市長定例記者会見(平成24年10月2日)

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ページ番号1003634  更新日 平成30年5月23日

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10月2日、中貝市長が定例記者会見を行いました。資料は、下部をダウンロードしてご覧ください。

日時

平成24年10月2日(火曜日)午後1時15分~2時

場所

東庁舎別館 2階 会議室

会見事項

  1. 豊岡市役所南庁舎別館の利活用(資料1-1~1-5)
  2. 統合型地理情報システム(GIS)の整備
    Geographic Information System(s)(資料2-1、2-2、2-3)
  3. 三省堂書店ブックカバーへの広告掲出
    文庫本ブックカバーによるイメージ戦略〔出石・豊岡編〕(資料3-1、3-2、3-3)
  4. 平成24年度「台風23号メモリアル事業」の実施(資料4)
  5. 城崎地域過疎戦略プロジェクト事業
    「インフォメーションカウンター設置事業」の経過報告(資料5)
  6. その他
    斎藤隆夫図録の発行(資料6)

質疑応答〔発言要旨〕

(1) 豊岡市役所南庁舎別館の利活用

Q1 南庁舎別館利活用につきまして、建築当時の姿に戻すと先ほど説明がありましたが、南庁舎別館は文化財になっていて、構造の変更等は難しいと思うのですが、工事はどのようにされるのですか。
A1 建物の構造自体は変えません。建築当時の内装を取り戻すというふうに考えていただきたいと思います。
 登録文化財も比較的規制が緩やかな文化財で、内部の機能を変えることについては比較的緩やかな制度です。
 建物ができた当時の内装に戻した上で、そこを利用して、スィーツの店にしたいと思っています。もしかすると、カフェになるかもしれませんが、そのために最低限しなければいけない工事がありますので、それも合わせてするということになります。

Q2 南庁舎別館の活用策はお菓子をテーマにとあり、希望される事業者がどんな案を出されてくるかによると思いますが、今の段階で、市はどのような活用の選択肢を想定されているのでしょうか。
A2 お菓子を作って売っていただくというのが基本だろうと思います。
 それ以外には、お菓子とかスィーツを作る教室を開くとか、そこで買っていただいたお菓子をその場で食べていただくカフェにするとか、あるいはブックカフェにするというような方法もあるでしょう。
 南庁舎別館は約800平方メートルという相当な広さがありますので、お菓子の店というだけでは広すぎるということがあります。そこで、本来お店として使う部分以外にどういう魅力をつけるかというところに相当アイデアが出てくるのではないかと思っています。家賃を0円にして、利益が出た場合のみ、3割を目安に利益の配分をと言っているのは、お店をやるだけであればあれだけの広さが要りませんので、むしろ商売からいくと不要な部分までお任せをすることになりますから、そういうこともあって利用者側の負担を下げることにしています。本来のお店以外の所にどんなアイデアが出てくるか、それを非常に楽しみにしています。
 基本的に、土日だけ観光客が来るという活用方策を念頭にはしていません。基本的にはエブリディ、毎日豊岡や周辺の人たちが日常的にお越しいただいてにぎわうということで、提案をいただきたいと思っています。その上で、それが魅力だから観光客の方々が足を延ばしていただくということも強く願っていますが、日常的に人が来る、そのためにスィーツプラス何をしたらよいのか、その提案を求めたいと考えています。

Q3 例えば複数の事業者が入る場合、仕切りはどのようにされるのですか。
A3 天井が高くて吹き抜けになっていますので、根本的な仕切りは多分難しいと思います。しかし、パーティションのようなものが必要ということで、そのグループの提案が採用されれば、予算の範囲内でそういう工事を行います。

Q4 火は使えるのですか。
A4 火が使えないことはないです。

Q5 市民から、南庁舎別館を美術館等の目的で活用できないかという意見・要望があがっていたと思いますが、最終的にはお菓子をテーマにした利活用を選ばれたのはなぜですか。
A5 美術館を造ることは、あの場所であろうと他の場所であろうと全く考えていません。これは豊岡市の方針です。既に豊岡市には美術館が二つあります。伊藤清永美術館が出石にあり、県立ですが円山川公苑美術館があります。さらに、三つめを造るというような贅沢をできる余裕は豊岡市にはありません。
 美術館の場合には、造った後収蔵品を増やすということが要ります。さらに、収蔵品を保管するために厳密なシステムが要り、学芸員が要り、非常にコストが高くつきます。他方で、美術館は最近金沢のように一部成功している所がありますが、基本的には人集めに適しません。人がいないゆったりした所、ゆっくりと美術を楽しむというのが、むしろ通常のあり方ですので、中心市街地活性化ということでは、美術館というのはリスクが大きすぎると思っています。このことは、これまでから要望者には再三お伝えしてまいりました。
 しかし、豊岡市が誇るいろいろな美術家や書道家の作品に日常的に触れ合いたいという、その市民の希望はよく分かります。それはわざわざ美術館を造らなくても、例えば市のいろいろな施設で、入れ替えながら展示をしていくとか、今回の森田子龍展のように一定期間作品展をするということでも可能です。日常的に市民が豊岡市に縁のある方の作品を観るということであれば、それは他の対応が十分可能で、むしろ、そういうことをやりませんかというふうに、要望した方にはお伝えして、基本的にそれでいいという感触を得ています。
 過去に2回、中嶋神社のまつりの前日祭をしました。驚くほどの人で、お菓子の持つ吸引力を目の当たりにしました。数年前暑いときでしたが、JCが古い体育館でスィーツのイベントをしたときも超満員でした。わずか3回の例ですが、なんとかそれを平日に広げていけないかなと思いました。

