市長定例記者会見(平成30年10月1日)

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ページ番号1006326  更新日 平成30年12月4日

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日時

平成30年10月1日(月曜日) 午後1時15分~1時57分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. ボート競技フランス代表チームの視察受入れ
    ~東京2020オリンピック強化合宿候補地~
  2. ラムサール条約湿地「円山川下流域・周辺水田」のエリア拡張
    ~ドバイで開催のCOP13で認定~
  3. 韓国「ラムサール条約第10回締約国会議10周年記念式典」への参加
    ~コウノトリ野生復帰の取組み発信~
  4. 「豊岡市アーティスト・クリエーター移住等促進戦略」を策定
    ~「小さな世界都市-Local & Global City」の実現に向けて~
  5. 子育て中の女性の就労促進事業「子育て*お仕事大相談会」の開催
    ~そろそろ、いつか…仕事をはじめたい子育てママ必見!!~
  6. 「豊岡市ワークイノベーション推進会議(仮称)」の設立
    ~女性が生き生きと働く事業所を増やす~
  7. 庭劇団ペニノ『笑顔の砦』豊岡公演
    ~人気劇団によるアートセンターでの再創作!舞台は兵庫県日本海側の港町?!~

質疑応答〔発言要旨〕

(1)ボート競技フランス代表チームの視察受入れ

Q1 フランスチームの視察は何回目ですか?
A1 今回初めてです。

Q2 Pascale BOUTONさんはどのような方ですか?
A2 もともとは、日本代表コーチのXavierさんから紹介を受けた方です。フランスチームの合宿などについて決定権を持っているキーパーソンだと伺っています。

(2)ラムサール条約湿地「円山川下流域・周辺水田」のエリア拡張

Q1 今回のエリア拡張について、市長はどのような意味があると思いますか?
A1 本来はむしろ、今回、拡張になる場所が「コウノトリの野生復帰」を支えるドンピシャな場所です。エリア認定には環境省の推薦が必要で、推薦するには河川法と鳥獣保護法の両方の網をかける必要があります。この法律により残念ながら鳥獣保護の規制がかかってしまい、前回の認定時は、なかなか農業者の方々の理解を得にくかったという経緯があります。今回、関係者のご理解を得ることができ、そこが、もともとコウノトリの野生復帰全体を支えている最も中心的な部分が国際的に重要な湿地で、その理由がコウノトリという希少種の生息を支えているということのため、豊岡のコウノトリ野生復帰事業を支えてきた一番のコア部分がまとまったということかなと思います。

Q2 今回のエリア認定で新たな規制が加わったのですか?
A2 はい、そうです。図の青い部分は全て国指定鳥獣保護区の特別区域となりました。

Q3 規制は縄を使った猟以外は禁止という法でしたか?
A3 全くできないというわけではなくて、届出さえ行えば有害鳥獣に対する対策は可能です。

Q4 今回の認定でエリアが1000ヘクタールを超えましたが、世界的に最大規模にはなっていないのですか?
A4 世界中を見ると1000ヘクタールのエリアは普通にあるような気はします。

Q5 これに関する記事は、いつ書いても良いのですか?
A5 構いません。まさかCOP13の会議に行って「ダメです」ということにはならないと思います。事実的にはOKになっていると思います。

Q6 根拠は何かあるのですか?
A6 昨年、鳥獣保護法の網がかかり、日本から推薦するという申請書がラムサール条約事務局に提出され、事務局側からは、拡張認定証の準備が整っているということを聞いております。

Q7 環境省が事務局に推薦したということですね。
A7 はい、そうです。

Q8 ラムサール条約事務局はどこにあるのですか?
A8 スイスです。

(4)「豊岡市アーティスト・クリエーター移住等促進戦略」を策定

Q1 平田オリザさんが移転してくる時期と人数は分かりますか?
A1 時期は、小劇場の完成時期にもよりますが、今の見込みでは2020年です。平田さん自身は、早ければ来年2019年の3月に。そして、来年度2019年度に国の交付金を受けて、今の商工会館を小劇場に改修されます。そして、その改修が終われば劇団として移ってこられます。
どのぐらいの劇団員が移り住んでくるかはもう少し具体的になってみないと分かりませんが、平田さんからは、劇団員20数人とその家族が移り住むとお聞きをしています。比較的若い劇団員に移住の希望が多いというふうにも聞いています。すでに1家族4人が日高町に移り住んでおられます。

Q2 その家族は先遣隊になるのですか?
A2 先遣隊というよりも、一刻も早く東京を離れたかったのではないかと思います。

Q3 一世帯4人ですか?
A3 はい、そうです。奥さんが劇団員で、夫がシステムエンジニアです。夫は既に豊岡で就職をしておられます。

Q4 劇団以外のアーティストとかクリエイターに対するアプローチ方法は考えておられますか?
A4 まず芸術大学や美術大学を回りたいと思っています。芸大、美大の学生たちに対して、こういった取組みを進めているといったことなどをアピールしたいと思います。また、文化芸術や教育による先端的な取組みをしている自治体と連合を作っており、これらの自治体と一緒になって、それぞれまちの特色的な取組みをアピールしていくというような取組みも始めています。

Q5 本人がアーティストであることの審査などは行うのですか?
A5 特に、ありません。おおらかに受け入れます。外から移り住んできていただければそれだけでもいいです。

Q6 「従業員等移住促進補助金」は条例が必要ではないですか?
A6 条例を改正する必要があります。来年3月に議会に提出できればと思っています。現在、どういう課題があるのかということを検討しています。会社や工場で働く人であろうと、劇団員であろうと、地方創生という観点から見たら同じですので、同じ扱いをすることなどについて議論しています。

Q7 この制度はもちろん雇用主に補助金を交付するのですね。
A7 はい、そうです。

Q8 ちなみに先程の世帯にはさかのぼって交付するのですか?
A8 それは、今後の制度設計次第だと思います。まだ制度がないため条例を改正する中で、どこまでさかのぼるかを検討することになると思います。ただ、平田さんの劇団自体が実際に移ってくるのは、おそらく再来年度ですから、直感的に、そこまでさかのぼるのは難しいかなとは思います。

Q9 現在、どれぐらい補助しているのですか?
A9 現在、企業に対しては年間30万円です。

Q10 アーティストの移住促進を行っている先進地事例はありますか?
A10 尾道市、横浜市、新潟市あるいは相模原市、南砺市、小豆島町、それから別府市があります。これらの地域は、相当長い間、努力をしてアーティスト、クリエイターの移住促進を行ってきています。これらの市町は、お手本になります。ただ、単に経済、投資、雇用などといった経済だけではなく、アーティストやクリエイター、要するにその文化資本がまちの盛衰に大きく影響しているというのが豊岡市の基本的な認識で、豊岡市もその道を目指していくということです。特に非常にインパクトの大きい平田さんや平田さんの劇団の移住移転がありますので、これにさらに輪をかけていこうという考え方です。

Q11 専門職大学卒業後も住んでほしいなどありますか?
A11 それはあります。
「豊岡が創造活動をしやすいまち」だということになれば、卒業後、活動を豊岡でという人は出てくると思います。また、専門職大学の講師たちの中にも相当、アーティストやクリエイターというような方々も入ってくると思いますので、その方々が移住をしたり、あるいは一年のかなりの部分を豊岡に来たりということになると、そのこともあいまってアーティスト、クリエイターの移住に拍車がかかるのではというふうに期待しています。

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