市長定例記者会見（平成24年9月3日）

ページ番号1003637　更新日平成30年5月23日

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9月3日、中貝市長が定例記者会見を行いました。資料は、下部をダウンロードしてご覧ください。

日時

平成24年9月3日（月曜日）午後1時15分～2時2分

場所

東庁舎別館 2階会議室

会見事項

豊岡市景観計画策定
かけがえのない「豊岡らしい風景」（資料1-1、1-2）
アンテナショップ「コウノトリの恵み豊岡」
開店1年間の軌跡（資料2）
第21回全国市町村交流レガッタ豊岡大会の開催
全国から800人が集い、競う（資料3）
障害者虐待防止センターの開設（資料4-1、4-2）
不登校児童生徒の状況（資料5）
「豊岡ノーマイカーデー」の実施結果（資料6-1、6-2、6-3、6-4）
その他
小惑星『神鍋』の命名決定と記念講演会の開催（資料7-1、7-2）

質疑応答〔発言要旨〕

（2）　アンテナショップ「コウノトリの恵み豊岡」　開店1年間の軌跡

Q1　アンテナショップを利用された方について、年齢層、また、豊岡ゆかりの方や出身者が来られているのか、全く関係ない方が豊岡に興味を持って来られているかなど分かりませんか。
A1　データは取っていませんので、店員の感覚的なものになりますが、豊岡出身者がなつかしくて来られるケースはたくさんあると聞いています。
　また、どこかで「コウノトリ」などがご自身のアンテナに引っかかっていて、たまたま前を通って「豊岡だ」と思って入って来られたり、城崎のポスターをお店入ってすぐの所に置いていますから、「城崎だ」と言われる方があるというふうに聞いています。
　今までで一番印象的だったのは、突然、コウノトリのお米のセットを十いくつ買いに来られた方があり、それは、その方のご主人が豊岡に転勤になるので引越し祝いに買いに来たということでした。

Q2　アンテナショップは、いろいろな地域が出していますが、豊岡のアンテナショップは他の地域のアンテナショップと差別化はできていますか。この辺は強みがあるというようなことがありますか。
A2　豊岡のアンテナショップはまだ十分強みを発揮できていないと思います。たとえば、コウノトリ育むお米が売上上位4番目に入っていますので、やはり、コウノトリの認知度、コウノトリのイメージ、そのものが浸透しているという印象は持っています。
　また、土曜日限定でちくわパンを売り出したら、まず売り切れるということです。豊岡にはとてもおいしい練り物を作っている会社がありますが、中扉がないと練り物を売ってはいけないというルールがあり、長い間練り物商品を置けませんでした。それを置けるようになりましたので、これからさらに強みを発揮できると思っています。
　一方で、弱点としては、7．5坪の小さな店でバックヤードがなく、鮮度を求められるものを置きにくいということがあります。

Q3　アンテナショップは、今年度は売上を上げていけそうですか。
A3　傾向としては少し右肩上がりになってきていますから、今後さらに増えるものと考えています。アンテナショップの最大の狙いが豊岡のPRということですので、店頭での催し物をどんどん行い、豊岡のアピールにつなげていきたいと思っています。

Q4　アンテナショップが、豊岡のPRにどこまでつながっているかという分析は難しいですか。
A4　難しいです。今年の夏にアンテナショップがある有楽町の前で、豊岡認知度調査をしましたが、認知度の結果は、アンテナショップができて1年目とほとんど変わっていませんでした。アンケートは、この1年間のこのことだけで、それもたまたま前を通った人というだけですから、アンケートの科学的な精度からいくと疑問があります。アンテナショップが豊岡のPRにどこまでつながっているかの分析はなかなか難しいと思います。
　しかし、コウノトリのお米を買う方など、お客さんは確実に安定的についてきていますので、基礎ができつつあるという印象を持っています。
　アンテナショップを作ったことによって、それがマスコミに取り上げられた数字は先ほど申しあげたとおりですが、それが十分意識の中に定着するところまではまだ至っていないという評価をしています。

（7）　その他　小惑星「神鍋」の命名決定と記念講演会の開催

Q1　小惑星「神鍋」の命名決定について、一言お願いできませんか。
A1　とてもうれしかったです。豊岡市は何もしていないのですが、里の会の皆さんが働きかけをされて、「神鍋」という名前が付くことになったと聞いた時には、それは驚きました。特に、宇宙船こうのとりが打ち上がって、宇宙への関心が豊岡でも高まっていましたし、JAXA（ジャクサ：宇宙航空研究開発機構）の研究者に市内の子どもたちへ宇宙教育をしていただいている中のことでしたので、宇宙が一層身近になったとたいへんうれしかったです。
　それから、小惑星「Uemura （植村）」ができていると聞いて、もっとびっくりしました。
　小惑星「神鍋」の命名は、神鍋の魅力をさらに高めることにつながるだろうと思います。宇宙の先に「神鍋」という惑星があると思うだけでも、なんとなくワクワクし、ロマンを感じる、そういう気がいたします。

注：以下は、小惑星「神鍋」の命名を依頼された「里の会」代表者と報道機関との質疑応答です。

Q1　小惑星「神鍋」は、アルファベットで書くのですか、それとも漢字ですか。
A1　国際的にはアルファベットで表現します。国内的には、漢字でも、ひらがなでも良いのではないかと思います。

Q2　小惑星「神鍋」をアルファベットで標記した場合、最初だけ大文字ですか、それともすべて大文字ですか。和名は「神鍋」ですか。
A2　最初だけ大文字で、後は小文字で、Kannabeです。和名は、「神鍋」で良いです。

Q3「神鍋」の名前をつけることはいつから考えられていたのですか。
A3　関先生が養父市に来られた5月13日に命名をお願いしましたが、その時、何がいいのかと考えました。やはり神鍋だなと、その場で思いついたことです。
　関先生自身がその場所では、一つだけ命名ということをお決めになっていたようなので、但馬では「ようかぼし」だけと思っていたのですが、「この際特別にやってみるか」と先生に言っていただきまして、小惑星「神鍋」という命名が実現しました。

Q4　小惑星「神鍋」は、市内では見えないのですか。天文館バルーンようかでは見ることができるのですか。
A4　見えるということは、私たちが望遠鏡を覗いて見えるということですが、市内でもバルーンようかでも見ることができません。
　しかし、写真は光を貯めることができますので、写真を撮ることはできます。写真撮影は神鍋地区でも可能です。

Q5　里の会は神鍋の方が多いのですか。会員は何人ですか。
A5　会員に神鍋の人が多いわけではありませんが、里の会の活動本拠地が神鍋になっています。会員は15人です。

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