市長定例記者会見(平成26年4月1日)

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ページ番号1003608  更新日 平成30年5月23日

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日時

平成26年4月1日(火曜日) 午後1時30分~2時10分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. 豊岡市地域おこし協力隊決定
    都市住民が地域づくりに貢献(資料1)
  2. 「豊岡市外国語版観光パンフレット」の制作
    日本の良さが生きるまち・豊岡へ(資料2)
  3. 第2回「とよおか家族の日」写真募集
    記憶より、写真に残そう!(資料3-1、3-2)
  4. 市民と市長の座談会開催
    みんなで語ろう 私たちの歩むみち(資料4)
  5. 「地域おこし企業人交流プログラム」による
    大都市圏企業からの社員派遣受け入れ(資料5)

質疑応答〔発言要旨〕

(1) 豊岡市地域おこし協力隊決定 都市住民が地域づくりに貢献

Q1 地域おこし協力隊は、一定期間住むのではなく、定住してもらうことが前提なのですか。
A1 定住は条件ではありません。しかし、制度自体は、1年とか3年いれば帰りますということではなく、定住の方策を探ってもらうというものです。定住しなければペナルティがあるということではないですが、定住するつもりで来てもらうことを期待しています。
 地域おこし協力隊員として活動する中で、定住の方策自体を探り、実現していただきたいということです。

Q2 地域おこし協力隊員は、どのように職を見つけ、どのように生活することになるのですか。生活費はどうされるのですか。
A2 竹野浜自治会が受け入れ、隊員には空き家対策や空き家を使った活動をしていただきます。
 空き家の一つはお試し住宅です。田舎暮らしをしたいと思っている方に、限られた期間、実際に住んでいただき、本当にここは自分の肌に合うかどうかを確かめていただく住宅です。すでに豊岡の他の地区でしていますが、それをこの竹野浜自治会でもされます。
 また、地元の物産を売るような場所も作りたいということですので、協力隊員がそれを応援しながら事業を膨らませていく、あるいは、関連するような事業を作り上げていくことによって、自分の職を得られればそれがベストだと思っています。
 隊員は、豊岡市が委嘱し、報償費として一月16万6千円の定額を払います。地域おこし協力隊事業は、国から市に一定の財政的支援(特別交付税)がなされることになっていますので、その範囲内でお支払いします。

Q3 地域おこし協力隊員の期間は何カ月ですか。その期間中は生活費が払われるのですか。
A3 期間は1年間ですが、最大3年間まで継続できます。その間は報償費を支払います。

Q4 生活費以外に活動費が出ますか。
A4 年間一人当たり200万円の活動費があります。

Q5 活動費は何に使うのですか。
A5 パソコン、移動手段の自転車、消耗品など、活動のためのもろもろのものに使っていただきます。

Q6 お試し住宅に住むこともできるのですか。
A6 お試し住宅に住むことはできません。竹野町にある別の空き家に、二人でシェアして住んでいただく予定です。

Q7 地域おこし協力隊員には、竹野浜地区の空き家の利活用などの活動をしてもらうのですか。
A7 はい、そうです。その活動をしながら事業化に結び付けていただきます。
 竹野浜自治会は、空き家対策だけではなく、なごみの灯りというものを路地にずっと並べる「ロジナリエ」もしています。地元の活動支援をしながら、なおかつ事業化の道を探っていき、そこで定住できるだけの経済基盤を築きあげていただきたいと思っています。

Q8 地域おこし協力隊員が入る場所を竹野にされた理由は何ですか。
A8 竹野がこの制度を使いたいと希望されたからです。他地域にも声を掛けましたが、竹野の空き家を活用した対策をというような具体的なものがありませんでした。

Q9 ぽんと来られた隊員に、生活費と活動費だけで地域活動をしなさいというのは厳しいと思いますがいかがですか。
A9 本市にはコミュニティ政策課があり、関係団体等との調整をします。また、竹野支所は一番身近にいる行政体ですので、当然、調整の役割を担います。具体的な仕事をする上で観光協会とのつながりも出てくるでしょうし、それが竹野だけの観光協会ではなくて、豊岡全域ということもありますので、ぜひその横のつながりができるような気配りというか目配りは、市役所の方でもしっかりやりたいと思っています。
 「豊岡1925」がもうすぐオープンしますが、そこを運営する「ノオト」は地域おこしのプロ中のプロです。すぐ近くにサテライトオフィスが準備中で、非常に優秀な若い職員、かつて地域おこし協力隊員だったという人が来ています。そういう人たちともつながっていくことによって、視野が広がり、ノウハウがさらに身についていくことを期待したいと思います。

Q10 隊員は、活動の中でつながりができた所で、次年度以降働くということもよいのですか。
A10 それも法的な制限があるわけではありません。最低限この豊岡に定住してほしいと思っています。竹野の活動の中から事業採算性のとれるような事業ができて、定着していただくことがベストです。それができなくても、たとえば竹野の企業に就職するということでも良いと思います。
 お一人は語学が大変堪能だと聞いていますので、大交流課が行うインバウンドなどとの連携も十分取れるのではないかと思います。

