市長定例記者会見(2020年10月1日)
日時
2020年10月1日(木曜日) 午後1時~午後2時12分
場所
豊岡市役所本庁舎 3階 庁議室
発表事項
- 城崎町湯島財産区営温泉浴場「御所の湯」リニューアルオープンイベントの開催
- 「THEATER豊岡」~絵本作家による絵本の読み聞かせライブ~の開催
- 2020年度「平成16年台風23号メモリアル事業」の実施
~過去の水害を振り返り、教訓を次世代につなげる~ - 「豊岡市ワークイノベーション表彰」制度の創設
~あんしんカンパニー2020~ - 3プロジェクトクラウドファンディング型ふるさと納税で寄付募る
- 「城崎大橋早期完成・桃島バイパス早期実現促進大会」の開催
~早期実現にかける地域の熱い思いをアピール~ - 海外情報発信「コウノトリ野生復帰」
~ドキュメンタリー映画「KOUNOTORI」の多言語化~ - アイティ内子育て支援総合拠点等整備に関連した「市民の皆様へ」の配布について
- (資料1)「御所の湯」リニューアルオープンイベントの開催 (PDF 36.0KB)
- (資料2-1)「THEATER豊岡」絵本作家による絵本の読み聞かせライブ (PDF 362.6KB)
- (資料2-2)読み聞かせライブチラシ (PDF 2.6MB)
- (資料3-1)平成16年台風23号メモリアル事業 (PDF 382.3KB)
- (資料3-2)防災学習会チラシ (PDF 1.7MB)
- (資料4-1)豊岡市ワークイノベーション表彰 (PDF 89.4KB)
- (資料4-2)豊岡市ワークイノベーション表彰審査項目・基準 (PDF 84.3KB)
- (資料5)ふるさと納税クラウドファンディング (PDF 84.9KB)
- (資料5-1)サイトイメージ(演劇ワークショップ) (PDF 847.7KB)
- (資料5-2)サイトイメージ(発達障害児の早期療育) (PDF 770.1KB)
- (資料5-3)サイトイメージ(植村直⼰“挑戦するこころ“) (PDF 1.3MB)
- (資料6)新城崎大橋早期完成・桃島バイパス早期実現促進大会 (PDF 297.4KB)
- (資料7)海外情報発信「コウノトリ野生復帰」 (PDF 122.4KB)
- (資料8)アイティ関連「市民の皆様へ」 (PDF 109.2KB)
質疑応答〔発言要旨〕
(2)「THEATER豊岡」~絵本作家による絵本の読み聞かせライブ~の開催
Q1 大浴場で行う読み聞かせライブは湯を張るのですか?
A1 確か張らない予定だったと思います。
Q2 張っていない浴槽に観客が入るのですか?
A2 はい、そうです。そんな経験はめったにできませんので、ぜひと思います。
Q3 「パンダ湯」は何を展示するのですか?
A3 絵本に登場するパンダのキャラクターなんかの切り抜きですね、人形といいますか。そういったものを展示します。また、待機位置などの表示では、ソーシャルディスタンスを保つため、ここを開けてくれというときに使用するマークをパンダの絵にする工夫をします。市内の子どもたちが描いたパンダの絵です。
Q4 切り抜きを展示する?
A4 段ボールでキャラクターを作成します。
Q5 それは手作りのということ、それともすでに絵本館などが持っている企画用展示を行うのですか?
A5 パンダ自身は地元の子どもたちが作成します。その他、絵本に出てくるこちらの「パンダ以外の入店は固くお断りします」等の掲示物については、本と温泉が作成します。のれんもパンダ湯ののれんがかかります。
Q6 当日は会場が絵本のパンダ一色になる感じということですか?
A6 はい、そうです。
(3)2020年度「平成16年台風23号メモリアル事業」の実施
Q1 写真展は何点ぐらい展示しますか?
A1 約80点を予定しています。
Q2 中学生向けの防災教材資料はすでに完成しているのですか?
