市長定例記者会見(平成23年5月2日)

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ページ番号1003660  更新日 平成30年5月23日

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5月2日、中貝市長が定例記者会見を行いました。資料は、下部をダウンロードしてご覧ください。

日時

平成23年5月2日(月曜日)午後1時15分~2時

場所

東庁舎別館 2階 会議室

会見事項

  1. まちづくり市民アンケートの結果報告
    市民と共に翔る豊岡市をめざして(資料1-1、1-2、1-3)
  2. ウォーキングイベント 第1回「ラムあるき」の開催
    目指せラムサール条約湿地登録!(資料2-1、2-2、2-3)
  3. 第29回全国シニアソフトボール豊岡大会の開催
    スポーツ&地域振興(資料3)
  4. 兵庫県立大学と豊岡市との連携協力に関する協定締結
    豊岡市における兵庫県立大学の「知」の蓄積とその活用(資料4)
  5. 東日本大震災に伴う豊岡市の対応(資料5-1、5-2)

質問・回答(発言記録要旨)

(1)まちづくり市民アンケートの結果報告 市民と共に翔る豊岡市をめざして

Q1 まちづくり市民アンケートの結果で、公共料金や経済施策に不満が多いようですが、市長はどのように受け止めておられますか。
A1 市民の意識は、おそらくこれが現実だと思いますので、受け止めた上でどうするか対応を考える必要があると思っています。市町合併したまちというのは、総じて住民意識が厳しいように聞いています。特に合併後の最初(合併後4年経った後)の選挙では、現職の首長が落選しているというのは日本中で見られ、本市の市長選は無投票でしたが、同じ傾向が表れていると考えています。合併に対する事前の期待の大きさ、それに反する厳しい現実、こういった中での不満が相当あるものと思います。
 他方で、実は予測されたことで、覚悟の上での市町合併です。合併しなければ財政状況はさらに悪化して、いうなれば船は沈んでしまう、何よりも沈まない船を作るのだということで合併に乗り出しました。
 しかし、合併後6年になりますので、市民の一体感といったものをさらに醸成することと併せて、新しい豊岡市として希望を感じていただける施策展開について、これまで以上に考えていかなければならないと思っています。

Q2 不満が出ている公共料金について、後期基本計画の中で検討するということは、公共料金の値下げをするという意味ですか。自治体によっては、首長が公共料金を下げて、歓心を買ったりされていますが、豊岡市はそのようなことはされないのですか。
A2 公共料金を下げるようなことはできないです。
 公共料金に対する不満というのは、おそらく2つあると思います。
 1つは、合併時、あるいは合併後に公共料金の見直しをしたことです。
 合併前は公共料金の高い町と低い町があり、合併により、市民が同じ料金になるよう統一をしました。公共料金は中間的な所で一元化しているので、高かった所は下がっているのですが、低かった所は上がっています。この方々には一元化であろうと何であろうと値上げは値上げだと考えられていると思います。
 2つ目は、アンケートの直前に水道料金の大幅な値上げをお願いしていますので、市民の皆さんに値上げが続いているという強い印象を与えているのだろうと思います。
 市町合併の最大の理由は財政状況の悪化です。大切なことは自治意識だと思っています。自分たちのことは自分たちで、自分たちの身銭でやるという、その覚悟をもっともっとお互いに持たなくてはいけないと思います。これまで非常に大きな国の支援があって行政ができていましたが、小泉内閣の改革の時に国からの支援が大きく減り、さらに減ることが見込まれましたので、市町合併することになりました。自分たちの自治を守る、例えばみんなの水道をみんなで守るということになれば、応分の負担を市民にお願いせざるをえませんので、必要な負担をお願いすることは避けて通れないと思っています。
 歓心を呼ぶために、無理をして公共料金を下げることは慎まなくてはいけないと思います。
 しかし、値上げなり、一元化を、皆さんが納得していただけるかどうかのプロセスも大きく影響いたしますので、今後さまざまな面での公共料金の値上げはせざるをえないという実態ではありますが、情報公開をさらに徹底して、プロセスをしっかりすることにより、値上げは不満だけれど仕方がないと、せめてその辺りの気持を持っていただけるようにしていく必要があると思います。また、行政改革をさらに徹底して行っていくことにより、公共料金の上げ幅を小さくしていくことも不可欠だと考えています。

Q3 アンケートで重要度が高いと回答されていることは、今後、市にしてほしいと希望されていることですか。
A3 そうだと思います。また、水道や下水道の重要度が高いのは、公共料金に対する関心度の高さではないかと考えています。

Q4 アンケートでは、観光はまだ満足されていますが、商工業に対してはどうなのでしょうか。
A4 観光においても、おそらく満足されていないと思います。しかし、インフルエンザがあり、本市ではなかったのですが、口蹄疫(こうていえき)もあり、なんとなく日本に沈滞ムードがあり、毎年のように観光に水をかけるような事件が起きています。その度に、本市では緊急対策をしてきましたので、観光対策については、まあやっているという評価ではないかと思います。
 しかし、商工業はそういう単発のものがないものですから、それがそのままアンケートの評価につながっているのだろうと思われます。県が発表された平成21年度の域内総生産は、県全体の平均が対前年比-7.9パーセントで、豊岡市では対前年比-4.6パーセントです。本市は、県全体の平均より良いというものの、大きなマイナスが出ていますので非常に厳しいです。それに対して手は打っているのですが、成果が出るまでは時間がかかります。例えば、企業誘致も小さなことが動き始めている状態ですが、ある程度まで来るのに時間がかかります。また、物流等を考えた時に高速道路の整備は非常に重要なのですが、北近畿自動車道が八鹿まで延びて来るのは来年の3月終わりであり、それが具体的な成果につながるには若干時間がかかります。今、環境経済戦略でエコバレーを作ると言っていますが、それにもエンジンがかかるまで時間が要ると思います。

(5)東日本大震災に伴う豊岡市の対応

Q1 前回の全但社会福祉協議会連合会による災害救援ボランティアの募集は但馬地域の方が対象でしたが、今回の豊岡市と豊岡市社会福祉協議会による災害救援ボランティア募集の対象は豊岡市民になりますか。
A1 受け入れ側からみると特に制限する必要はないのですが、市民の皆さんが何かしてあげたいという非常に強い思いを持っておられ、その場がないことの不備や苛立ちを感じました。被災地を助けたいということプラス、そういう思いを持っておられる市民の皆さんに少しでもそのような場を提供したいと、今回、災害救援ボランティアを募集することにしました。

Q2 ボランティアの条件、対象年齢などはありますか。
A2 ボランティアの条件は特に設けていませんが、自己管理ができる方で、高校生以上の方を想定しています。

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