児童演劇わいわいスクール〔全国児童・青少年演劇協議会(全児演)総会〕を開催しました

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ページ番号1002907  更新日 平成30年5月22日

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 平成28年1月22日~25日、城崎国際アートセンターで「児童演劇わいわいスクール(全国児童・青少年演劇協議会総会)」が開催されました。
 全児演は、全国7つのブロックで構成され、児童・青少年演劇に携わる劇団・個人など約120人が加盟、それぞれの地域の特色を生かしながら活動しています。
 総会は年に一度の会員同士の交流の場ですが、今回初めて、一般にも参加を呼び掛けました。これは、開催場所の城崎国際アートセンターでは、滞在アーティストによる「市民との交流」プログラムを実施しているためです。「児童演劇わいわいスクール」と題し、人形劇やパントマイムなど、多様なワークショップを用意し、盛況を博しました。

写真1
クラウン・ワークショップ「出来ないことを魅力に変える」

 G・E-JAPAN(大阪市)主宰の白井博之さんが指導する「クラウン・ワークショップ」では、最初にボードレクチャーを行い、クラウン(道化師)についての説明を行いました。「日本では道化師と言えばピエロですが、ピエロは、1000種類以上あるクラウンの1キャラクターに過ぎません」など、意外と知られていないクラウンの話に、参加者は興味津々。あっという間に、クラウンの世界に引き込まれました。
 一通りのレクチャーが終わると、基本動作に挑戦。「トリップ(つまずく)」「テイク(身体で見る)」「リアクション(驚く)」「ジェブリッシュ(無茶苦茶語)」などを体験しました。
 クラウンの動きには明確な正解がありません。つまずきにしても「自分らしく」つまずくことができれば、それが正解です。
 このワークショップの目的は「短所や欠点にこそ魅力的な個性や人間性があふれている」という考え方で、自分らしい魅力を再発見することです。明確な正解がないため、初心者と経験者の間に壁ができず、開放的な雰囲気のもと、皆が笑顔で活動を楽しみました。

写真2
人形劇ワークショップ「図形で遊ぼう」

 児童演劇は、子どもたちを対象にした演劇のため、大人の目に触れる機会が少なく「閉じられた演劇」とも呼ばれていますが、多くの人に活動を知ってもらい、理解してもらうことはとても重要です。
 総会の城崎開催に尽力した人形劇団クラルテ(大阪市)の佐藤 結さんは「城崎国際アートセンターは、地域との絆にあふれ、一般の方が参加しやすい環境です。多くの方々に私たちの活動を知っていただく良い機会となりありがたいです」と充実した表情で語りました。

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