A2 はい、できています。ちなみに、2005年度から10月20日前後に市内のすべての小中学校や幼稚園、認定こども園で防災授業や訓練を実施しています。
(4)「豊岡市ワークイノベーション表彰」制度の創設
Q1 審査は聞き取りなどを行うのですか?
A1 事業者から応募をいただきます。そして全従業員に意識調査を行います。やり方としては、スマホとかパソコンを使って、設問18問のアンケートを行います。だいたい10分から15分で回答できるような内容で、働き甲斐、働きやすさ、性別役割分担に関するようなものです。
Q2 応募対象として従業員が1人、2人でもよいのですか?
A2 エントリーすることは可能ですが、社長と従業員さんの2人でしたら、1人の職員の回答が100パーセントになってしまいます。ただ、何人だという線引きがあるわけではありませんので、そこは事業所と相談させていただきます。
Q3 豊岡以外にもこのような制度を行っているところはありますか?
A3 県の制度で「ユースエール制度」というものがあります。若い社員が働きやすい職場と認められます。この認証を受けた企業が豊岡市内にも1社あり、そちらの企業が新聞で紹介されて、実際それを見て就職された例もあるとお聞きしています。
Q4 ロゴマークはどういう形で活用するのですか?
A4 市から企業にロゴマークデータを送ります。企業がそのデータを使って、例えばシールを作ったり、名刺に載せたり、企業説明会の際にブースに張り付けたりするなどが考えられます。
Q5 大きさは決まってないのですね?
A5 ロゴマークの比率、色、また白黒の場合の濃淡は指定しています。
Q6 審査基準はありますか?
A6 あります。このあんしんカンパニーの特徴は、従業員意識調査。例えば、国の基準より厳しく、かつ実際そこで働いておられる方の意見も審査基準の一つになるということです。その中には、従業員の年間総純労働時間、有給休暇、それから欠勤とか控除して、正社員の9割以上が2,440時間未満とか具体的な基準を設けています。
Q7 認証後、何らかの問題で認証を取り消すことなどはありますか?
A7 あります。表彰要綱の中で、取り消しの規定を明記しています。
Q8 取り消しの公表もされますか?
A8 取り消したときは、当然公表することになります。
Q9 それだけ応募する会社に責任もあるということですね?
A9 そうですね。
Q10 ロゴのデザインの五角形の意味は?
A10 五角形が場所としての意味をあらわしています。中に四つ葉のハートで人が集う姿を表しています。
(5)3プロジェクトクラウドファンディング型ふるさと納税で寄付募る
Q1 寄付の仕方を教えてください。
A1 基本的に通常のふるさと納税の流れと同じです。寄付の申請をし、返礼品を選んでいただいて、ふるさと納税制度を活用して住民税の控除を受けます。
豊岡市のふるさと納税でも、例えば「小さな世界都市の実現のため」や「子育て・教育環境の充実のため」とかいうような項目があるのですが、このクラウドファンディング型は、もっと個別の事業を具体的に打ち出して、ここを特に見ていただき応援していただきたいというような寄付の募り方を行う仕組みです。返礼品につきましても、今本市が行っている870品の中からどれでもお選びいただけます。
Q2 業者に支払う市の手数料はどのくらいですか?
A2 寄付額の5.5パーセントになります。
Q3 目標金額に達成しなかったときはどうするのですか?
A3 制度的には目標を達しなくてもいただいた寄付金はその事業の財源に使えるということになっています。
Q4 演劇ワークショップ事業はすでに予算化されているのでは?
A4 ルール上すでに予算化したものをあげるということになっています。例えば、昨年もこの「演劇ワークショップの非認知能力の向上」はガバメントクラウドファンディングを行っているのですが、当初予算で一般財源を充てておいて、後でふるさと納税に置き換えるという仕組みです。
Q5 その分、一般財源を余らすということですか?
A5 はい、そういうことです。
Q6 植村直己記念館は請負業者が得することになるのでは?
