【2024年10月5日】日本語学習支援ボランティア研修を開催しました
「やさしい日本語」について勉強しました
鳥取大学教育支援・国際交流推進機構の御舘久里恵(おたちくりえ)教授を講師に招き、日本語学習支援ボランティア研修を開催しました。
研修には、現在ボランティアとして活躍している方や「やさしい日本語」に興味がある方など15人が参加しました。
講義
現在の日本や豊岡市の外国人の状況(人数・国籍など)、今までの外国人が日本に住み始めた経緯・変遷に加え、入管法の改正で、今後どのように状況が変わっていくのかという話を導入として講座が始まりました。
「やさしい日本語」は、何をきっかけにして作られたのか、いったいどういうものなのかなどをしっかりと説明してもらった後、「やさしい日本語」を使う際の心構えや聞き方(聴き方)、伝える内容の順番、文の作り方、言葉の変え方(簡単な言葉に置き換える)など実践的な内容を教えてもらい、実践演習へと移りました。
実践演習
4つのグループに分かれて、それぞれのグループで実践演習をしました。配布された課題について、どのように相手に伝えたら伝わるのかを考えて「やさしい日本語」の文章に直したり、会話をしたりしました。
それぞれのグループからは「どういうふうに言い換えたらいいか難しい」などの声があがり、普段使っている日本語との違いを感じたり、相手に伝えるための工夫を悩みながら考えたりしている様子がうかがえました。
アンケート
終了後のアンケートでは次のような感想がありました。
- 「やさしい日本語」は相手を思いやることから始めることを学ばせていただきました。
- ちょっとした気づかい(言葉の使い方)で、伝わり方(聞き取られ方)が変わることがわかり、外国人だけでなく日常でも少し気を付けて言葉選びをしていこうと思った。
- 外国の方だけでなく、日本人との会話にもつかえると思いました。
- 会話になると言いかえることが難しいと感じました。
豊岡市では、今後も多文化共生に関する研修を行っていきます。
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このページに関する問合せ
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