たじま児童劇団 旗揚げ公演を上演

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ページ番号1019035  更新日 令和4年1月25日

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 1月9・10日の2日間、江原河畔劇場で、たじま児童劇団の旗揚げ公演が上演されました。
 豊岡市・養父市・宍粟市・香美町・新温泉町の中高生団員15人が「十五少年・少女漂流記」を披露し、4回の公演で約400人の観客を動員しました。

写真:旗揚げ公演に出演した中高生の部 15人

たじま児童劇団

 たじま児童劇団は、2021年の5月に但馬地域内の小中高校に募集チラシを配布して呼び掛け、お試しワークショップを経て、8月に発足しました。
 小学4年生から高校2年生まで29人が所属し、小学生の部(14人、講師:劇団青年団所属俳優)と、中高生の部(15人、講師:平田さん)に分かれて演劇のワークショップや本格的な創作に取り組んでいます。
 演出家の平田オリザさんは「ライバルはウィーン合唱団の目標を掲げ、公演を見るためだけに国内外問わず各地から観光客が来るような劇団を目指したい」と語られています。

写真:終演後の集合写真
中高生の部講師の平田オリザさん(2列目 右から4番目)と中高生の部所属の15人

十五少年・少女漂流記

 十五少年・少女漂流記は、平田さんが旗揚げ公演のために書き下ろした新作で、玄武洞の穴から異次元空間に迷い込んだ子どもたちが元の世界に戻れるかという物語。
 ジュール・ベルヌの名作「十五少年漂流記」がモチーフになっていて、劇中に「コウノトリ」「玄さん」などのせりふが登場し、但馬にちなんだ作品になっています。
 中高生団員15人それぞれに当て書きされている部分もあり「人の話をあまり聞いてないところが似てるかも」「ちょっとびびりなところが役柄にもでている」「おっとりしているところは似てるかな」と自身の役への思いを話す様子から、等身大で役を演じていることがうかがえました。


ゲネプロの写真1

ゲネプロの写真2

ゲネプロの写真3

ゲネプロの写真4


豊岡市在住の中学生も出演

 この旗揚げ公演には、豊岡市在住の中学生3人が出演しました。

井垣ゆうさん(城崎中学校 3年)

 前回(2019年に上演された劇団青年団「東京ノート・インターナショナルバージョン」)に比べてせりふが圧倒的に増えたので、覚えるのが大変でした。
 今回は同年代の子たちが一緒にいて、楽屋がにぎやかで楽しいです。稽古が冬休みの間だったので、宿題を持ってきて年上の人に教えてもらったりしました。 

芳田千奨さん(豊岡北中学校3年)

 将来、演劇関係の仕事についてみようかなと思っていたときに児童劇団の存在を知り、入団しました。
 「声がこもりがち」とよく言われるので、声がとおるように工夫をしました。そこに注目して観て欲しいです。
 今回出演してみて演じる側を続けたいと思いました。

山内冬花さん(豊岡北中学校2年)

 初めてのことばかりだったのでとても緊張しました。上手くいかないこともあったけど、一緒にやっているメンバーと助け合いながら皆で練習しました。
 昔から演劇を観るのが好きで、いつか自分で劇団をつくってみたいと思っているので、これからも演劇を続けたいです。

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