市長臨時記者会見(平成25年12月20日)

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ページ番号1003615  更新日 平成30年5月23日

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日時

平成25年12月20日(金曜日) 午後1時15分~1時40分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

質疑応答〔発言要旨〕

Q1 10大ニュースの選考に関わられた庁議メンバーは何人ですか。
A1 庁議に出席しているのは31人です。その中から市長を除き、それに庁議の事務局員3人を加えて、合計33人で選考しました。

Q2 副市長は入っているのですか。
A2 はい、副市長は入っています。

Q3 今年1年はどんな1年で、今年の事柄を来年どう生かしていくかを話していただけますか。
A3 今年は、市長選挙があった4年ごとの節目の年であり、豊岡の課題について整理をした上でスタートした年だったと思います。
 「4つの危機」に立ち向かうということを選挙で申しあげ、それらの取組みを始めました。
 特に大きかったのは「コミュニティ崩壊の危機」ですが、この10大ニュースの中に入っていますように、新しい地域コミュニティのあり方の検討を始めました。
 二つ目の「財政の危機」は、交付税の算定方法の見直しを総務省に求めて、結果はまだ出ておりませんが、私たちの考えのとおりの方向に総務省が検討しているということですので、これも危機回避に向けた一歩として、きちんと進むことができたのではないかと思います。
 三つ目の「経済の衰退の危機」は、これは豊岡がうまくいったというよりも、日本全体の経済が回復中にある中で豊岡の経済も上向きを始めています。
 四つ目の「災害の危機」は、これは果てしない取組みですが、伊豆大島のような状況があって改めて危機への対応を引き締める年になったのではないかと思っています。特に今年度は土砂災害の危険度の予測システムの導入を図っていますので、ある意味ではグッドタイミングだったのではないかと思っています。
 そうした上で、「小さな世界都市」の実現を果敢に大胆に進めるということの再確認をして進めてきました。この10大ニュースの中に入っていますように、海外への売り込みを前進させたというか、着実な一歩を踏み出したと思っています。WTM(ワールドトラベルマーケット)への出展について、真野副市長がご報告しましたが、(豊岡市がヨーロッパ市場へ参画できる)可能性は非常に高いが、我々はまだ準備が十分できていないということが分かりましたので、来年度以降、その可能性を現実化するために、体制を整え、さらに売り込みを図っていく。そういったことにつなげていきたいと思っています。

Q4 10大ニュースの中で、あえて最も印象深いのを一つ選ぶとしたらどれになりますか。
A4 新庁舎です。長い間やってきて政治行政の拠点が整ったという意味でも非常に大きかったです。また、旧本庁舎を残すことができ、市民の大半の方々の評価も残してよかったということだと思いますので、責任者として歴史を引き継ぐことができたことは、とてもよかったと思っています。旧本庁舎があるのとないのとでは、この豊岡の景色、景観は全然違ったと思います。

Q5 毎年、10大ニュースを選考されるのですが、今年はやりやすかったですか。
A5 比較的すんなりと選ぶことができたように思います。西気小学校の閉校と清滝小学校との統合については、若干迷いもありましたが、マイナスだという意味ではなく、ある地区の限定されたこととはいいながら、そこの地区の人たちにとっては非常に大きな出来事だったということで、入れました。

Q6 過去の10大ニュースに統廃合が入ったり入らなかったりというようなことはあるのですか。いつも10大ニュースに入っているというわけではないのですか。A6 ではないと思います。市町合併後の統廃合はこれが始めてです。今、森本中学校をどうするかということがありますから、それは来年の10大ニュースに入る可能性はあると思います。

Q7 西気小学校、清滝小学校との統合は、地区の限定した人には違いないと思いますが、合併後としては初事例という点で、市全体にとって、どのような位置づけになりますか。
A7 今、豊岡市が小中学校の統合の方向性を打ち出しているわけではありませんし、計画を持っているわけでもないので、先駆けだという位置付けはしていません。地域が逆に追い込まれてしまって、まだそれでも余力のあるうちに統合をやろうというふうに、地域主導でなされた統合計画です。したがって、市の指針の今後の計画との関連性があるわけではありません。しかし、同様の状況にある所は、市内に他にもありますから、その地域の人たちに一定の影響は与えているだろうと思います。
 森本中学校も統合に向けて進んでいますが、スタートは校舎の耐震性の調査からで、中学校を建て替えることはしないといったことが始まりだったと思います。地元で議論がなされて、地元からの要望書が市に出され、統合の具体的な動きになっています。

Q8 これは10大ニュースに入らなかったなというようなものはありますか。
A8 NOMOベースボールクラブが今年4月に移ってきましたので有力候補でしたが、昨年決まりましたということを華々しくしたので、ちょっとニュースバリューとしては弱いかなと思いました。
 それから城崎国際アートセンターの計画がまとまったのですが、これは来年オープンですから、来年の有望選手だろうと思っています。

Q9 志賀直哉100周年関連からは、特にこれというのはなかったのですか。
A9 それは特に議論にはなりませんでした。少し志賀家への姿勢もあって、商業的な使い方をしてもらっては困るというのがありましたから。なんとなくお祭りだ、100周年だ、祝いだという感じにならずに、非常に静かに終わったということがありました。関連ですが、「現代版の城の崎にて」というものを万城目学さんに書いていただくことになっており、万城目さんは直木賞にノミネートされていますから、仮に直木賞を受賞されると、ひょっとしたら受賞後の第1作になるかもしれないと思っています。城崎に滞在して得られたインスピレーションを基に、万城目さんに小説を書いていただくということになっています。

Q10 万城目学さんはもう来られたのですか。
A10 もう来られたようです。私は知りませんでしたが、三木屋へお泊まりになったと聞いています。非常に対人関係がお得意でない方のようですので、担当者は知っているかもしれませんが、もう終わりましたという報告だけを受けました。インスピレーションがあったので、もう後は一気に書くだけだということでした。
 来年はお祭り騒ぎのような年になるかもしれません。市役所の前の「豊岡1925」というお菓子の拠点がオープンして、「鞄アルチザンアベニュー」もオープンして、「城崎国際アートセンター」もオープンして、「劇作家大会」があって、「平田オリザさんのレジデンス」があって、「万城目学さんの小説」がいつ出てくるか分かりませんが、来年そう遠くない時期に出版という形になるのではないかと思います。それから、「コウノトリ未来・国際かいぎ」が夏にあり、「身体障害者の野球の世界大会」があります。来年は、にぎやかな年になるのではないかと思います。

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