市長定例記者会見(平成30年8月1日)

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ページ番号1005777  更新日 平成30年8月17日

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日時

平成30年8月1日(水曜日) 午後1時15分~1時59分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. バス路線等公共交通再編調査
    ~近畿大学と連携した実態把握~
  2. 「市民総参加訓練」「津波避難訓練」を実施
    ~市民の防災意識と高揚を図る~
  3. 平成30年第2四半期の外国人延べ宿泊者数の状況(速報値)
  4. 新たな「豊岡市地域おこし協力隊員」決定
    ~地域に根ざし、住民とともに活動~
  5. 世界最大野鳥観察会「バードフェア2018」に出展
    ~コウノトリ野生復帰の取組みを世界に発信~

質疑応答〔発言要旨〕

(1) バス路線等公共交通再編調査

Q1 調査対象を竹野地域と日高地域にした理由は何ですか?
A1 竹野海岸線の市営バス「イナカー」の運営は厳しい状況にあります。一方、竹野浜には、多くの観光客が来られていれます。バス運営が厳しくて、将来的にもさらに厳しくなるような路線、そして、日常生活の利用だけではなく、観光客も取り込むことができる可能性がある路線について選定しました。日高地域の神鍋線についても同様です。
市内には、豊岡市の名義で住民が運営する乗り合いタクシー「チクタク」というものが走っています。このチクタクの利用は、地域の運行を調整している人に電話を入れるものです。以前、この調整をしている人が入院してしまわれたことがあり、それでも責任感から病院のベッドの上で調整されていたということがありました。この調整を個人に負わせることはやはり重いのではないかということで、AIを利用して、AIと遊休資産とを結び付けるというような取組みを検討することも考えています。

Q2 AIを活用することを前提とした調査ということですか?
A2 はい、そうです。AIを使わない限りはこの複雑な方程式は解けないだろうと思います。オンデマンドで動かすということが必要なため、需要が入ったときに、どこにどういう資産があり、可能なものがどこにあるのかを瞬時に結び付けてく必要があります。その辺の作業は人間よりAIの方がはるかにいいと思います。

Q3 このような取組みを行っているところはありますか?
A3 本市のような事例は今のところ聞いていません。

(3) 平成30年第2四半期の外国人延べ宿泊者数の状況(速報値)

Q1 第2四半期の延べ宿泊者数、伸び率とも過去最高なのですか?
A1 宿泊者数は過去最高です。調査を始めてからずっと右肩上がりです。伸び率については過去最高ではないです。

Q2 地域ごとの具体的な宿泊地を教えてください。
A2 ほぼほぼ、城崎地域は城崎温泉、竹野地域は竹野海岸、日高地域は神鍋高原です。但東地域は宿泊施設が数件しかないため全てです。豊岡地域は市街地と日和山海岸です。出石地域は調査のご協力をいただけていません。

Q3 台湾からの宿泊が多いのはなぜですか?
A3 豊岡観光イノベーションと神鍋の観光業者が、台湾のツアー会社に対して積極的な営業を行っているからです。

Q4 今年は、近隣の町でも台湾から団体が来ていると聞いています。豊岡市では、今後何団体がいつからいつまで来るなどの詳細は分かりますか?
A4 そこまで詳しい数字は押さえていません。台湾のリードタイムは、そんな長くないと思います。半年後の予約をするというようなことではなく、もっと短い範囲と思われるため、なかなか何団体がいつ来るなどはつかみにくいのではないかと思います。

(5) 世界最大野鳥観察会「バードフェア2018」に出展

Q1 出展に対し市長としてどういう意義を感じていますか?
A1 これまでの経験で、豊岡の取組みを知られた方は、ほとんど一様に「こんなことが実現をしたのか」と驚かれます。この「こんなこと」には二つの意味があります。一つは、もちろん絶滅した動物を再び空に返したことで、もう一つは、コウノトリ育むお米のことです。コウノトリ育むお米のこととは、これまで環境と経済は相いれないと、現場では常識的に思われてきたことが、本市では、環境保全をしながらコウノトリ育むお米が高く売られていて経済につながり、非常に高い評価を受けているということです。
しかし、このことは、ほとんど知られていないというのが今の状況です。そのため、かねがね効果的な場所で発信したいと考えて探してきたわけですが、今回たまたま世界中の鳥が好きな方々が集まるという最高の場所を提供していただきましたので、豊岡の取組みをアピールしたいと思っています。さらに豊岡に対する誘客につながればというふうにも思っています。
実際、今まで、私や市の職員が依頼されて、講演などを行った国は結構たくさんあります。フランス、ドイツ、それから韓国、中国、台湾、メキシコ、インドネシア、ブルネイ、イスラエル。つい最近では、また中国に招かれて、若い職員が南京大学に行きました。もうすぐまた韓国にも職員が行きますし、10月には私も韓国に招かれていきます。このように、豊岡の取組みに驚かれ、個別に依頼や招待をしていただきますが、一気に知っていただくというようなことがなかなかできてないということです。

Q2 多くの人に知ってもらうチャンスではありますね。
A2 はい、そうです。
このようなバードフェアに集まってくる鳥好きの方々というのは、それなりに発信力を持った方々だろうと思います。その発信力を持った方々に対して、豊岡の取組みをPRすることにより、その人たちがさらに広げてくれるのではないかという期待をしています。

Q3 コウノトリ郷公園の専門家は同行しないのですか?
A3 「コウノトリ」の専門家としては良いですが、「コウノトリの野生復帰」に関しての専門家は、むしろ市役所にいると思います。野生復帰の初期のころに現場で活動してきたコウノトリ郷公園の研究者は亡くなったり、あるいは転勤をされたりしています。
世界が驚いているのは、「コウノトリ」自体のことではなく、絶滅した動物を人間が増やし、その上で復活させたという実践に驚いているわけです。しかも環境まで元に戻しています。この件に関しては、むしろその実践を知る人が行くのがたぶんベストだと思います。

Q4 また、戻られたら報告よろしくお願いします。
A4 はい、そうですね。

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