議会が開会しました。また、市議会の様子を、インターネットを通じて視聴できる「ライブ中継」を開始しました

「但馬こうのとり周産期医療センター」整備工事に着手(11月4日)

　公立豊岡病院組合では、但馬地域の産科を守り、ハイリスクの妊娠・胎児・新生児に対応する周産期医療の充実に向けた施設「但馬こうのとり周産期医療センター」を整備します。施設建築工事の安全祈願祭が行われました。

国道426号豊岡バイパス開通(12月1日)

　平成14年に事業着手した国道426号線豊岡バイパスは、中心市街地の交通渋滞解消および豊岡病院へのアクセスの向上を目的に事業が進められてきました。最終工区の第3工区(270m、JR山陰本線アンダー工事)の完成で、全線が開通しました。将来、北近畿豊岡自動車道のアクセス道路の役割も果たす予定です。