真野 毅 豊岡市副市長が退任しました
平成29年9月14日、真野 毅副市長が任期満了となり退任しました。
退任セレモニーには、約150人の市職員が出席し、中貝市長は、真野副市長の退任を惜しみながら、次の言葉を贈りました。
「8年間のご尽力に本当に心からの感謝を捧げたいと思います。
2009年に副市長を2人制にして公募した狙いは、優れたコーチを求めるというものでした。
豊岡市には、監督がいて、優れた選手はいるけれども、戦略性には乏しく、コスト意識もない、社会の変化への敏感性という面でもまだまだでした。そこでコーチとして、一緒になってこのチームを鍛える人材を求めました。
1371倍という驚異的な倍率をくぐって真野副市長に就任していただきました。この間、本当にいろんなことが前に進んだと思います。
インバウンドは、真野副市長が早い時期に着目し、みんなの尻を引っぱたいて、ここまで進んできました。今や、日本で最も成功したインバウンドのまちの一つとして称えられるまでになりました。地方創生も今や環境方面から日本のお手本だと言われるようにもなりました。
豊岡市は、さまざまなことに果敢に挑戦する、そういう優れた市としての評価を大いに高めてきたように思います。それは、実際に行ったのは現場の職員であり、企業の方々であり、市民の皆さんでありますが、それを束ね、励まし、リードしていただいたのは、真野副市長でした。真野副市長がいなければ、この8年間の前進はなかったのではないかと思います。
後任の人選も含め、最後まで、本当にご配慮いただいた、ご尽力いただいたことに感謝を申し上げたいと思います」
職員からの花束贈呈が行われた後、真野副市長は、
「8年間、皆さん本当にありがとうございました。
公募で副市長になり、全くのよそ者が新しいまちで副市長をやると大変な思いでした。しかし、皆さんのおかげで、そして市長のリーダーシップのおかげで、また地域の素晴らしい人たちに囲まれて、8年間本当に楽しい時間、充実した時間を送らせていただきました。
地方自治体は1700以上あるのですが、豊岡市は、本当に注目される市になっています。また、この8年間で小さな世界都市というものも輪郭がどんどんクリアになってきたのではないかと思っています。
それと私自身は、皆さんと仕事を通じて、地域のことを勉強することができました。企業戦士として、いろいろな活動をしてきましたが、地域のことは全く知りませんでした。そして、舞台裏で皆さんが公務員として地域を支えているということも実感しました。
これからも、皆さんぜひ、自信と誇りを持って、地域の人と対話をして、素晴らしい市にしていただければと思います。
第二のふるさとの豊岡のますますの躍進と、皆さんのご活躍を祈念して、最後のあいさつに代えさせていただきます。皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。
新しい副市長には、豊岡市参与であった前野文孝が就任し、森田副市長とともに中貝市長を補佐し、市政の推進に努めていきます。
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