市長定例記者会見(平成25年2月1日)

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ページ番号1003630  更新日 平成30年5月23日

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2月1日、中貝市長が定例記者会見を行いました。資料は、下部をダウンロードしてご覧ください。

日時

平成25年2月1日(金曜日)午前11時~11時45分

場所

東庁舎別館 2階 会議室

会見事項

  1. 「市有財産売却・貸付」
    秋の大セールと随時募集状況の報告(資料1)
  2. 東日本大震災被災地支援ボランティア募集
    南三陸町でニーズにあった支援を実施(資料2)
  3. アンテナショップ「コウノトリの恵み 豊岡」
    平成24年度上半期(7~12月)の状況報告(資料3)

質疑応答〔発言要旨〕

(1) 「市有財産売却・貸付」秋の大セールと随時募集状況の報告

Q1 市有財産の消防ポンプはどういう方が買われたのですか。
A1 海外の方が購入されることも多いのですが、最終的な行き先は聞いていないので分かりません。

(2) 東日本大震災被災地支援ボランティア募集 南三陸町でニーズにあった支援を実施

Q1 災害支援ボランティアという名称ですが、被災地の人と交流したり、品物を買うことで支援するもので、以前に豊岡市が参加者募集をされて市長も行かれたツアーと、内容としてはかなり似ているように思いますがいかがですか。
A1 今回の災害ボランティアのメインは仮設住宅の人たちとの対話・交流です。しかし、同じ行くのなら、仮設の商店街などで、おおいに買い物をして帰ってくるということも付け加えたいということです。
昨年12月に参加者を募集して行ったツアーは、観光ツアーであり、産業の立ち上げを応援するというものでした。とは言いながら、語り部の方の話をずっと聞き、震災時の状況なども学びながら帰ってきましたが、メインは観光でした。観光ツアーは、予算が認められれば、また、今年の4月か5月の頃に実施したいと考えています。

(3) アンテナショップ「コウノトリの恵み 豊岡」 平成24年度上半期(7~12月)の状況報告

Q1 アンテナショップの平成24年12月の売上金額が、前年同月に比べて86%増となっているのは何か理由があるのですか。
A1 よく分かりませんが、来店者は千人ほど増えたと聞いています。
しかし、人の行き来がそんなに変わっているはずはありませんので、確実に定着してきたということやお正月飾りのようなものがけっこう目を引いて売上増につながったのではないかと思います。店長の話を聞きますと、コンブなどはお正月料理に使うということで、店頭にそういうものを並べたところ、関心を引いて来店者が増えたのではないかということでした。
 来店者の中には、小さなお酒を端から端まで全て買って帰られる方やちくわパンを全部買って帰られる方もあるそうです。
Q2 アンテナショップで、利益は出ていますか。
A2 まだ、赤字だと思います。しかし、この勢いで伸びてくれば収益も上がってくるのではないかと思います。月ベースでは、売上げ目標ベースに近づいてきた気がします。
 アンテナショップのスタート当初は、乾き物が中心で、普通の袋物のようなものがベースになっていましたので目を引きませんでした。それが、ちくわパンや正月用品、シルクナスなど、豊岡を感じさせるものが店の前面に出て来るようになって、お客さんが増えてきたように思います。

