市長定例記者会見(2022年5月30日)
日時
2022年5月30日 午後1時15分~午後1時55分
場所
豊岡市役所 3階 庁議室
会見事項
- 結婚支援事業による成婚数累計が 100 組を突破
~2021 年度は過去最高の 24 組の成婚実績~ - 「豊岡みらいチャレンジ塾 2022 」の実施
~まちの未来に向けて女性のチャレンジを応援するプログラムを新規スタート~ - 子どもの読書活動推進事業の実施
~託児で保護者の図書館利用を応援 ママ パパ への読書タイムプレゼント~ - 女性向け消防職業説明会の実施
~女性消防職員の増員を目指す~
- (資料1) 結婚支援事業による成婚数累計が100組を突破 (PDF 290.2KB)
- (資料2-1) 豊岡みらいチャレンジ塾2022の実施 (PDF 265.8KB)
- (資料2-2) 豊岡みらいチャレンジ塾2022の実施 (PDF 523.6KB)
- (資料3) 子どもの読書活動推進事業の実施 (PDF 226.1KB)
- (資料4) 女性向け消防職業説明会の実施 (PDF 461.3KB)
質疑応答
結婚支援事業による成婚数累計が100組を突破
Q1 成婚者数が2019年度から急激に伸びているが理由は。すごく上手な人が組み合わせているのか、単に応募が増えているのか。
A1 2017年度から「縁結びさん」の制度がスタートしましたが、その「縁結びさん」が経験を重ねて、資質が上がってきていることが要因と考えています。もう一つは「縁結びさん」が力を入れて、お見合いの回数を多くもってもらえるようになり、出会いの機会が増えたためと考えています。
「豊岡みらいチャレンジ塾2022」の実施
Q2 豊岡みらいチャレンジ塾は、次年度以降も継続していくのか。
A2 これまでも女性を対象に事業所向けの人材育成セミナーなどは実施してきましたが、一層充実させた内容にしようというのが今回のねらいです。今年度で終わるという結論は出していませんし、できるならば継続性をもって女性の進出を推進していきたいと思っています。
Q3 モデルにした他の自治体の取り組みはあるのか。具体的に、どういう人を育てていくのか。
A3 これまでも事業所向けの女性の人材育成セミナーなどをやってきましたので、その部分を伸ばしていきたいと思います。また、テーマの中に「ともに、わたしとまちの未来を変えよう」とありますので、職業的なポジションで活躍されることも望んでいますが、まちの中でリーダー的な立場の女性になっていただきたいということを願っての講座内容にもなっています。講師を見てもらうと、そういう趣を感じていただけると思います。例えば若宮正子さんは、日本最高齢者のプログラマーとして名を挙げられている方です。
モデルにしたのは、徳島県で行っているフューチャーアカデミー、小野市で行っているおのウィメンズチャレンジ塾。そういったところをモデルにしながら豊岡らしさを併せ持ちながら講師を選定しました。政治・経済・地域の中で、いろいろな分野で活躍する女性を育成したいと考えます。
Q4 今回、女性向けということだが、男性向けで同じような講義をしたことはあるのか。
A4 今から5年ほど前に稽古堂塾を実施していました。それは男女問わずやっていましたが、だいたいは男性だったという印象があります。男性はそういうことを経験しているというのが過去にあります。今回は、ジェンダーギャップ対策としてやる内容で、女性の社会進出というのが大目標にありますから、それに伴った内容になっています。男性はどうでもいいという意味ではありません。
Q5 例えば、そういったことを受けていない世代の若い男性で、こういった内容を学びたいという人がいたらどうするのか。
A5 そういった面での地域の動きとしては、地域クラウド交流会などを実施していますので、そうしたところに参加してもらえればいいと思います。
Q6 載っている講師はみんな市外の人だが、地元の方で候補に挙がる人はいなかったのか。地元在住者で、あの人の背中を見ていたらいいという人は今回の構想にはなかったのか。
A6 配布資料には「各分野の身近な実践者の事例報告を聞き、意見交換する」と書いていますが、各回、基調講演は各講師がしますが、その後に身近な方の話を聞きながら意見交換し理解を深めるワークショップを行います。必ず地元の方あるいは兵庫県内の方に事例報告をしていただくことを考えています。特に1回目のパネラーには市内の女性起業家、女性議員、企業幹部女性に参加していただきながら、受講生には身近な方との交流を深めてもらおうと考えています。
女性向け消防職業説明会の実施
Q7 消防職員全体は何人か。
A7 131人です。
Q8 昨年の説明会に参加したのは5人ということだったが、男女ともに5人か。
A8 女性対象の説明会なので女性が5人です。
Q9 毎年しているのか。
A9 昨年度から実施しています。
Q10 女性消防職員6人の採用を目指しているというのは、達成時期は総務省消防庁と同じで2026年度ということか。
A10 2026年度までに6人というのは、あくまでも目標です。とにかく受験者数を増やさないことには採用人数も増えないと考えています。
その他
Q11 アイティに開設された「わっくとよおか」の子ども向けの遊び場の利用状況はどのような印象を受けているのか。
A11 オープン早々にゴールデンウイークを迎え、その状況を見ましたが、大変にぎわっているという印象はあります。しかしながら、利用の仕方、料金体系に関しては、利用者からこうあったらいいなという意見をいただいています。
Q12 オープンの時の話だと、例えば、今後、回数券を考えたいということだったと思うが、今後、どうされるのか。
A12 今現在は、そういった意見をいただいたという事実を受け止めている状況です。そこで思考を止めているということではなく、それに対して考えを巡らせています。しかし、まだ、未定です。
Q13 但馬空港の在り方懇話会の中間報告の発表が午前中にされた。結果的に、さらに審議をということだったが、それについては。
A13 懇話会に関しては、コロナ禍の2年があったのでなかなかまともに実施できていませんでした。今年になって、中間報告を出してはどうかということで集まりがあって、その会議の中で、今日発表した内容などをやり取りしました。今日の発表内容を聞いていただいているかもしれませんが、今の但馬空港の一つの課題の大きなものとしては、2026年に安全地帯を拡張しないといけないことが法律で義務化されていることです。そこを県として頑張ってやっていただけることは決められています。今後の但馬空港のあり方ということで、やはりこれまでどおりの東京直行便、あわせてその直行便を実現するための滑走路延長というテーマがありますが、そのことを現状で早期に行ってくれというのはなかなか言えない状況が今世の中にはあると認識しています。中間報告であったと思いますが、そのことを中長期の目標であげています。目標としては当然のことながら、今までどおり変わらぬ目標値があるのでそれに向けて但馬空港推進業議会としても、豊岡市としても頑張っていきたいと考えています。今後は、その内容に関してより多くの賛同者を集める新しい組織を作ることも考えなければならないかと思っています。
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