Q6 南庁舎別館は指定管理施設になるのですか。設置管理条例は作られるのですか。
A6 法的にいうと公の施設ですが、民間に管理を任す指定管理施設になります。
 設置管理条例は、オープンする時に合わせて制定します。条例を作る前に工事等進め、平成25年12月頃に議会に条例をあげて、指定管理は翌春にどこかの事業者にさせることになります。

Q7 通常の指定管理制度の公募を受ける場合も、運営事業者の公募期間というのは、今回と同じくらいの期間なのですか。
A7 普通はこんなに公募期間はとらないだろうと思います。今回の場合はどういうふうな整備をするのかということを応募者に提案してもらいますので、時間がかかるだろうと考えています。具体的にどういう改造をするのか、その提案をまとめていただく必要がありますので、募集期間を普通よりも長くとっています。

Q8 公募期間は2カ月弱ですか、決して短くないということですか。応募期間の根拠はあるのですか。
A8 長ければ長い方がじっくり考える期間はあると思いますが、2カ月あればなんとかいけるのではないかと思っています。おそらく現実にお菓子を経営しているところを中心に提案があるだろうと思います。そうすると、ある程度のこれまでの経験から、この分野の土地勘があるだろうと思います。全国に、こういう文化財的な施設を利用して活用してお店をしているところはいくつかありますし、成功例もあります。例えばそのようなところから手が挙がるとすると、詳細な市からの調査がなくても、経験上対応が可能だと思いますし、そういうことをしたことがないところでも、そういうところを学べばだいたいの感じはつかめるのではないかと思っています。
 応募期間の設定は店のオープンからの逆算からです。どういうコンセプトで募集するかという議論が、当初考えていたより長引いてしまいました。南庁舎別館は、平成25年の夏に市の新庁舎が完成しますと、市役所の施設としては使わなくてもいいことになり、空き家になります。そこで、そのタイミングで改修にかかると、平成26年の春にはオープンができるはずだと考え、そこから逆算をするとこのタイミングで募集することになりました。

Q9 ある程度ノウハウを持った事業者に手を挙げてもらいたいということですか。
A9 ノウハウを持っているところにも挙げていただきたいし、ノウハウがなくてもチャレンジをするということも歓迎です。特に豊岡のお菓子屋さんというと、自分が小さな店舗でやっているようなところばかりですから、まちの真ん中で、あの素敵な建物でやってやろうという人があるならばその意欲は買いたいと思います。

Q10 平成26年からの開店の根拠をもう一度教えていただいていいですか。
A10 市の事業は、年度ごとになっている単年度予算主義ですので、整備事業は年度で終える必要があります。つまり、平成25年度の予算で事業をして、整備を終えます。
 平成25年の夏までは市役所の庁舎として使っていますから、整備は25年度後半しかできません。手を加えて、店としての準備をやるとやはり半年はかかるので、開店は最短で26年の春ということになります。こうしている間にも空き店舗はどんどん増えてきますので、中心市街地の活性化策ということで、一日も早く人が集まる場所を作りたいと思っています。

Q11〔産経〕お菓子はフルーツでもいいのですか。
A11 フルーツを使ったお菓子ならよいです。

Q12 事業者から利益の配分を受けた場合は、その利益はどのようにするのですか。
A12 市は雑収入で受けて、一般財源になります。

(5) 城崎地域過疎戦略プロジェクト事業「インフォメーションカウンター設置事業」の経過報告

Q1 インフォメーションカウンターでは、どのような案内が多かったですか。
A1 城崎温泉のお勧めの外湯や料金、温泉の入り方を聞かれたりなど、基本的なことが多いです。

Q2 海外からの来訪者は、英語圏からの方が多いですか。
A2 最近、欧米からの観光客が増えています。フランス、ドイツ、イタリアなどから来られている方も英語を話されますので、案内は英語で行っています。

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