市長臨時記者会見(平成23年2月15日)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1003666  更新日 平成30年5月23日

印刷大きな文字で印刷

日時

平成23年2月15日(火曜日)午後3時15分~4時30分

場所

市政記者クラブ室

会見事項

平成23年度当初予算(資料1-1~1-16)

質問・回答(発言記録要旨)

平成23年度当初予算について

Q1 平成23年度の当初予算は積極予算ですね。前年度に比べたら新庁舎建設や認定子ども園関係の予算も多く、景気浮揚を考えておられるのでしょか。
A1 景気浮揚というのは、当面の対策です。豊岡市のGDPが一貫して右肩下がりで落ちていますので、相当思い切った対策をとっていく必要があるということがまずあります。東京にアンテナショップを作るということも、小さな試みですが、幸いにして良い場所が見つかりましたので、これにより豊岡市の認知度を一気に高めていきたいと考えています。このようなものをちりばめていき、コウノトリの取組み、山陰海岸ジオパークなどまさに扉が開かれたものについてはさらに前に飛び出していく、そういう予算です。

Q2 市長は、年頭のあいさつで過疎対策に取り組むと言われましたが、いかがですか。
A2 過疎地域の戦略プロジェクトを掲載しています。城崎・竹野・但東地域の3つの地域それぞれで、支所と本庁や地域の対応とで、それぞれ個性のある戦略プロジェクトを作っていただきました。横並びはありません。
 例えば、城崎地域では、外国語の旅館予約システムやもてなし人材育成などが入っています。竹野地域はジオツーリズム、但東地域の場合は集落対策で集落支援員やアドバイザーを設置します。但東の場合はいきなり何をするということはないのですが、まず人を配置して地域の威力を引き出して、それから後こんなことをやりたいということが出てくれば、改めてプロジェクトというか、過疎計画を改定して実施をするように考えています。地域それぞれで魅力的なことがあがってきています。

Q3 新庁舎建設の合併特例債が増えています。将来につけを残さないと言われましたが、市債残高をおさえたということですか。
A3 1つは市債残高をおさえたということです。
 2つ目は、過疎債の活用です。例えば、城崎地域の場合は、現在は週1回の花火を週5回にするようにして、花火のボリュームを大きくしています。花火を見て儲けるのは今年の人ですが、その借金返済は来年以降の人がすることになります。過疎債ですので、7割は国が見てくれますから、将来世代への負担は3割分になります。そこで、その3割分は今年の新年度予算の中に来年度以降の返済分として積み立てます。今年1,000万円の花火をするとしたら、その1,000万円の借金は来年以降に返すのですが、実質負担は3割の300万円ですから、今年の新年度予算で300万円を市債管理基金に積み立てて、来年以降返済する時にその300万円を充てるようにします。
 3つ目は合併特例債ですが、特に庁舎建設には制限がなくなりました。以前は職員1人当り何平方メートル、単価は平方メートル当りいくら、という発行上限があったのですが、それが撤廃されました。そこで、新庁舎建設には、めいっぱい合併特例債を発行することにしています。そうしますと、もともと発行することにしていた合併特例債の金額より大きくなりますから、その3割分が将来世代の負担になります。それを将来世代に転嫁させないために、当初より10億円余分に合併特例債を発行するとすれば、将来世代への負担になる3億円分を市債管理基金に積んで、来年以降返す時に、当初の腹積もりより増えた分の返済に充ててくださいということにしています。

Q4 将来に向けて有利な合併特例債や過疎債を使い、その分の後の出費分は貯金しておくということで、有利さを活用しながらも、それに溺れて借金まみれにならないようにしているということですか。
A4 はい、そうです。

Q5 市債が増えているのは、ほとんどが合併特例債の分ですか。
A5 はい、そうです。

〈会見事項以外〉JRの新特急「こうのとり」の運行について

Q1 3月からJRの新特急「こうのとり」が運行しますが、それを機に観光客などをどのように迎えられますか。
A1 特急「こうのとり」が3月から走り始めますので、4月からキャンペーンを展開します。「特急こうのとり JRに乗って豊岡に行こう」というキャンペーンを打ちます。今詳細を検討中なのですが、例えばお越しいただいた方に「こうのとり小判」を差し上げる。これは地域通貨みたいなものですので、市内でその分お買い物をしていただく。あるいは「こうのとり」ですので、「コウノトリのお米」を記念に差し上げるなどをしたいと思います。
 また、旅行社と組んだ旅行商品の開発をするなどしながら、スタートダッシュができるように、JRとも一緒になって、販売促進・誘客促進をしていくことにしています。

Q2 新特急「こうのとり」の運行を機にさらに多くの観光客を呼び込みたいということですか。
A2 はい、そうです。新特急「こうのとり」が停まる先々で、「特急こうのとり 城崎温泉行き」というアナウンスが流れます。そうしますと、「コウノトリ」と「城崎温泉」が1つの物になって結びつきますので、「温泉に入ってコウノトリを見に行けるのか」ということが、よりインパクトが高まることになります。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。

質問:このページの情報は役にたちましたか?
質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するご質問やご意見は、「このページに記載されている情報の担当課」までお問い合わせください

このページに関する問合せ

市長公室 秘書広報課 広報戦略係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9035 ファクス:0796-24-1004
問合せは専用フォームを利用してください。