市長定例記者会見(平成23年1月7日)

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ページ番号1003668  更新日 平成30年5月23日

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1月7日、中貝市長が定例記者会見を行いました。資料は、下部をダウンロードしてご覧ください。

日時

平成23年1月7日(金曜日)午前11時15分~11時50分

場所

東庁舎別館 2階 会議室

会見事項

  1. 宇宙ステーション補給機「こうのとり2号機」の打上げ成功を祈念!
    コウノトリがはるか宇宙へ飛翔(資料1)
  2. 「コウノトリ育むお米」の取扱状況
    広がる安心安全の豊岡ブランド米(資料2-1、2-2)
  3. 城崎温泉 年末年始の外湯入浴者数
    ほっこり ゆったり 温泉シーズンはこれから(資料3-1、3-2a、3-2b)
  4. ツシマヤマネコ野生復帰シンポジウムで本市の取組み発表
    コウノトリの野生復帰の取組みは、種をこえた先進事例(資料4)

質問・回答(発言記録要旨)

(1)宇宙ステーション補給機「こうのとり2号機」の打上げ成功を祈念! コウノトリがはるか宇宙へ飛翔

Q1 JAXA(宇宙研究開発機構)に、宇宙飛行士と豊岡の子どもが交信できるようにお願いしているということでしたが、具体的なことはまだですか。
A1 まだです。JAXAには、子どもたちに事前に宇宙開発のことを勉強させますと伝えています。そのためにもJAXAの職員の谷垣文章さんに来ていただくのですが、きちんと宇宙開発のことを学んだ上で、交信をさせていただきたいとお願いしています。JAXAは宇宙飛行士の派遣もされているので、これを機に地球に帰ってこられた宇宙飛行士に本市に来ていただいて講演していただくなどして、宇宙や宇宙開発への子どもたちの視野を広げたいと思っています。

Q2 JR西日本の方の新型車両「こうのとり」の話ですが、運行開始を早くすることはできないのですか。JR豊岡駅舎の完成セレモニーがあって、また新型車両の運行開始でセレモニーがあるのですか。
A2 JR豊岡駅舎の完成お披露目セレモニーの日時は、JR西日本が発表されると思います。市は、駅舎の完成に合わせて新型車両が来たら、より素晴らしいと思っていますが、どうなるのか分かりません。

Q3 JR西日本の新型車両の運行は、6月まで3本しかないのはさみしいですね。いずれは全部新型車両になるのですか。
A3 これだけでも大きな前進だと思っています。当面は、運行する車両の半分が新型車両になることを目指し、お願いしていきます。

(2)「コウノトリ育むお米」の取扱状況 広がる安心安全の豊岡ブランド米

Q1 三越では、「コウノトリ育むお米」は、食料品コーナーで売られているのですか。高級ブランド米が並んでいる所ですか。
A1 はい、そうです。老舗のお米屋さんが出しておられまして、いろいろな銘柄のお米を売っておられます。その中に「コウノトリ育むお米」が入っているのです。

Q2 農業振興として、「コウノトリ育むお米」を広げられるということですが、数値目標などどのように考えられていますか。
A2 冬水田んぼをしていただいた時の補助制度がありますので、予算査定上の面積はもっています。しかし、もっと市の全面的に広げようとした時に、どのくらいの作付面積までもっていけるのかを算定すること自体が戦略プロジェクトの内容になってきます。
 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)が実現して、農産物の関税が0円になっても、おそらく「コウノトリ育むお米」のようなブランド米は、それほど大きく影響を受けないだろうと思います。しかし、一般米は、安い米が入ってくるとたちどころに壊滅状態になるのではないかと心配しています。ですから、豊岡にとってはTPPは慎重にしてほしいと思っていますが、現実にそうなった時には、豊岡の農業を守るということが必要ですので、コウノトリを育む農法をもっともっと広めないといけないと考えています。

Q3 平成15年にタイ米が日本に入ってきましたが、日本ではあまり食べられなかったので、心配しなくてもよいのではないですか。
A3 アメリカやオーストラリアからも入ってきますし、外米はわっと広がるとは思いませんが、じわじわと広がっていくと思います。

Q4 沖縄での「コウノトリ育むお米」の販売は、中貝市長の講演がきっかけで始まったのですね。それは物語性を評価してのことですか。
A4 はい、そうです。コウノトリの絶滅と復活は非常に心を打っています。それから、農業者はよくぞここまで頑張っているということも心を打っています。普通、有機米というのは安心安全でおいしいという自分にとってのことですが、「コウノトリ育むお米」は、それプラス生物多様性を育んでいるという公的な利益のようなこともセットになっています。そのストーリーに感動していただけます。
 「コウノトリ育むお米」を実際に販売される前に販売者の皆さんは食べておられて、この味ならいけると確信を持っておられます。お米というのは、今日はこの米、なくなったから次はこの米という買い方は普通しないのだそうです。ほとんど一度決めたらずっとそれなので、新規参入はなかなか難しいようです。
 物語性や豊岡のコウノトリの取組みなどが背後にあると、売る側も熱意を持って売込みをしていただけるようです。

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