【2024年12月24日】「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞した豊岡市くすの木学校運営委員会が市長を訪問

「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞

　令和6年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰（功労者）を12月10日に受賞した豊岡市くすの木学校運営委員会が、受賞報告のため、12月24日に市長を訪問しました。

　当運営委員会は、身体・知的障害者の生きがいづくりを目的に1974年から活動が始まり、月1回程度、軽スポーツ体験や社会見学、社会体験活動などを通して相互理解を深め、ともに生きる喜びを創造する場を提供しています。

　宮下代表は「受賞が認められたのは、私たちの活動だけではありません。当初は行政の直営でボランティアの協力を得て事業を始められ、私たちはその活動を引き継いできました。支援学校などを卒業しても、いろいろな経験ができる場所が必要だと、50年も前から、福祉分野ではなく、障害者の教育に目を向けられたことが素晴らしいです」と話しました。

　また「くすの木学校は、生涯学習の一環です。参加されている皆さんが、いきいきと主役になれるような体験や経験ができるようサポートしていきたいです」と熱く語りました。

「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰

　文部科学省では、障害者の生涯を通じた多様な学習を支援・実践する活動およびその活動を行う個人または団体について、活動内容が他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえ表彰が行われています。
　本年度の受賞者は、功労者表彰40件（うち個人6件、団体34件）、奨励活動表彰8件です。