市長定例記者会見(平成31年2月1日)

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ページ番号1007022  更新日 平成31年2月14日

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日時

平成31年2月1日(金曜日) 午後1時15分~2時12分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. 「豊岡市ワークイノベーション戦略」の策定
    ~女性も働きやすく働きがいを感じる事業所を増やす~
  2. 「豊岡市役所キャリアデザインアクションプラン」の策定
    豊岡市ワークイノベーション戦略 豊岡市役所版
  3. 「子育て広場」案内冊子を作成
    ~小さな子どもたち!よちよちできたらあそびにおいで~
  4. 平成30年外国人延べ宿泊者数の状況(速報値)
  5. 移住定住促進プロモーション「ミュージシャン・イン・レジデンス 豊岡」bonobosミュージックビデオ撮影
    ~音楽で繋がる、豊岡の魅力と未来~

質疑応答〔発言要旨〕

(1) 「豊岡市ワークイノベーション戦略」の策定

Q1 KPI(重要業績評価指標)の目標値はどのように設定したのですか?
A1 市内の企業情報を掲載した就活応援ブックを毎年作っています。この冊子には大体80社、90社ぐらいの応募があり、この応募のあった数などを基に設定しました。大体10年後に50社ぐらいが目標達成できればという考えです。

Q2 達成具合の調査はどうするのですか?
A2 表彰制度を作る予定です。女性従業員の3分の2以上が「働きやすくて働きがいがある」という評価をしているなどの事業所を調べます。

Q3 市独自の制度を作るということですか?
A3 はい、そうです。

Q4 いつ作るのですか?
A4 2019(平成31)年度中に策定する予定です。

Q5 ワークショップも来年度に行うのですか?
A5 本年度、先行して民間主導のワークイノベーション推進会議を設置しました。この中でワークショップを行っていますが、新年度からは戦略に基づいて進めます。

Q6 推進会議はいつ設立したのですか?
A6 昨年の10月22日です。

Q7 何社の事業所が参加しているのですか?
A7 民間が15社で、豊岡市役所を含めると16社です。

Q8 戦略中の「女性の若者回復率低下の要因(仮設)」を裏付ける調査結果などはありますか?
A8 ドンピシャなものはないです。もともとこれは、豊岡市の地方創生戦略の文脈の中に出てきていた考えです。地方創生戦略というものは毎年事業を組み替えながら修正していますが、私たちは当初男女平均の約40パーセントの若者回復のみを見て、これを増やそうとして、しかも過去5年間と比較すると増えてきていたため、もっと頑張ろうとしていました。
 男女の別の数字に意識を持つようになったのは、一年ちょっと前です。豊岡の地方創生戦略の組み立て方は「豊岡に暮らすことの価値が伝わっていない、選ばれていない」という理解に立っています。豊岡に暮らす価値というのがあり、それが相対的に、都会、例えば東京に暮らす価値より下がるので、その価値を上げようという戦略です。
 その中で、若い男性と若い女性にとっての価値を「高い・低い」で見ると、どう考えても若い女性の回復率の方が低いわけですから、豊岡は女性に選ばれていません。男性も女性も全体として低いですが、その男性よりもさらに女性の方が低い理由を考えた場合、ジェンダーギャップというものが、さらに低くする要因に加わっているのではないかということです。
 さらに、調べてみると大都市の大企業では相当ジェンダーギャップの解消に関する取組みは進んできています。この10年ぐらいに急激に進んでいます。それは多様性戦略や労働力不足というようなこともあり相当進んできています。あるいは、ある企業ではむしろ一度家庭に入って子どもを育てた経験を持っている人の方が、乳幼児用の商品販売、開発上も良いみたいなことがあります。
 さらにグローバル化が進む中で、相対的に日本自体がまず遅れ、その日本の中でも地方が遅れ、豊岡が遅れているという構造があるというふうに狙いを定めています。そこで、実際豊岡のジェンダーギャップはどうなのかということを、実際に働いている女性たちや経営者の方にインタビューすると確かにそれを裏付けるかのような実態が浮かび上がってきました。
 そのため、これを放置すると今後とも女性の若者回復率が低下して、企業も損し、まちの存続も危うくなり、そもそも正義に反するということです。

