「続日本100名城」選定記念「小和田哲男氏歴史講演会」が開催されました

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ページ番号1002866  更新日 平成30年5月22日

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 平成29年8月20日、豊岡市役所出石庁舎で「小和田哲男氏歴史講演会」が開催されました。

 この講演会は、出石城と有子山城が「続日本100名城」に選定されたことを記念して、出石まちづくり公社と山名氏城跡保存会の共催で開催されたものです。

 講師の小和田哲男(おわだてつお)さんは、大河ドラマ「おんな城主直虎」や「軍師官兵衛」などで時代考証を務めた戦国時代史研究の第一人者。「日本100名城」「続日本100名城」の選定委員でもあります。


写真1
戦国時代史研究の第一人者 小和田哲男さん

 「出石城・有子山城の歴史的価値と魅力」と題した講演は、有子山城の築城には、当時、羽柴秀長(豊臣秀吉の弟)の配下であった築城の名手・藤堂高虎が関わっていたことや、詰の城(戦いのときに最後にこもる城)と居館がセットで残っている珍しい事例であることなど、地元では見落とされがちなことを、さまざまな資料を用いて説明。山名氏をはじめとする歴代の城主とその時代背景なども交えて魅力を語りました。


写真2
募集開始早々に定員に達する人気ぶり

 また、大河ドラマの時代考証や、100名城選定の裏話などの披露に、会場は大盛り上がり! 参加者からは「一度話を聴きたいと思っていたので、地元で聴くことができてうれしい」「楽しく分かりやすい講演で素晴らしかった」などと大好評でした。

 講演の最後には、築城から400年以上経っているため、城の遺構も徐々に傷んできていることを指摘し、貴重な石垣を後世に残すため保存に努めることが重要であるとし、併せて、但馬守護としての山名氏の居城であった此隅山城とセットで、その価値を見直していくべきとの提言をいただきました。


写真3
有子山城主郭から見た出石の町並み
写真4
有子山城は、築城の名手・藤堂高虎が最初に手掛けた石垣の城と言われている
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山頂に残る大規模な石垣
写真6
草木に埋もれた石垣は歴史の流れを感じさせる
写真7
有子山城へは、出石の町から1時間ほどで登ることが可能
写真8
山頂の有子山城と麓の出石城では石垣の積み方も異なる

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