市長定例記者会見（平成23年6月27日）

ページ番号1003657　更新日平成30年5月23日

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6月27日、中貝市長が定例記者会見を行いました。資料は、下部をダウンロードしてご覧ください。

日時

平成23年6月27日（月曜日）午後2時～2時35分

場所

東庁舎別館 2階会議室

会見事項

豊岡市アンテナショップ「コウノトリの恵み　豊岡」オープン！
東京に豊岡情報発信拠点ができます（資料1-1、1-2、1-3）
豊岡エキシビション2011開催
首都圏から　豊岡の魅力発信（資料2-1、2-2）
豊岡市長の宮城県南三陸町、気仙沼市視察
一日も早い復興のために　私たちができることは（資料3）
「世界一　田（た）めになる学校 in 東京大学！」開催
未来を担う子どもたちへ発信（資料4-1、4-2）
ラムサール条約湿地登録啓発パンフレット
「ふるさとの自然と暮らしをずーっとずっと」作成（資料5-1、5-2）

質問・回答(発言記録要旨)

（1）豊岡市アンテナショップ「コウノトリの恵み　豊岡」オープン！　東京に豊岡情報発信拠点ができます
（2）豊岡エキシビション2011開催　首都圏から　豊岡の魅力発信

Q1　東京を舞台にした豊岡市の取組みがいろいろありますが、改めて首都圏で実施する意味を教えていただけませんか。
A1　まず、地域活性化の観点からいえば、知られなければ存在しないのと一緒です。豊岡市は素敵な素晴らしいまちづくりを進めてきましたが、まだまだ知られていません。
　東京は最大のマーケットであり、さまざまな情報媒体の多くも東京にあります。そこで、東京に豊岡市を売り込む、あるいは東京発の情報発信を行う、それが狙いです。また、海外への展開を考える際にも東京発ということは有効です。
　このように記者会見をさせていただき、豊岡の名前・情報は関西までは何とか届くようになっていますが、箱根の山をなかなか越えないことが現実問題としてあります。市役所の中にも情報戦略係を設けて、かねてから、東京発、東京へ投げ込む情報発信に力を入れてきたところです。

Q2　「知らなければ存在しないのと同じ」と実感されているのはどんなことですか。
A2　コウノトリが放鳥された時には、「豊岡とコウノトリ」がみんなの意識にありましたし、絶えずメディアに出ましたが、やはり薄れていき、現在は豊岡を知らない人が非常に多くなっています。
　また、インターネットの上でコウノトリがどれほど掲載されているか、トキはどうかと調べると、トキとコウノトリでは圧倒的な差があります。
　コウノトリの話をした後に、「トキの話は面白かったです」と言われたこともありました。
　本市の城崎は、かって高校の教科書に載っていました。どこにあるまちかは知らないけれど、志賀直哉の「城の崎にて」を見て、「きのさき」ということを知っている人はたくさんいました。しかし、今は教科書に載っていませんので、「しろさき」と読む人が出て来ています。豊岡が知られていないという経験を、私を含めて関係者がいろいろな所でしてきています。
　数年前、出石そば伝来300年ということで、本市の出石の商工会青年部の方たちが、信州の上田市を出発して、豊岡まで歩いて帰ってくるというイベントを行いました。その時も関西に入って、ようやく「出石を知っている」ということでした。
　ずいぶんいろいろなことをして豊岡をPRしてきたつもりですが、やはり豊岡は関西ローカルに留まっていると実感します。

〈会見事項以外〉豊岡市役所の「節電目標　対前年同月比-15％」の取組みについて

Q1　豊岡市役所の「節電目標　対前年同月比-15％」の取組みスタートの感想を聞かせていただけますか。
A1　市長室もすぐ34度になっていて、汗だくになって仕事をしています。さすがに34度に気付くとクーラーをつけます。生産性に響くのではないかと心配しているのですが、関西全体で協力してやらないと万が一大停電になったら大混乱になりますので、豊岡市役所も関西の一員としての責務を果たしたいと思っています。
　また、市職員の服装は、現在、半袖ノーネクタイ、ポロシャツもOKですが、さらに進んでTシャツまでOKとするかどうか検討しています。
　仕事する服装としてどうなのかということもありますし、他方でこの暑さに耐えていくためにどうなのかということもあり、まだ結論は出ていません。神鍋マラソンなど、いろいろなPRのTシャツがありますので、そういうものに絞ってTシャツもOKとするかどうかという検討もしています。

Q2　西では豊岡市が一番暑いですが、東では埼玉県熊谷市。熊谷市は暑さを逆手にとって、まちをPRされていますが、豊岡市はいかがですか。
A2　熊谷市を数年前に訪問した時、「あついぞ！熊谷」というTシャツを市職員の皆さんが着ておられました。それは物理的な暑さだけではなくて、みんな燃えてるという意味もあったのですが・・・。豊岡市は今年は特にあまり暑さをPRしないようにと思っています。というのは、日本中が暑くて、その暑いというのは冷房の温度を高く設定するということも含めて暑いので、豊岡市としてはどちらかというと「城崎温泉に涼みに来ませんか」と売り出したい方なのです。あまり暑い暑いというのは、今年は営業戦略上、もうひとつではないかと思っています。しかし、年に何回か、「今日の最高気温は豊岡です」と出るのは、これはこれでいいかなと思っています。
　今、議会で予算が通ればということですが、東日本大震災による観光のマイナスを考えて、各観光協会が意欲的な取組みをしようとしておられ、市も応援します。例えば、城崎では美人時計（びじんとけい）を7月中旬から1カ月間実施します。一番アクセス数が多い午後5時台から1時間、ゆかた美人が黒板を持って1分毎に城崎のPRをします。美人時計は1カ月間のアクセスが5億件だそうです。私は、そこにかく乱要因として、時々「玄さん」を入れるように言っています。
　竹野はオープンウォーター（遠泳大会）を行います。遠泳大会は最近人気があり、今年は第1回ですが継続できればと思っています。
　日高は神鍋で、マウンテンバイクの大会を開催します。
　出石は着物で売っていこうということで、着物祭りをします。
　但東は古代米アートなどがいくつかありますが、それをマイクロバスで巡っていただくツアーを予定しており、これを盛り上げ、規模を拡大して継続していきたいと思っています。
　このような意欲的なチャレンジがこの夏から秋にあります。
　さらに城崎の夏は、これまで火曜日と金曜日の2回だけであった花火が、月曜日から金曜日まで毎晩あがるようになります。
　暑い東京、暑い都市部を離れて、ぜひ豊岡に涼みに来ていただきたいと思っています。

Q3　この前市政記者クラブ会員が集まった時に、豊岡は一番寒くて一番暑いまちということで、豊岡駅前に「玄さん」の温度計をつけることを市に提案しようということになりました。テレビ放映にも使いやすいことだと思いますので、ぜひ検討していただけませんか。
A3　はい、分かりました。検討します。

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