豊岡市×専門職大学×株式会社EXxで電動キックボードの実証実験開始

　豊岡市および芸術文化観光専門職大学、電動キックボード「ema」を提供する株式会社EXx(エックス)の三者が6月3日、専門職大学で連携協定を締結し、豊岡市内において、電動キックボードの実証実験を行うことになりました。

　豊岡市では、城崎温泉や出石などへ多くの観光客が訪れる一方、駅やバス停から目的地までの移動、目的地周辺の周遊等の利便性向上が課題となっています。また、2050年までの脱炭素社会の実現に向けて取組みを進めることにしています。　
　そこで、株式会社EXxが展開する電動キックボードサービス「ema」を城崎温泉駅に導入して観光客の近距離移動の利便性に向けた実証実験を行うとともに、二酸化炭素の抑制などを目的に市役所に導入し、公用車としての活用の可能性を検討します。また、専門職大学と連携して、走行データの取得、分析を行い、今後の施策の検討を行います。

　実証実験場所となる城崎温泉では、駅前の観光センターとSOZOROに8台のキックボートを設置し、1時間1,600円で観光客や市民の方に貸し出します。利用するには自動車免許が必要ですが、特例措置としてヘルメットを着用せず乗車できます。利用手続きは、ユーザー登録、ロック解除、決済までをラインアプリを使って行います。
　利用期間は10月末までです。

　興味のある方はキックボードを使って城崎周辺を散策してください。