A6 いえ、そうではなく、植村直己冒険館はPFIという手法で、業者が整備したものを市が買い取るという仕組みになっています。通常は、市から業者に委託して、その請負業者が建物を建てるのですが、民間企業自体が金融機関から借金をし、建物なりを整備して、整備したものを豊岡市が買い取ります。その買い取るお金にこのふるさと納税を充てます。もちろん予算化をしていますから、寄付がなくても建つのですが、寄付をしていただいた分は一般財源が減るということになります。
Q7 クラウドファンディングは初めてですか?
A7 平田オリザさんが絡んでいる「演劇ワークショップの非認知能力の向上」は昨年度も行っています。
Q8 昨年度はどれぐらい集まりましたか?
A8 206万3千円の寄付がありました。
(8)アイティ内子育て支援総合拠点等整備に関連した「市民の皆様へ」の配布について
Q1 全戸配布されましたがその戸数は?
A1 約3万7千軒です。
Q2 郵送で送られたのですか?
A2 いいえ、郵送は区長のところまでです。区長から各戸までは、隣保長を通じて配っていただいております。市の広報と同じ仕組みです。
Q3 これは今の段階の市の考えというだけですか?
A3 メッセージとしてはそういうことです。資料の論点の問いが議会の意見であり、それに対して市の考えを述べたものです。ただ、昨日の夜と今日の朝の防災行政無線で、コロナ対策の報告の後に近々お配りしますのでぜひご覧くださいということと積極的に意見をお寄せくださいということを口頭で申し上げています。ですから、これを見られて「そうだ」とか「やっぱりけしからん」とかいろんな声がおありだろうと思いますので、それは市役所の方にお寄せいただきたいと思っています。
Q4 市のどこかに窓口はありますか?
A4 秘書係か、アイティのことと言えば都市整備課にお伝えいただければと思います。今までのところほとんど都市整備課に行っています。がんばれというような励ましの言葉です。
Q5 それを市長がまた聞くわけですよね?
A5 当然、その記録は私のところに参ります。必要ならこういった意見が来ましたと議会の方に伝えます。ただ、今回は意見を寄せていただくことが目的ではなく、そもそも市民の皆さんが分からないということです。新聞やテレビを見ると不安がものすごく大きいと。ですので、冷静に全体像を理解いただくというのが今回の狙いです。
Q6 情報が不足しているということですね?
A6 そうですね。だいたい行政の情報というのはそんな正確に伝わるわけではありません。ただ豊岡のいわば都市機能がなくなるかどうかという大問題に関することですので、何が問題になっていて、どういう議論がなされているか、これらを市民の立場でしっかり理解をしていただきたいと。そして、議会とのやり取りに関心を持っていただきたいという狙いです。
Q7 このことについて、後で市長に何か追加で質問したいときは?
A7 時間を選んでいただければ、いくらでも取材には応じます。
Q8 全国でも同じような事例があるのですか?
A8 再開発事業でビルを建てて商業施設がキーテナントで入っていたところ、キーテナントが撤退をしてしまった、あるいはしてしまう。そのため、市がそのフロアを買い、あるいは借りて子育て支援の拠点であるとか図書館にするなど、そういった例はいっぱいあります。市役所自体を移転しているところもあります。
Q9 反対派の議員から見れば、市長が公金を使って自分の主張をしているという見方をする人もあると思いますが、反発は想定した上ですか?
A9 想定していません。まず正副議長に事前に了解を取っていますし、内容も正副議長にチェックを受けています。それとですね、閉会審査になりましたので、いったい議論が何であるのかということを市民の皆さまにお伝えするということは、別に公平な立場に立っても大切なことだと思います。また、議会の皆さんも、継続審査にして議論を続けましょうということですので、一度これまであった議論は何なのかということを整理する方が、これからの議論を生産的にすることができます。もちろん、ここに書いてある考え方は、そうではないという意見は当然あってしかるべきだと思いますが、それにしても、そこからスタートできますので、議会と私たちとの議論の共通の土俵を一度作るということになります。反発をされる方はないのではないかというふうに私は思っています。
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