2009年（平成21年） 豊岡市政10大ニュース

10大ニュースで見る　豊岡市の1年

市の「市民憲章・木・花・魚介」制定(2月6日)

　市民の皆さんがふるさとに誇りと愛着を持ち、一体感を醸成するとともに、まちづくりの道しるべとなるように「市民憲章」を、また、市のシンボルとして、市の木に「やなぎ」、市の花に「チューリップ」、市の魚介に「カニ」を制定しました。

兵庫DC、「名探偵コナン」城崎温泉・出石ミステリーツアー展開(4月1日～11月3日)

　4月から「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」(兵庫DC)が始まり、「名探偵コナン」城崎温泉・出石ミステリーツアーも実施されました。市も、「城崎・出石小判」の特典を付け、ツアーには約15,000人が参加しました。また、テレビアニメ「名探偵コナン」でミステリーツアーストーリーが放映されました。

第2期中貝市政・第3期市議会スタート(5月1日、11月1)

　市長選挙は、現職の中貝宗治市長が無投票当選となり、5月、第2期中貝市政がスタートしました。続いて、奥田清喜副市長と塚本信行収入役が退任し、中川 茂副市長が就任しました。また、市議会議員定数が4人減の26人になってから初めての選挙が行われ、11月に第3期市議会が発足しました。

市新型インフルエンザ警戒本部を初めて設置(5月17日)

　新型インフルエンザの発生に伴い、初めて警戒本部(その後、一時、対策本部)を設置しました。学校・施設などの休校休館等の措置、妊婦や人工透析患者へのマスク配布、国・県等へ対策の要望などを行い、現在も市民への周知・啓発などに努めています。

副市長を全国から公募、真野 毅副市長就任(6月8日～7月22日、9月15日)

　副市長を2人体制にし、その内の1人は、全国から公募しました。民間での職務経験を生かし、深い見識、豊かな発想力と熱意を持って、市の目指すまちづくりに取り組んでいただける方などの条件で募集した結果、1,371人もの応募がありました。選考の結果、9月に真野 毅副市長が誕生しました。

現本庁舎の保存・活用決定(6月23日)

　新庁舎建設に当たり、市議会との協議を踏まえて、現本庁舎を保存・活用する方針を決定しました。11月には、外観イメージや建設位置などをまとめた「基本設計中間案」を作成し、市民説明会を開きました。

台風9号・18号災害警戒本部を設置し、市職員を災害派遣(8月10日、10月7日)

　8月、台風9号が襲来し、災害警戒本部(本庁は、一時、対策本部)を設置しました。この台風は、日高・但東地域などに大きな被害をもたらし、全国各地から義援金が約270万円寄せられました。また、佐用町などの被災地に市職員を災害派遣しました。10月にも、台風18号が襲来し、警戒本部を設置しました。

e通勤プロジェクトの社会実験開始(10月1日)

　「e通勤プロジェクト」が本格的に始動しました。「e通勤」の「e」は、everyday、everyone、ecologicalの「e」で、「毎日、みんなで、環境に優しい通勤をしよう」という意味です。公共交通を「乗って守る」という考えに切り替え、市職員約570人が率先して、公共交通、自転車、徒歩による通勤を行っています。11月からは一部事業所も参加しています。

山陰海岸ジオパークが世界ジオパークネットワーク国内候補地に決定(10月28日)

　日本ジオパーク委員会で、「山陰海岸ジオパーク」が世界ジオパークネットワークの国内候補地に選定されました。それに先駆け、第3回ジオパーク国際シンポジウム(中国)で、山陰海岸ジオパークを紹介し、世界にPRしました。また、市のマスコット・玄武岩の「玄さん」が大人気となりました。

市の未来を支える重要計画「幼稚園・保育所のあり方計画」「経済成長戦略」「第2次行政改革大綱」を策定(10月29日、11月18日、12月22日)

　10月、就学前のより良い教育・保育を推進するために「幼稚園・保育所のあり方計画」を策定しました。また、11月、市の経済を活性化し、自立した経済への転換を図るための「経済成長戦略」を、12月、第1次行政改革に続く、「第2次行政改革大綱」を策定し、財政基盤の強化を図りました。