市長臨時記者会見(平成24年9月24日)

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ページ番号1003636  更新日 平成30年5月23日

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日時

平成24年9月24日(月曜日)午前9時15分~9時27分

場所

豊岡市役所東別館別館 2階会議室

会見事項

東日本大震災被災地支援

  1. 被災地支援ツアーの実施(資料1)
  2. 南三陸町復興支援のための豊岡市職員派遣(資料2)

質疑応答〔発言要旨〕

(1) 東日本大震災被災地支援事業について

Q1 今回の東日本大震災被災地支援ツアーは支援が目的となっていますが、観光を主としたものですか。
A1 被災地の仮設テントに行って食事をするのを、観光に位置付けるか、視察と位置付けるかは微妙なところですが、観光の要素が入っていることは確かです。
 しかし、語り部、被災者の体験を聞きながら、被災地への理解を深めるという意味では、少し違った観光だと思います。
 大正14年に発生した北但大震災では、豊岡と城崎が被災し、ペシャンコになりました。その後相当長い期間、毎日旅行社が城崎への観光旅行を実施されていたそうです。京阪神などで参加者を募集して、列車をしたて、城崎に大量にお客さんを送り込むというものです。北但大震災は87年前に起きた震災ですが、その毎日旅行社のツアーは、現在58歳の方が記憶にあるくらいまでの間あったということです。
 このように被災地を応援することを観光でやろうということは、豊岡自身が経験を持っているからです。

Q2 被災地支援ツアーは市が企画したのですか。
A2 はい、そうです。市から旅行代理店にこういうことをやりたいので提案をしてほしい、どのくらいの費用で行けるのか出してほしいと求めました。普通の観光ではなくて、語り部の話を聞くことや被災地の被災状況を学んでくることなどを盛り込んだ案をお願いしました。
 内容的には突出したところはありませんでしたので、その中で最も費用が安い提案を選びました。

Q3 被災地支援ツアーを市が主催し、市が費用を一部補助して、このような形でするのは、他に事例がありますか。
A3 他にあるかどうかは分かりません。被災地の観光ツアーは、民間レベルで既になされていて、ホテルや民宿などはほぼ満員状態だと聞いています。
 しかし、本市職員が南三陸町に行ったときに聞いたのですが、「これが何時まで続くか分からない。今は被災地を応援しようということで、皆さんそれぞれ身銭を切って来てくれているけれども、いずれこれも廃れていくだろう」と、非常に強い不安を持っておられ、ぜひ、これは継続するように応援してほしいということでした。

(2) 東日本大震災被災市町村への派遣職員の決定について

注:以下は、豊岡市から南三陸町に派遣する職員・中川正康が回答

Q1 抱負を言っていただけますか。
A1 現地がどのような状況なのか全く分からないので、不安の方がいっぱいです。今は現地で何か役に立てればと思っています。

Q2 東日本大震災発生後まもなく、現地の方に行かれたわけですね。そのときの状況はどういう状況でしたか。また、現地に行かれるのはそれ以来ですか。
A2 震災後すぐ行きましたが、給水の応援ということでしたので、まだ皆さんが生活をされている所に行きました。大きな被害が出ている所は通りましたが、直接そこの方たちとお話するということはありませんでした。現地に行くのは、そのとき以来です。

Q3 給水の応援には、給水車を持って行かれたのですか。
A3 はい、そうです。断水していましたので、ポイントポイントで給水を行いました。

Q4 過日行かれた時に、印象に残ったことはありますか。
A4 被災されているにもかかわらず、いろいろ気遣っていただきました。果物の差し入れがありましたし、移動の途中のサービスエリアに「おにぎりをご自由にどうぞ」と置いてあったりなど、東北の方の優しさを感じました。

Q5 派遣は、自ら手を挙げられたのですか、それとも選ばれたのですか。
A5 現在、但東総合支所で過疎の仕事をしています。その中でいろいろ苦労をしましたが、多くの方に応援いただき、過疎の事業に取り組むことができました。そういうこともあり、今回役に立てばと行くことに決めました。

Q6 現地の水道はどうなっているか分かりますか。南三陸町からの情報はありますか。
A6 南三陸町からの情報はまだ来ていません。インターネットで見ても現地の水道の情報はあまり詳しく出ていないのでよく分かりません。

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