Q11 二人の隊員は独身ですか。
A11 はい、そうです。

Q12 地域おこし協力隊は、豊岡市では初めてですか。
A12 初めてです。今年1年間の活動状況を見て、人数を増やしていくことも考えていきたいと思っています。

Q13 但馬地域で、他に、地域おこし協力隊が入っている市町がありますか。
A13 朝来市が、今年から8人入られます。

(2) 「豊岡市外国語版観光パンフレット」の制作 日本の良さが生きるまち・豊岡へ

Q1 豊岡市の外国人観光客の国別データがありますか。
A1 豊岡市の外国人観光客のデータはありません。しかし、城崎温泉の外国人宿泊客数のトータルと国別、ヨーロッパ・アメリカなど地域別のものがあります。トータルは約9600人です。この2年間で9倍に増えています。外国人がよく泊まられる宿では、4月の予約の半分は外国人だと言われていました。
〔注: 会見後、城崎温泉の外国人宿泊者国別データ資料を提供〕

Q2 外国人観光客が増えたのはミシュランガイドの効果ですか。
A2 英語圏で最大のシェアだと思われる「ロンリープラネット」という、日本でいうと「地球の歩き方」のような本があります。そのジャパン編の中にベスト温泉12というコーナーがあって、日本の12種類のベストな温泉、それはアーバンでベストやルーラルでベストなどがあり、その中に城崎が入っています。城崎はベスト温泉タウン、温泉街としては日本のトップだと書かれています。ちなみに、ベスト温泉旅館も城崎の宿です。このロンリープラネットに載ったことと、口コミが大きくて、それに上乗せ的にミシュランの二つ星ということだと思います。
 また、ネットでの情報発信が世界中でどんどん広がってきていますので、城崎に泊まってすぐ自分のブログに上げる、城崎で撮った写真を同時にあげると、それがまた相乗効果をもたらしています。昨年はオーストラリア人の新婚さんが婚姻届を城崎の総合支所に出されたことがあったそうです。オーストラリアで、どこに新婚旅行に行こうかと見ていたら、城崎温泉の写真がとてもすてきで、届け出をするならここだとなったようです。そういうふうに、ネットの力でどんどん広がっているような気がします。

(4) 市民と市長の座談会開催 みんなで語ろう 私たちの歩むみち

Q1 座談会はこれまでにもしているのですか。
A1 はい、しています。しかし、ほとんどは6回(6会場)までです。市長に就任してから1度だけ、平成20年に29回(29会場)以上したことがあります。今回は2回目です。前回は1,543人の参加がありました。

(5) 「地域おこし企業人交流プログラム」による大都市圏企業からの社員派遣受け入れ

Q1 どのような業務に携わっていきたいですか。
A1 〔派遣職員〕業務自体はこれからですが、前任者が作ったカーシェアリングは、今後活用していきたいと思っています。システムエンジニアをしていまして、どのようなことで困られているのかというところもポイントとして、新しい施策に果敢に挑戦していきたいと思っています。
〔市長〕カーシェアリングは、前任者が取り組み、とりあえず実施をするところまできました。現在、カーシェアリングは乗り捨てができず、借りたらもう一度そこに返しに来ないといけません。しかし、国交省が制度を変えられるということで、乗り捨てができるようになります。そうすると、列車やバスで、たとえば城崎に来た人が出石に行きたいとなると、カーシェアリングでそのまま出石に行って乗り捨てをすることができます。あるいは豊岡の駅で降りた人が、カーシェアリングの車を借りて城崎に行って乗り捨てをすることができます。カーシェアリングは、公共交通が十分備わっていない豊岡の二次交通として非常に有力ですので、その種をきちんと伸ばしてもらうことも大きな仕事だと思います。
 今年は海外でウェブ戦略を進めます。その一つは外国人が反応しているキーワードを組み合わせたホームページを作るということです。ホームページで検索したときに検索の上位になるようにすることは、テクニックがいるので、そのようなことも、彼の仕事の一つになると思います。外国人を豊岡市のホームページに引っ張ってくることにも力を発揮してもらえると思っています。

Q2 カーシェアリングの駐車場を市内に何箇所か作られるのですか。
A2 今タイムズというカーシェアリングの会社と組んでおり、全体の運営の仕組みは彼らが持っています。そうすると車をどう手配するかということと、どこに車を置くかということになりますが、豊岡市営駐車場は各地にありますので、その一角にカーシェアリングの駐車場を設けていくと、作れるのではないかと思います。

〈会見事項以外〉消費税について

Q1 今日から消費税の税率が上がりましたが、市民生活への影響についてお話しいただけませんか。
A1 消費税アップは、生活の上で支出増になり、市民生活を圧迫するという面はあると思いますが、最も基本の安全・安心のところを守るということです。ひいては市民生活の安全を支えるということですので、市民の皆さんにはそのことを理解して乗り切っていただきたいと思います

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