【2024年6月14日】日本城郭文化振興賞を受賞した山名氏城跡保存会が市長を訪問しました

　出石地域の有子山城跡（ありこやまじょうせき）や此隅山城跡（このすみやまじょうせき）をボランティアで整備されている山名氏城跡保存会（やまなしじょうせきほぞんかい）が、6月5日に公益財団法人日本城郭協会の「日本城郭文化振興賞」を受賞しました。6月14日には、受賞報告のため市長を訪問しました。

　「日本城郭文化振興賞」とは、城郭や城址の維持や整備を自主的に行うボランティア団体などに贈られる賞です。
　山名氏城跡保存会は、定期的に山上部の草刈りや山道の整備を行い、城郭の見学会や歴史講演会も開催されてきました。
　これらの活動が、遺跡、景観の維持や城郭文化の振興に大きく寄与したとして同賞に選ばれました。

　山名氏城跡保存会の柳原会長は、市長との対談で「今までの活動が全国組織の団体に認められてありがたい」と語り「これまでの活動にプラスして、今後さらにPRできないか考えていきたい」と話しました。
　また、同会員の川見章夫さんは「城跡が国史跡として認定され、行政と一緒になって進めてきた。今後は、子どもたちを対象にした学習会などを行い、地域の将来を担う子どもたちに国史跡としての定着を図りたい」と熱く語りました。