市長定例記者会見(2020年6月30日)

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ページ番号1011799  更新日 令和2年7月8日

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日時

2020年6月30日 午後1時5分~午後1時50分

場所

豊岡市役所本庁舎 3階 庁議室

会見事項

  1. 2019「植村直己冒険賞」授賞式の開催
    ~世界的冒険家の精神を継承~
  2. 城崎国際アートセンター+おんぷの祭典
    森下真樹×碓井俊樹「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る」
  3. アンテナショップ「コウノトリの恵み豊岡」の実績(2019年度)
  4. 市営住宅使用料等の徴収実績(2019年度)
  5. 加陽水辺公園の活用に関するサウンディング型市場調査の実施
  6. 出石永楽館換気設備等改修工事の実施

質疑応答〔発言要旨〕

(1)2019「植村直己冒険賞」授賞式の開催

Q1 一般の人の入場はできますか?
A1 入れます。人数は100人程度を想定しています。

Q2 去年の入場者数は何人ですか?
A2 日高東中と日高西中の生徒を含め800人です。

Q3 府中小学校の児童による合唱はありますか?
A3 今年はないです。2カ月間の休校で相当授業が遅れているため配慮しました。

(2)森下真樹×碓井俊樹「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る」

Q1 滞在制作はもう始まっているのですか?
A1 はい、森下真樹さんと碓井俊樹さんの稽古がすでに始まっています。昨日は振付の石川直樹さんが来られました。

Q2 制作中の取材はできますか?
A2 調整してみます。またお知らせします。

(5)加陽水辺公園の活用に関するサウンディング型市場調査の実施

Q1 市場調査とはどういうことですか?再度教えてください。
A1 加陽水辺公園には、まだ空いている土地があり、加えて先ほど言いましたように、周辺の山も含めたこの自然豊かな場所の活用が十分できていません。その中で、行政の方もなかなかこれ以上、ここに手を入れるという余力がありませんので、むしろ民間活力でもって活性化を図りたいということです。このフィールドを使って、民間として、そして事業として成り立つというようなアイデアを募るということです。

Q2 ここの利用者は年間何人ぐらいですか?
A2 だいたい7千人から8千人です。

Q3 プロポーザルとサウンディングは違うのですか?
A3 この調査はプロポーザルを受ける前の作業です。サウンディングですので、「少し戸を叩いてみる」というようなイメージで、「コンコン、何かしたいことはないですか?」というふうに相手方の意向を確認してみること。そこで、こんなアイデアがあるよね、この土地売ってもらえるならしてもいいよね、あるいは安く貸してもらえるならしてもいいよねなど、さまざまな考えをお聞きします。このようなアイデアを把握した上で、プロポーザルを求めるという手順です。プロポーザルを求めるにあたっての基準あるいは条件など、あらかじめ可能性があるかどうかを打診するのがこのサウンディングです。

Q4 どういう可能性を想定していますか?
A4 そうですね、どんなものがありますかね。あるのかは分かりませんが、自然を使ってですから、森の幼稚園、あるいはフィールドアスレチックなど?

Q5 宿泊施設的なものは?
A5 物理的に少し難しいと思います。ただ、否定するわけではありませんので、ログハウスのようなものを建てて宿泊をする、テントを張ってキャンプ場にするなどのアイデアもあるかもしれません。ただ、民間のサウンディングですので、業として成り立ちうるかどうか、そのへんのふるいが難しいかなと思います。

Q6 この手法は他の自治体でも多く使われているのですか?
A6 広がっています。実際豊岡市でも、つい最近、ひぼこホールの跡地についてサウンディングを行いました。「あなたの会社ならどのような使い方がしたいですか?」「どれぐらい面積がいりますか?」などの打診を一度行い、感触を確かめました。そのあたりの意向を受けて、条件を提示して募集して、そして7月末に入札を行う予定です。

Q7 採用されなかった企業の提案は真似されませんか?
A7 そこは、権利保護をしっかりやるということが必要です。サウンディングの後、プロポーザルの提案を求めますが、その求める条件には具体的な使用方法を明示しません。

Q8 バクッとした条件でプロポーザルするということですか?
A8 はい、そうです。
 サウンディングは二度手間になるという見方もありますが、他方で、従来ですと行政の側が一方的にあれこれ考えて条件を出し、結果として企業の思いに沿わない、行き違いのようなものが出てくる場合もありました。そのため、あらかじめどのような可能性があるかをガチガチではなく、フワッとしたところでまずつかみ、これなら手を挙げてもらえるという条件を作ることができるようになります。

