市長定例記者会見(平成23年2月1日)

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ページ番号1003667  更新日 平成30年5月23日

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2月1日、中貝市長が定例記者会見を行いました。資料は、下部をダウンロードしてご覧ください。

日時

平成23年2月1日(火曜日)午後1時20分~1時55分

場所

東庁舎別館 2階 会議室

会見事項

  1. 植村直己顕彰事業「2011日本冒険フォーラム」開催
    植村直己の精神を未来につなぐ(資料1)
  2. とよおか環境・防災フォーラム
    円山川の「環境」と「防災」、そして「共生」へ 開催(資料2-1、2-2)
  3. パレスチナ・ジェリコ市が観光開発のために視察
    出石が観光開発のモデルに(資料3)
  4. JR豊岡新駅舎および特急「こうのとり」誕生記念式典開催
    新しいまちの顔が誕生!(資料4-1、4-2)
  5. 豊岡市広告事業の拡充
    小さなこともまとまると(資料5-1、5-2)

質問・回答(発言記録要旨)

〈会見事項以外〉豪雪対策について

Q1 豪雪対策として、要援護者の方の雪下ろしの補助事業を行っておられますが、追加で検討されていることはありませんか。
A1 豪雪対策はすでに実施していることばかりですが、要援護者の雪下ろしの支援策を充実いたしました。補助対象とする屋根の雪下ろしの回数を2回から3回に増やし、補助金額も上乗せしました。雪下ろしの補助回数が2回ですと、1回雪下ろしをして補助申請をすると、あと1回の雪下ろししか対象にならず、この後大雪になると困ると辛抱する人がいるかもしれません。そこで、その辺の気持の制約を取るために、補助対象回数を2回から3回に増やしました。
 屋根の雪下ろしは近所の方・地域の方の助け合いで行われており、一部は業者に頼まれている状況です。ところが、どこの業者に頼んだらよいかわからないということがありましたので、その業者の一覧表を各区長にお示し、ホームページにも掲載しています。なお、雪下ろしの値段は業者によってまちまちですので、連絡先だけを記載しています。
 また、雪下ろしをした後、本来除雪している道路はその後に除雪作業に入るので除雪できるのですが、もともと除雪していない道路もあります。そこにみんなが一斉に雪を落としますと道路の交通障害がより大きくなります。そこで、各区長に相談して、順次業者に委託した上で、計画を立てて排雪作業を実施するようにしました。このことが新しい動きといえば新しい動きです。

Q2 雪下ろしの値段を同じにしてほしいと市から業者に働きかけはできないのですか。
A2 コミュニティ価格のような値段でしておられる方もあり、値段を統一すると高くなってしまいますし、それぞれの地域のいろいろな事情がありますので、値段の統一はなかなか難しいです。
 現段階では雪下ろしの値段の統一は考えていません。

Q3 要援護者の方の雪下ろしの補助事業の充実は、雪下ろしでお1人亡くなられたことに関係していますか。
A3 1月30日にお亡くなりになったということと同時に大雪警報が出ましたので、急遽対策の確認と追加すべきことはないかということで会議を開き、豊岡市豪雪災害警戒本部を災害対策本部に切り替えました。その対策本部の議論の中で補助事業の充実が決まりました。

Q4 今年のような豪雪が毎年続くとは思えないですが、このような大雪になって高齢者しかいない所がどんどん増えていくことが考えられます。雪下ろしの補助事業以外に、例えば社会福祉協議会に働きかけるなどして、地域で助け合って除雪をしましょうとか、外からボランティアを招いて対策をとるなど、もう一歩進んだ取組みが必要ではないかと思いますがいかがですか。
A4 現在でもそれぞれの地区の中で助け合いがなされています。この力を弱めることがあってはならないと思います。自分たちでまだやれる地域があるにもかかわらず、行政がやりますと取って代わることは必ずしも得策ではありません。足りない部分をどのように補充するかというような視点は必要だと思いますが、どうしようもない所やキャパをオーバーした場合にどうするかということは、体系立てて考えなければならないと思います。
 ボランティアもいいアイデアだと思いますが、大屋根の除雪はやはり怖いです。雪下ろしは、瓦の雪を全部落としてしまうと滑ってしまうので、雪を全部取ってはいけないなど、けっこうコツがあります。雪下ろしは、基本的には、やはり慣れた方、あるいはプロということになります。

Q5 先日、香美町小代の商店街では、道路を通行止めにして、一斉に雪下ろしをして、業者がそれを一日かけて排雪をするようなことがありました。豊岡市も2月が一番雪が多くなる地域ですから、ボランティアも依頼して、一気に除雪をするようなことは考えられているのでしょうか。
A5 雪下ろしのボランティアはちょっと厳しいかもしれませんが、排雪のボランティアはたいへん有効なことだと思います。
 現在も、そもそも除雪が入っていない地区の区長の意見・要望を聞きながら、業者を頼み排雪をしているのですが、ボランティアもあわせてお願いし、雪下ろしもそれに合わせて一斉にすることができれば、より機動的になると思いますので、ぜひ検討したいと思います。

Q6 要援護者の雪下ろしの補助事業の周知はどのようにされていますか。
 1人暮らしの高齢者にも周知できていますか。
A6 要援護者の雪下ろしの補助事業の周知は、防災行政無線やFMジャングルでの放送、ホームページ・市広報への掲載、新聞報道などでお知らせしています。
 中でも、高齢者に一番実効性のある周知は、民生委員を通じて行っている方法だと思います。民生委員の方に管轄地域の独居高齢者などの安否確認をお願いし、この依頼文書の中で、改めて補助制度をお知らせし、個別に伝わるようになっています。区長の皆さんにも、民生委員の皆さんにこのような依頼をしていますと伝え、あわせて連絡を取りながら、状況把握と対応策をご検討くださいと要請をしています。

〈会見事項以外〉北近畿タンゴ鉄道について

Q1 京都府が北近畿タンゴ鉄道に関して、このままだと特に宮津以西の豊岡に向けての路線の維持が難しくなって来るので、廃線にしてバス路線への転換ということも考えていきたいと兵庫県に打診したという話が掲載されていました。改めて聞いてみるとそこまでの話ではなかったのですが、そうでもしないと将来展望が開けないというようなことで、学識経験者を交えた検討会を作りたいという意向を示しておられます。そのことについてどのようにお考えですか。
A1 問題が二つあり、1つ目は経営が非常に良くなくて、そこをどのように立て直すかという経営側のことです。2つ目は、行政側の支援の仕組みをどうするか、再検討が必要な状況になっています。支援の仕組みは、京都府、兵庫県、関係する市町で作ったのですが、今の経営状況に応じたものになっていないのです。
 経営改善の内容や支援の枠組みの検討は新年度に行われることになっています。いろいろな選択肢があると思いますので、関係者でより抜本的な改善策を見出していきたいと思います。
 北近畿タンゴ鉄道は、京丹後市からの多く方の通勤通学の大切な交通手段となっています。また、山陰海岸ジオパークで一体化を進めようという時ですから、山陰海岸ジオパークの連携を強める上でも、北近畿タンゴ鉄道は大切な路線であると思っていますので、引き続き支援をしていきます。

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