「江原河畔劇場」改修工事現場ツアーが開催されました
2019年12月6日から8日までの3日間、旧豊岡市商工会館を改修工事中の「江原河畔劇場」(日高町日置)で、内部を市民らに公開する現場ツアーが行われました。
江原河畔劇場は、20年3月末の完成を目指しており、オープン後は、劇作家・平田オリザさんが主宰する劇団「青年団」の小劇場や市民交流スペース、カフェなどに生まれ変わります。これを機に、青年団は、活動拠点を東京から豊岡市に移転します。
旧豊岡市商工会館は、木造3階建て延べ約1,065平方メートル。1935年ごろに日高町役場として建設され、その後、日高町商工会館、豊岡市商工会館として親しまれてきたレトロ感のある建物です。本年度、アゴラ企画からの依頼を受け、豊岡市は建物とその底地部分の用地を売却しました。
現在、天井は仕上がり、壁は柱がむき出しの状態です。事務所だったスペースを小劇場に工事中の1階では、小劇場の天井高を上げるために4本の丸太梁を1メートル上げる壮大な工事が行われています。6日には、建築家でアトリエモビルの浅沼秀治さんが現場説明を行い「レンガ造りに見えるが、実は木造。建物の外観を残したいと思った。丸太梁を上げる作業は、難工事だった」などと、工事や建物の特徴などを解説しました。
公開は、12月7日から8日まで、まつばらビル(日高町日置)で開催する「ひだか演劇まつり(主催:青年団)」に合わせて実施。参加者は、演劇の楽しさや青年団の活動を知ったり、演劇によるまちの変化などを感じたりすることで、江原河畔劇場完成後のまちのイメージを膨らませていました。
2020年3月28日には、こけら落としを予定しています。
塗装などの最後の仕上げは、市民らと一緒に行い、みんなで江原河畔劇場を完成させたいということです。
豊岡市では、青年団やその劇団員らを受け入れることで
- センスの良いまち
- 創造的で面白いまち
- 多様な人・物事を受け入れるリベラルなまちづくりを加速させ、Uターン・Iターンする若者を増やすとともに、日高地域、特に江原駅周辺の活性化 など
を期待しています。
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