Q9 現在の維持費はいくらぐらいかかっているのですか?
A9 人件費は分からないですが、管理経費としては年間250万円程度かかります。

Q10 それは何費ですか?
A10 電気代や水道代などの光熱水費関係。それから湿地の管理に関わるもの。例えば草刈りみたいな管理費です。

Q11 現在、交流館は指定管理ではないのですか?
A11 市の直営施設です。

Q12 今回は「管理者を求めること?」「売ること?」「貸すこと?」のどれになりますか?
A12 むしろどういうことを望まれるかを検討することです。土地を売ってほしい、貸してほしい、あるいは別に土地を貸してもらわなくても施設に入らせてくれたらいいということもあるかもしれません。

Q13 それすら決めずにサウンディングするのですか?
A13 はい、そうです。

Q14 私は公園の場所もよく知りません。そのようなところに実際応募はありますかね?
A14 意欲のある人がサウンディングに応じてくれるだろうと思います。元々ここは、出石川の河川敷で水田だったところを国交省が買収して湿地にしました。水鳥やコウノトリがやってくる場所で、公的にも私的にも多くの人が、鳥の観察や生物調査をしたりしています。環境学習をしてもらう狙いです。ちなみに、湿地を作るために、国土交通省が土地を買って整備した日本で初めての場所です。ラムサール条約の湿地でもあります。非常に広いところですので、おそらく車で通過されてもなかなか見過ごしてしまわれているのではないかと思います。

Q15 巣塔はありますか?
A15 対岸の伊豆にはありますが、ここにはありません。伊豆の巣塔は毎年のようにひながかえっています。

Q16 比較的新しい施設ですよね。それなのに民間導入するのですか?
A16 今も多くの人に環境学習に来てはいただいていますが、あれだけ広い場所で、そして土地にまだ余裕があります。裏山の大市山や大師山の森まで含めると相当のエリアです。もっともっと環境学習として使う余地があるはずですので、そこに民間活力を入れることにしました。

Q17 コウノトリがたくさん来る環境学習の場にしたいのですか?
A17 元々あそこはたくさんのコウノトリが飛来をしていた場所です。1965年に出石川で撮られた12羽のコウノトリと牛の写真がありますが、それがあの場所です。野生復帰の原点の場所になります。同じ場所に再び十何羽もコウノトリがやってくるとすると、豊岡が成し遂げたことを象徴する回復の場所になるわけです。そこに子どもたちが環境学習として集まっていることも非常にシンボリックになります。

Q18 サウンディングの条件としてコウノトリもテーマにするのですか?
A18 条件ではないです。自然をどう使うか、またうまく生かすかということですので、その中のシンボリックとしてコウノトリは入っていますが、コウノトリ自体に着目をしていただく必要は特にありません。着目してもらってもいいですし、してもらわなくてもいいと。あそこの山と川、このまるごとの自然を自分たちならどんなふうにうまく使いますという提案をいただければいいです。

Q19 コウノトリと絡めた方が価値は高まるような気がしますが?
A19 もちろんあの場所の価値というのは、コウノトリの飛来地で、野生復帰の出発点、原点になったところですから、何も言わなくてももちろんコウノトリはフューチャーされると思います。

Q20 建物を立ててよいとされている場所の広さは?
A20 495平米です。

(6)出石永楽館換気設備等改修工事の実施

Q1 エアコンが入るのですか?
A1 エアコンは元々入っています。そうではなくて換気扇の設置です。学校にあるような換気扇ですと換気能力が弱く、また音の問題。そして文化財的な価値を損ねないような工事をしないといけません。まずは設計を行いますが、並行して県教委と協議を行っていきます。

Q2 工事は豊岡演劇祭に間に合わないですよね?
A2 間に合いません。そのため、例えば戸を開けたままでもできるような演目があるかどうか。つまり換気はしなければいけないため、窓や戸を開けて成立するような演目があるかどうかの検討が必要になります。実際の招待演目はすでに決まっており、仮に永楽館で行う場合にしても、演じる側がその条件を受け入れるかどうかの課題があります。それからもう一つはフリンジ公演です。われはと思う劇団の人に手を挙げていただいて、採用されたものが豊岡市内各地で演劇を行うわけですが、その中に窓を開けっぱなしでも行うという演目が出てくるのであれば使う可能性はあります。フリンジは、これから募集しますのでまだ分からないです。

Q3 その結論はいつ出されるのですか?
A3 全体プログラムの発表を7月20日ごろ行います。8月当初にチケットを売り出しますので、この頃には全てのプログラムが確定しています。

Q4 永楽館で今後予定されている事業はお断りしていくのですか?
A4 換気のために窓を開けてもいいかどうかということで、お断りするかしないかを決めることになると思います。たとえば、狂言。毎年、子どもたちを対象にした狂言を行っていますが、そんなに鳴り物入りが入ることでもないですし、もしかしたら後ろ側の戸を開けっ放しにしていてもいいかもしれません。あるいは会合のようなものであれば、窓ぐらい開いていてもいいということであれば、そこはお貸しをしていくことになります。

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