認知能力・非認知能力を育てる中国語母語教室 成果発表会を開催しました(2025年2月23日)

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ページ番号1028958  更新日 令和7年3月24日

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中国にルーツを持つ親子や中国語、中国文化に興味を持つ親子による成果発表会

 2月23日に芸術文化観光専門職大学で、中国にルーツを持つ親子や中国語、中国文化に興味を持つ親子による成果発表会が行われました。
 今年度は、中国語や中国文化を演劇的な要素を取り入れて楽しく学び、認知能力と非認知能力の育成を目指した事業を行いました。
 豊岡市では「多様性を受け入れ、支え合うリベラルなまちづくり」を推進するため、多文化共生推進事業「母語・継承語支援の調査研究と実践~外国にルーツを持つ子どもの支援」を芸術文化観光専門職大学に委託して実施しています。
 この事業は、外国にルーツを持つ子どもを対象に母語・継承語(親の母語)、母文化を学ぶ機会を提供し、自己のアイデンティティの確立を促すとともに、お互いの文化や生活習慣の違いを尊重できる人材を育成することを目的として実施しました。

集合写真

発表会「ようこそ!漢字の世界へ」

中国語母語教室 発表会
中国語でセリフを話す子どもたち
中国語母語教室 発表会
漢字を作るゲーム(漢字を作り、ごほうびの星をもらう)
中国語母語教室 発表会
「大切な宝物って何だろう?」

 発表会では、1年間勉強してきた成果が十分に発揮され、素晴らしい発表会となりました。子どもたちが仲間とともに中国語や中国語文化を取り入れた演劇という一つの作品を作り上げていく姿に、会場から拍手が沸き起こりました。また、先生方の熱心なサポートのおかげで、子どもたちは大きな舞台を楽しんで演じることができました。

芸術文化観光専門職大学 講師 姚 瑶(よう よう)さんからのメッセージ

 この1年間、中国語母語教室に参加した子どもたちは大きく成長しました。母語教室で習得した言語や文化を演劇という媒体を通して、思う存分に自己表現ができました。
 さらに、「他者」と演じること「他者」を演じることを通して、他者の違いを認め、受け入れることについても理解を深めました。
 多文化共生社会は、多種多様な文化や価値観の異なる人々がお互いの違いを認め合い、共に調和の取れた多文化社会を作り上げることです。その中で自分を探り、自己と対話(自己受容)し、他者を尊敬、理解し、他者と対話(他者受容)することは、この時代に生きる外国にルーツを持つ子どもが身につけるべき「生きる術」であると考えています。

参加者の声

  • この一年、とてもよい経験をさせていただき感謝しています。とても楽しかったです。挫折しかけていましたが、子どもたちは今頃になり中国語をもっと知りたいと言って中国語のテキストを検索しておりました。素晴らしい機会を作ってくださった姚先生、そして皆様にもたくさん助けていただき、本当に感謝しています。
  • 先生をはじめ、中国語講座で一緒していただいた皆さん、本当にありがとうございました。今年は中国語で演劇という、貴重な経験をさせていただき、親子で実りある一年となりました。お世話になりました。
  • 中国語に演劇という素晴らしい講座を開催してくださった先生に心から感謝します。日本語のみで生きてきましたが、改めてコミュニケーションの大切さを実感しました。ありがとうございました。
  • 子どもたちと大はしゃぎしながら発表会の映像を見せていただきました。また、自分たちが頑張ったことや反省点を話したり、セリフを言ったり歌ったりして就寝前の楽しいひと時を過ごしました。中国語母語教室の料理教室で習った肉豆腐は、子どもたちのお気に入りで何度も作っています。

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このページに関する問合せ

くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 人権・多文化共生係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-0341 ファクス:0796-24-8114
問合せは専用フォームを利用してください。