Q9 このような取組みを行っている自治体はありますか?
A9 はい、あります。豊岡市は北九州市の取組みを相当勉強させていただきました。また、企業のジェンダーギャップに取り組んでいる企業の表彰制度は板橋区が相当進んでいますので、新年度よく勉強することにしています。

(4) 平成30年外国人延べ宿泊者数の状況(速報値)

Q1 伸びが鈍化していますが、目標の10万人は何年の達成でしたか?
A1 2020年です。

Q2 目標は達成できそうですか?
A2 日本全体のインバウンドが急速に伸びており、4千万人も夢ではない状況にあります。そういう流れの中でやっていけば実現可能だと考えています。
 今回伸び率が落ちた大きな理由としては、東アジアを取りこぼしたこと、もう一つはやはり7月豪雨と関西国際空港の閉鎖が直撃していることがあります。また昨年の1月辺りは、城崎の露出がものすごく増え、12月から1月にかけて豊岡を扱ったテレビ番組が22本ありました。日本人の宿泊者が多くなり、その結果外国の方が入れなかったという状況があります。
 昨年は、このようなことなどが影響していると思いますので、目標数値は引き続き維持することにしています。

Q3 2018年の目標値は?
A3 6万2千です。目標を達成できなかったのは2018年が初めてです。 

Q4 目標値はいつ決定しましたか?
A4 2013年に策定しました。目標の設定は2014年からです。

Q5 城崎地域が減少に転じたのは初めてですか?
A5 2011年の東日本大震災の時に落ちましたが、それ以降はずっと継続的に伸びていました。

(6) 「ミュージシャン・イン・レジデンス 豊岡」bonobosミュージックビデオ撮影

Q1 bonobosとダンサーの平井優子さんの写真を提供してください。
A1 分かりました。

Q2 例えば撮影風景のような写真は撮っても良いですか?
A2 事務所側と調整させていただきます。

Q3 制作費はいくらですか?
A3 移住促進プロモーション全体事業費は972万円です。高校の卒業生に向けたポスターの制作費と今回のミュージシャン・イン・レジデンスとを合わせた金額です。

Q4 今年もポスターを作るのですか?
A4 はい、作ります。

Q5 それはいつですか?
A5 市内の高校で一番早い卒業式がある2月16日に合わせて、貼り出す予定です。卒業式の朝を予定しています。

Q6 毎年なぜこの時期に貼り出すのですか?もう通学しないと思うのですが?
A6 このポスターは「豊岡を巣立つ人々へ」というメッセージです。広い世界を見ておいで、豊岡はみんなが帰ってきたくなるようなまちを作っているから「いつか帰ってこいよ。飛んでいけ」というメッセージです。そのため、まさに卒業式の時がふさわしいのではないかということです。

Q7 今後このポスターの効果を検証する予定はありますか?
A7 効果というのは、ポスターを見たか見ないかということではないと思います。それは、豊岡を巣立っていく人たちの心の中にいろいろなものが刺さったり、刺さらなかったりしていることだと思います。親子で話し合うこと、あるいは昨年の豊岡を巣立つ高校生のための「サプライズ卒業式」、さらには私自身も毎年、中学校と高校を一巡し「ふるさと教育」を行っており、そういうものの総合として豊岡に対する思いというのが決まってくると思います。ポスター単独での効果を測ることはおそらく不可能だと思います。
 ただ、昨年のサプライズ卒業式の映像は、現在視聴回数が40万回を超え今も増え続けています。普通、このようなプロモーション映像は、最初に視聴回数が上がり、その後は落ち着くことが多いため、これは、おそらく関係者のハートに染み込んでいると思います。

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