令和4年度多文化共生のまちづくりのためのセミナーを開催しました

外国にルーツを持つ子どもの支援を考える

　11月27日に、市役所本庁舎大会議室で、令和4年度多文化共生のまちづくりのためのセミナー「外国にルーツを持つ子どもの支援を考える」を開催しました。(NPO法人にほんご豊岡あいうえおと共催)
　ボランティアグループとよなかJSLの田中　薫さんに講師として来ていただきました。

　実際に、外国にルーツを持つ子どもの日本語教育をされている田中さんの講義は、とても実践的なものでした。国語教育と日本語教育の違い、教える順番、ゲーム感覚でできる勉強法などを教えていただきました。
　子どもたちは、日本語が分からないと学校の授業が分かりません。母国では成績が良かったのに、日本に来て成績が下がってショックを受けていた子もいたそうです。そのような子どもたちに寄り添い、日本語を教えてきた田中さんの話は皆さんの心に響いたようです。

　休憩時間には、漢字カードを使った熟語組み合わせゲームも行い、皆さん楽しみながら熟語を作っていました。

　終了後のアンケートでは、次のような感想をもらいました。（一部抜粋）

• 自分の子どもの学習に実践してみたいと思います。学習指導に関して分かりやすく説明されていました。
• とても良い勉強になりました。“分かりやすく教える”難しいことですが、自分自身しっかり理解しやっていきたいと思います。
• 有益な情報、内容が満載で、大変勉強になりました。早速参考書を購入させていただきます。また、ぜひこういうセミナーを定期的に開催していただきたく存じます。

　豊岡市では、今後もこのようなセミナーを開催していく予定です。