〈会見事項以外〉NHK大河ドラマ「八重の桜」について

Q1 「八重の桜」に、出石(現豊岡市)出身の川崎尚之助(しょうのすけ)が登場し、長谷川博己(ひろき)さんが演じられていますが、この関連で豊岡市が予定されていることがあれば教えてください。
A1 まず会津若松市との交換ができれば良いなと思っています。例えば会津若松市で開催されるイベントに川崎尚之助の故郷の人たちが行き、尚之助の生まれた出石はこんなまちだったというような話をする。逆に豊岡で尚之助関連のイベントをして、会津若松市の方にお越しいただき、八重の故郷はこういう所だというようなことを伝えていただく。新年度(平成25年度)にこのようなイベントをぜひ実施したいと思っています。
 地元の方もいろいろ考えておられるようです。
 また、あさくらゆうさんが、幕末というものをこの豊岡でかなり感じることができると言われ、提案を受けています。
 一つは尚之助、八重がそうですし、桂小五郎も豊岡に潜伏しています。桂小五郎は本市の豊岡だけでなく出石・城崎、養父市にも潜伏しています。また、新撰組の最後に幕引きをした人物は豊岡県庁に勤めていました。少し、あの時代の人物、あるいはあの時代の足跡を拾い上げていくと、豊岡の中で歴女の皆さんに訴えられるようなコースができるのではないかということです。
 さらに、新島 襄が城崎温泉に来たという記録があると聞きました。しかし、何をするために来たのか、誰と来たのかは分かりません。もし八重と来たのであれば、これはなかなか面白いことで、今、城崎の方にそういう掘り起こしをしていただいています。
 みんなの意識が一気に尚之助やその時代に向いてきましたので、豊岡の中でもいろいろなものが出てくるのではないかと思います。そういうものを見た上で、改めて大々的に豊岡をアピールするようなイベントを考えていきたいと思います。

Q2 長谷川博己さんを出石に招くことはされないのですか。
A2 長谷川さんを招きたいのですが、とにかく忙しいということです。昨年の内にマネージャーの方にも会ってきたのですが、新しい仕事も来ており、なかなか豊岡には行けないと聞いています。
 また、もし尚之助の件で豊岡に行くとすると、役者としての礼を尽くすという意味なので、こっそり行きますということでした。
 綾瀬はるかさんと二人で豊岡に里帰りをしていただけると良いなと思いますが、何かそういうことにピタッとはまるような、理屈が立つといったら変ですが、そういうイベントがないとなかなか難しいと思います。

〈会見事項以外〉志賀直哉来訪100年などの城崎でのイベントについて

Q1 城崎は今年、志賀直哉来訪100年ですが、何か考えられていることはありますか。
A1 今年は、志賀直哉城崎来訪100年、志賀直哉生誕130周年にあたります。この機をとらえて、もう一度志賀直哉と城崎の関係を見つめる、そしてそれを城崎の魅力につなげるという提案が地元の城崎の方から出てきています。それに関連する予算を平成25年度の予算に計上する予定です。
 城崎には、志賀直哉が小説を書いた部屋が旅館の三木屋に残っていますし、小説の中に出てくるイモリやハチなど、小説の舞台を巡るようなツアーができないか、志賀直哉に関心を持っている大学の研究者・学生たちにこの機会に城崎に来てもらうことができないかというようなことを考えています。

Q2 城崎アートセンターと志賀直哉は関連ありませんか。
A2 城崎アートセンターは、志賀直哉とは関連がありません。
 城崎アートセンターの関係は、まもなく記者発表をさせていただくことになると思います。平成24年度事業で、城崎アートセンターの基本計画案を作っていまして、議会への説明と併せて報道機関の皆様にも概要を説明させていただきます。
 我ながら非常に面白いことになるのではないかと期待しています。日本を代表する劇作家の平田オリザさんやコンテンポラリーダンスの日本の第一人者の方に城崎温泉アートセンター化構想策定委員会のメンバーに入っていただいており、おそらく世界の中で輝くことができると言っていただいています。
 芸術家が一定期間滞在して創作活動をするというアーティスト・イン・レジデンスは、日本にかなりありますが、そのほとんどはビジュアル系、つまり絵を描くなどの方で、パフォーマンスの方はほとんどありません。おそらく日本の最高のパフォーマンスアートのレジデンス場所になるのではないかと聞いています。一月なのか2週間なのか、滞在期間は分かりませんが、アーティストが泊り込んで創作活動をして、作品ができると地元でお披露目をした後、その作品を持って全国を回るというようなことになります。城崎は、パフォーマンスアートだけでなくビジュアル系の方もやろうということですので、おそらく日本を代表するアートセンターというかアーティスト・イン・レジデンスの場になるだろうと思います。
 特に城崎には、あの雰囲気、日本が残っていますから、アーティスト・イン・レジデンスをすると、海外のアーティストも城崎に来て、一定期間滞在して、城崎のまちを楽しみながら、創作活動をし、地元でお披露目をするということが期待できます。ある時、城崎を歩いていると、御所の湯の所で、何かパフォーマンスをしているなど、刺激的なまちになるのではないかと思っています。

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